2015年7月 2日

夏風邪。


ある朝、起きがけに喉に違和感があったので声を出したら、
普段よりもワントーン低い声がでた。

あ。  ...あら、やだぁ~あんたぁ。


試しに口に出して言ってみたら、しっくりきてしまって思わず笑った。


こうして私はすっかり夏風邪をひいてしまった。
最初に「喉」にきて、しゃべり続けると咳が出始め、長引くのだという。


幸い、熱は出ず、症状はノドの炎症だけだったので
休みをもらい、薬を飲んであまりしゃべらずに本ばかり読んでいた。


ふと、"夏風邪"という言葉がひっかかった。

「なつかぜ かぁ」

おそらく、春風邪、秋風邪、冬風邪 も あるのだろう。(あんまり使ったことないけど)


風邪にも季節があるんだなぁ。ポケーッと考える。
「季節の変わり目は風邪をひきやすい」とはよく言われている。
気候変化が急激すぎて体温調節がうまく行かず、身体が冷えて風邪をひいてしまうのだそうな。


四季それぞれに風邪がついて回るくせに、『風邪の季節』 というのがあるらしい。
ウイルスが大好きな「乾燥」の季節。

季節の風邪
   と
風邪の季節

似ているようで、似ていない。


日本語とは面白いものだ。

           ☆

英語の「季節」も面白いと、先日思ったところだった。
(たまーに、英語を勉強したくなるときがあったりする。)


※「season 」=季節


『シーズン』 カタカナ言葉になるほど、日本人の我々にとっても馴染みのある言葉。
名詞として認識している人が多いと思うが、実はこのseasonは動詞としても使える。


(verb) to add salt, pepper ,etc...
(動詞)塩やコショウなどを加える、味付けする


I seasoned chicken with salt and pepper.
(私はチキンに塩コショウで味をつけた。)


となる。


(季節は味付けなのか。)

頭の中で、四季の絵が広がる。

時期を四つに分け、それぞれの調味料で味付けをしているのか。


夏は、どんな味だろう。

ちょっと、しょっぱいのかしら。
コショウでピリッと辛いのかしら。

はたまた、
砂糖のような、優しい甘さなのかしら。


夏風邪は なにあじだろう。

さくらんぼ.jpg

先日、仙台の祖父母から届いた山形のさくらんぼ。


なんでもアリッサ:11:42


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