インターネットで今すぐ聴くradiko.jp
2019.11.21

人生100年時代の健康術は歩き方で変わる!? 爪の切り方でも変化!『浜松町Innovation Culture Cafe』

人生100年時代とは?

人生100年時代とはロンドンのビジネススクールのリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが提唱する『LIFE SHIFT100年時代の人生戦略』から生まれた言葉です。


日本は高齢化先進国として有名ですが、これからは世界全体で急速に長寿化が進んでいくと考えられています。そのため、先進国で2007年に生まれた子どもは2人に1人が100歳を超えて生きると予想されており、今までとは異なる人生設計が必要と言われています。


日本においても厚生労働省が、人生100年時代を見据えた経済社会システムを作り上げるために「人生100年時代構想会議」を開催しています。



平均寿命と健康寿命との違い

そもそも「人生100年時代」とは平均寿命の延伸を指していますが、みなさんは健康寿命という言葉を知っていますでしょうか?


平均寿命・・・・0歳時における平均の余命

健康寿命・・・・健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間


また、厚生労働省が2016年に平均寿命と健康寿命を発表しましたが、


平均寿命 男性:80.98歳 女性:87.14歳

健康寿命 男性:72.14歳 女性:74.79歳


という結果となっています。


現在は平均寿命の延伸に伴い健康寿命も伸びていますが、大事なのは健康寿命の延伸です。

健康寿命よりも平均寿命が延伸した場合、医療費が財政を圧迫してしまいます。そのため、健康寿命をいかに伸ばすかが課題となります。



老年医学と足病医

浜松町Innovation Culture Cafe

文化放送では2019年11日5日の『浜松町Innovation Culture Cafe』にて、「人生100年時代の健康を考える」というテーマで議論しました。ゲストは、アジアで唯一の足総合病院「下北沢医院」の久道勝也理事長。足や歩行の専門家「足病医」独自の目線で健康寿命について語っていただきました。


記事リンク

【こちらもおすすめ】
『万葉集』は現代のインスタグラム!? AI時代の文学とは?『浜松町Innovation Culture Cafe』


久道 先進国においての死に方にはパターンがあるというのが、老年医学の常識です。(年をとると人は)"3つの階段"を下っていくのですが、最初の階段は「歩けなくなること」です。2段目は「排泄できなくなること」、3段目は「食べられなくなること」。

入山 いわゆる「健康寿命」ですね。日本は(平均)寿命は長いけど、健康寿命はそんなに長くないと言われています。健康で歩き回って元気に食べられる期間は、実は意外と短いと。

久石 その通りです。先進国のなかでも、平均寿命と健康寿命の差が大きい国は日本だと、世界でも指摘されています。そして"3つの階段"というのは、家の階段のように段の高さが同じではありません。トイレの階段はすごく高く、食べられなくなる階段はさらに高い。逆に、上ることはとても難しくなるんです。なので、最初の1段さえ下りずに歩く機能さえ保たれれば、健康寿命は延びていくんです。

入山 なるほど、歩くって本当に重要なんですね。


そして話題は「靴底のすり減り方で歩く姿勢がわかる」という話に。久道さんはこれを確かめる方法として「靴を両方脱いで、左右のバランスが違っていないかをチェックするのがいちばん簡単」と話します。


久道 (すり減り方に)左右差があまりない。そして、かかとの外側が減っていれば良し、です。

入山 外側がすれているのは、健康的に歩けていると。

久道 そうです。


すり減り方のバランスが悪い人を治す方法は「ケース・バイ・ケース」と久道さん。人によって原因が違うからで、それを診るのが"足病医"だそうです。



爪の切り方で健康に!

浜松町Innovation Culture Cafe

久石さんによると「足の一般的な耐用年数は50年から60年」。入山さんから「健康になるため、歩くときに気をつけることは?」とアドバイスを求められた久道さんは――


久道 フルマラソンを走れる70代と、外に出る習慣のない60代とでは条件が違うので、ひとつの数値をあげるのはなかなか無理があります。(中略)やっぱりテイラーメイド(オーダーメイド)です。運動にしても医療にしても予防にしても、テイラーメイドであるべきだと思います。自分にとって何がベストなのか考える必要があるし、そのための一定の役割を専門家が果たせるんじゃないかなと思います。


と答えました。そして、爪の切り方やタコの処理のし方など、「セルフケアでも歩行は改善する」そう。


入山 え、爪の切り方でひとつで違うんですか?

久道 まったく違いますね。

入山 考えたこともなかった! (爪を)どう切ればいいんですか?

久道 爪のいちばん端っこを深く切ると、爪が肉に食い込むことがあるので、それより前に出しておく。それに合わせると先端が伸びすぎるので、バチンと水平に切り落として。

入山 爪の脇はちょっと長めにして、先端は少し短めになる形が、歩行にいい爪の切り方だと。



番組概要

■タイトル

『みらいブンカvillage 浜松町Innovation Culture Cafe』

■放送日時

毎週火曜 午後7時00分~9時00分

■出演者

入山章栄

砂山圭大郎アナウンサー

田ケ原恵美

■メールアドレス

innovation@joqr.net

■番組サイト

http://www.joqr.co.jp/mbv/

■Podcast

http://www.joqr.co.jp/hamacafe_pod/


『みらいブンカvillage 浜松町Innovation Culture Cafe』は、様々なジャンルのクリエ―ターや専門家、起業家たちが社会課題や未来予想図などをテーマにアイディア、オピニオンをぶつけ合い、より良い未来の姿とそれを実現するイノベーションのヒントを探ります。

最新記事

  • 超A&G
  • きゅうぷらざ
  • BOATRACERADIO