浜美枝のいつかあなたと

毎週日曜日
 9時30分~10時00分
Mr Naomasa Terashima Today Picture Diary

寺島尚正 今日の絵日記

2026年1月5日  初雪2026

2026年1月2日、都内は今年初めて雪が舞い降りた。
ほぼ平年並みの観測である。

東京の初雪観測は、2020年2月から方法が大きく変わった。
それまでは、観測員が肉眼で雪の降るのを確認し、降り始めた瞬間を記録していた。
つまり「明らかに雪の粒子が舞うのを視認」し「みぞれ」(雨に雪混じり)は除外、純粋な雪のみとしていたそうである。
一方現在は、感雨計+雨雪判別装置で自動記録し、人の目ではなく機械判断となっている。
気温・湿度・降水パターンを「雨雪判別表」で即判定する。
現在は「みぞれ」を初雪とみなすのだ。
機械化で統計の一貫性は上がったが、感動的な雪景色とは少し違う判定も出てくるのである。
時代はどんどん機械に判断を委ねているのだ。

ところで、今年の十二支は「午(うま)年」。
午は、十二支のなかでは7番目に数えられ、時刻でいえば午前11時から午後1時までの2時間を指し、方角では南にあたる。
十二支のなかでも、午は成長や成功・繁栄のシンボルとして縁起がよいものとされている。
馬のように軽やかに、自由に駆け抜ける年として、古来より期待を集めてきた。
日本では馬が農耕や武者の象徴で、「速く」「遠く」「優雅に」進むイメージが強い。
江戸時代から続く十二支占いでは、午年は「行動力が高まり、チャンスを掴む年」とされ、転職や旅行、恋愛で積極的に動くと吉とされる。

ここで過去の午年に、どんな出来事があったのかを振り返ってみたい。

36年前の1990年は、前年末に当時の最高値をつけた株価が下落基調となり、バブル経済が変調を来たし始めた。
世界に目を向けると、イラクによるクウェート侵攻、東西ドイツの統一などがあった。
24年前の2002年は、欧州単一通貨ユーロの流通開始、日本と韓国の共催によるFIFAワールドカップ、小泉首相の北朝鮮訪問と日本人拉致被害者の帰国などがあった。
12年前の2014年は、男子テニスの錦織圭選手の全米オープン準優勝、広島土砂災害や御嶽山の噴火、海外では、ロシアによるクリミア編入、西アフリカ諸国でのエボラ出血熱の流行などがあった。

さて午年の中でも特別なのが、今年の「丙午(ひのえうま)」。
六十干支の43番目で、火の陽気(丙)と馬のエネルギーが融合した、熱く情熱的な年回りである。
丙は太陽のような明るい火の性質を持ち、馬の疾走と相まって「燃え上がるような活躍」を予感させる。
丙午には「激しさ」が伴うといわれている。
火はコントロールを誤ると大火事になりかねないように、今年は北朝鮮の弾道ミサイル発射(1月4日すでに2発)やベネズエラのマドゥロ拘束劇のような国際的火種が散見される。

2026年はどんな年になるのだろうか。

人の幸・不幸を予測することはできない。
また、一見不幸に見える出来事が後に幸運に繋がったり、逆に幸運の前兆と思われたのに予想外の試練に見舞われることもある。
不幸と思える出来事も長期的には幸運につながると信じて、目の前の出来事に一喜一憂することなく、健康に留意しつつ、充実した1年にしていきたい。

初雪2026
初雪2026

早くも春の気配
早くも春の気配

初場所近し
初場所近し

  • twitter
  • facebook
  • radiko
  • twitter
  • facebook
  • pagetop
Copyright © Nippon Cultural Broadcasting Inc.All right reserved.