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2019.11.06

ますだおかだ岡田圭右インタビュー「モーニング生ワォ! のお時間です」『なな→きゅう』

なな→きゅう

平日朝7時からの生ワイド『なな→きゅう』は、日替わりで登場する個性あふれるパートナーも大きな魅力。今回は同番組の木曜パートナーとして大好評出演中の、ますだおかだ岡田圭右さんにお話をうかがいました。

※こちらは文化放送の月刊フリーマガジン「フクミミ」2019年11月号に掲載されたインタビューです。


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「うるさい芸風」と「眠気」でちょうどいい塩梅に

――『なな→きゅう』がスタートしてから半年が経ちましたが、感触はいかがですか。


岡田  朝のラジオ番組といえば、例えば関西だと浜村淳さんとか道上洋三さんとか、博識で落ち着いた方が喋っているイメージがあるんです。FMもさわやかな雰囲気の番組が多いですよね。そこへ私のような芸人がですね、しかもギャアギャアとうるさい芸風の男が、果たして朝の番組にフィットするのかという不安はありました。ただ、実際に番組が始まってみると、オンエア開始の7時の時点では実はまだ30%ぐらい眠気が残っている状態でして。その眠気がうるさい芸風を中和してくれて、結果的にはちょうどいい塩梅になってるんじゃないでしょうか(笑)


――この半年間では通常の放送以外にも、公開生放送や高校生との学校訪問トーク(東京都立芝商業高校)なども実現しました。


岡田  最近は若い子たちと喋る機会がめっきり少なくなったので、芝商業高校でのトークは新鮮で楽しかったし、また機会があれば継続的にやっていきたいですね。

そういう一般の方との交流という部分では、大先輩である笑福亭鶴瓶師匠もラジオの達人なわけですけど、関西のラジオで「すわるラジオ」という企画があったんです。鶴瓶師匠をはじめとした出演者が街角に座って、そこを通りかかった人とフランクに喋るだけなんですけど、それが無茶苦茶おもしろい。『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)もそうですけど、鶴瓶師匠の仕事のスタンスを見てたら、「その人と同じ目線で喋る」ことが大事なんだなと感じますし、そこから生まれる化学反応もおもしろいですよね。

特にラジオはそういうスタイルを可能にするメディアだと思います。最近ではSNSとかでもメッセージをやりとりできますけど、それとはまた違った形で、実際の「声と声」を交わすコミュニケーションツールになれるのがラジオの強みなんじゃないかと思いますね。



ラジオで発揮するストロングポイント

なな→きゅう

――最近ではラジオの中でも芸人さんにいろいろな役割が求められるようになってきました。『なな→きゅう』でのご自身の役割については、どのように考えてらっしゃいますか。


岡田  「声と声」を交わすという意味では、基本的には上田まりえというメインパーソナリティがいて、その相手として私がいるという形ですから、やっぱり二人の間でどういう会話が生まれるのかということが肝だと思っています。自分のストロングポイントは何なのかと考えたら、自分発信の一人喋りというよりは、やっぱり「人と絡む」という部分なのかなと。だから、さっきの鶴瓶師匠の話もそうですけど、普通の素人さんと絡んでその人をいかに輝かせられるか。僕もそういうことができるようになるのが理想ですね。


――上田さんも「ラジオの岡田さんは一味違う」とおっしゃってました。


岡田  テレビのときはいろんなポジションがありますからね。ゲストで出る番組では、パネラーだったり、ひな壇の中の一人だったり。あと僕が司会を務めているクイズ番組だったら、司会という立ち位置でいろんな方たちの舵を取る場面も出てきます。

ラジオだと、僕が好きなのは「くだらんなあ」という瞬間。「そんなくだらんこと、ようやるな...」というのが自分にとっては心地いい言葉なんです。その「くだらんこと」を自由に喋らせてくれるのがラジオという場所だと思っているので。


――『なな→きゅう』では、岡田さんが子供の頃に熱中したというインベーダーゲームの話が大好きです。ゲームの効果音の再現を延々とやるくだりとか。


岡田  そうそう。「(インベーダーの移動音とビーム砲の発射音)ブッ...ブッ...ブッ......キシュンキシュン! ブッブッブッ......キシュンキシュン!」っていうね。こんなん、朝の情報番組に要らんでしょ(笑)。このくだらんノリはね、どう考えても深夜ラジオなんですよね。それを朝のラジオでやらせていただいてるわけで、それは申し訳ない限りなんですけど。でも、こういう部分で、ラジオはいいなあと思いながら喋らせてもらってますね。



「くだらんこと」が人生に影響を与えるとき

なな→きゅう

――岡田さんにとってラジオリスナーのみなさんは、どんな存在なのでしょうか。


岡田  いやあ、うれしいですよ。本当に。例えば、音楽だったら自然に耳から入ってきて好きになる場合がありますけど、ラジオで喋る内容というのは自分から意識的に聴かなければなかなか頭に入ってこないわけですから。そこで好きになって聴いてくださるというのは、ありがたいですよね。しかも、公開放送があればわざわざ足を運んでくださる方もいる。かなりのハードルを越えてくれているわけで、本当にうれしい限りです。

我々もこの業界に入って30年近くになりますけど、「昔、ますだおかださんのラジオを聴いてたんです」というスタッフさんもいますし。CBCテレビの石井亮次アナも学生時代に我々のラジオを聴いていて、電話コーナーに出てくれたこともあるんです。そんな影響もあってアナウンサーの道に進んだということを石井アナ本人が伝えてくれました。ちなみに、その電話コーナーというのが「誰がいちばん手屁(手に口をつけてオナラの音を出す)がうまいか選手権」だったりしたわけですけど(笑)。そんな「くだらんこと」が誰かの人生に影響を与えることもあるんだなと。

今の時代は「くだらんこと」とか「どうでもいい話」って、無駄なものとして省かれがちじゃないですか。つまり魚で例えると「身」以外の部分というか、......いや、これはちょっと例えとしてピンとこないですね(笑)。まあ、「なんやこいつ、くだらんなあ」と、聴いてる人が呆れながら笑ってくれるというか。ラジオではそういう無駄な部分をね、わたくし岡田としては楽しんでいきたいなと。あ、これはきれいにまとまったんじゃないですか。じゃあ、ここで終わりにしときましょうか(笑)


●岡田圭右(おかだけいすけ)

なな→きゅう

1968年生まれ、大阪府出身。1993年、増田英彦と漫才コンビ「ますだおかだ」を結成。2002年、ますだおかだとして第2回「M-1グランプリ」優勝。



なな→きゅう

■放送時間

月~金曜日 午前7時00分~9時00分 生放送

■パーソナリティ

(月~木)上田まりえ
(金)鈴木あきえ

■Webサイト

http://www.joqr.co.jp/programs/detail/79.php

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