浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2025年6月23日 グリーンカーテン花をつけ

6月22日(日)の東京も暑かった。
日中の最高気温は、都心で33.1度となり、八王子市では36.6度の猛暑日を記録した。
埼玉県鳩山町は37.3度まで上がったという。
午前中から洗濯や蒲団干しは捗ったが、外で作業をする人達は、熱中症に細心の注意を払いながらの活動となったはずである。
小生も、昼過ぎにベランダで段ボールを片付け始めたところ、3分も経たないうちに汗がポタポタと落ちてきた。キリの良いところで汗を拭き、水分補給を行った。
高い気温と湿度に加え、無風状態や強い直射日光が原因で起こる熱中症。
汗をかき過ぎて、水分や塩分などが不足すると、体温調節がうまくできなくなり、体に熱がこもって熱中症になってしまう。

ところで1年間の熱中症の死者数は、どの位かご存知だろうか。

2024年の年間の熱中症死者数が過去最多になる見通しであることがわかった。
厚生労働省が公表している6~9月の死者数(概数)で計2033人に上り、これまで最多だった10年の1731人を上回る。
決して侮ってはいけないのである。
適切にエアコンを使用する、水分や塩分を補給する、屋外の作業ではこまめに休憩をとる、などが指摘されている。

熱中症は、できるだけ予防したいものだが、万が一、症状が疑われる場合は、応急処置が必要だ。
まずは、涼しい場所へ移動しする。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やす。
衣服を緩めて、体から熱を逃がす。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができる。
水分と塩分を補給する。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできる。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補える。
ただし、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物。
すぐに病院へ運ぶこと、等である。

今後、太平洋高気圧は、1、2週間くらいの周期で強まったり弱まったりするそうだ。
今年は例年より一ヶ月位太平洋高気圧が早く強まり、各地に猛暑をもたらしているが、ここにきて高気圧の勢いにかげりが見えているという。
23日からは梅雨前線が再び日本付近に停滞するようになるので、東日本や西日本では梅雨空が戻ってくる見込みだ。
今回の暑さは、いったん、今週には収まるところが多いとみられる。
しかし、これからが夏本番。各人が過信せず、熱中症対策を忘れないようにしたいものだ。

近所の家のグリーンカーテンが花を付けた。


グリーンカーテン花をつけ
グリーンカーテン花をつけ

もうこんなに!
もうこんなに!

目で涼をとる
目で涼をとる

白く甘い香
白く甘い香

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