
文化放送で放送中の『志の輔ラジオ 落語DEデート』。パーソナリティは立川志の輔さんです。
8月2日の放送は、NGT48・荻野由佳さんをゲストに迎えて番組をお届けしました。
NGT48・荻野由佳、バイトAKB時代の苦労を語る
番組は、荻野さんがアイドルになるまでの話で盛り上がります。
志の輔さんは荻野さんに、アイドルを志したきっかけを質問。荻野さんは「小学6年生のころにAKB48が好きになった」と答え、高校2年生までAKB48のオーディションを受け続けていたことを明かします。
荻野 何年も受けてました。オーディション通るのが難しくて。ずっと落選続きで。
志の輔 ずっとって、何年間?
荻野 最初に受けたのが中学校1年生だったんですけど、約4年半、5年くらいAKB48のオーディションを受けていました。
志の輔 それだけ受けてると、会場で「今年も来たの?」ってなるんじゃない?
荻野 あったと思います。スタッフさんと顔見知りみたいになっちゃったので(笑)
続けて話題は「バイトAKB」へ。荻野さんはNGT48加入前の高校1年生時、バイトAKBに参加していたのだとか。
バイトAKBは「AKB48メンバーがテレビのリハーサルなどに参加できないとき代理で参加し、カメラワークなどを後から来た正規メンバーに教えたりすること」と、荻野さんが説明します。
荻野 だから私、アルバイトはAKBのアルバイトしかやったことないんですよ。
志の輔 じゃあ「いらっしゃいませ!」とか言ったことないんだ?
荻野 ないんですよ。でも、ちゃんと時給1,000円は発生してました(笑)
バイトAKBは契約期間が約1年間だったそうです。荻野さんは「(契約満了後に)AKBになれることを期待していた」そうですが――
荻野 バイトAKBが終わったら本当にスポーンと、正社員(※正メンバー)にあがるということもなく終わったので(笑)
志の輔 (笑)
荻野 どこかで期待はあったんですよ、「正社員になれるかな?」って。でも本当にスポーンと終わったので。これからどうしようかなって思っていたときに、ドラフト会議(※)があったので、「やってみるか!」ってなったんです。
※オーディションイベント。AKB48グループの全チーム・グループが、候補者から必要な人材を指名する。荻野さんはNGT48から指名を受けた。

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立川志の輔、落語とアイドルは「両極端な表現世界」
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志の輔 (落語は)あなたたちとまったく逆の世界なのでね。歌って踊って躍動感たっぷりなステージと。
荻野 はい。
志の輔 座布団にじーっと座ったまま、首だけ、ほぼ首だけを動かして噺をするっていう。
荻野 すごいですよね! 首で表現するって、なかなか難しいですよね。
志の輔 まぁ首で表現するわけじゃないけど(笑)。首で表現するわけじゃなくて、首を左右に振って2人の人間を表現してるんで(笑)
荻野 そうか(笑)。右向いたら1人目、左向いたら2人目みたいな感じですか?
志の輔 そうそう(笑)
荻野 すごい!
志の輔 本当に両極端の表現世界ですよ。
荻野さんは落語家について「実際に聴いて、声だけでストーリーとかを面白く伝えるって、やっぱりすごいなって思いました!」と話しました。
●荻野由佳(おぎの ゆか)プロフィール
新潟県を拠点に活動するアイドルグループ・NGT48のメンバー。埼玉県出身、愛称は「おぎゆか」。2015年開催の「第2回AKB48グループ ドラフト会議」にて、同年に誕生したNGT48から2巡目指名されグループに加入。2ndシングル『世界はどこまで青空なのか?』で、初めて表題曲のセンターに選ばれる。2017年開催の「AKB48 49thシングル総選挙」、2018年の「AKB48 53thシングル世界選抜総選挙」では、選挙期間の中間で発表される速報結果で1位を獲得している(最順位は、49thシングル総選挙は5位、53thシングル世界選抜総選挙は4位)。