箱根駅伝出場大学応援ラジオ 箱根駅伝への道

毎週火曜~金曜 「情報ミックスバラエティ パズル」内 18時20分過ぎ~ 放送中!
学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。

出雲駅伝直後 選手インタビュー②

2016.10.13

東海大学1年生トリオ

1区鬼塚翔太(以下鬼塚) 2区舘澤亨次(以下舘澤) 3区關颯人(以下關)

 


Q:今日の走りは

舘澤

抜かされてしまったのは悔しかったけど自分の力以上のものは発揮できたかなと

 

自分のところで先頭に立てて、チームに良い流れを作れたかなと

鬼塚

区間賞を目指していたんですが、最後負けてしまって少し悔しい部分があります。


 

Q:三大駅伝デビュー、緊張は

舘澤

凄く緊張したんですけど、1区でかなりいい流れで繋いでくれて、

その流れに乗るだけだったので、最低限の走りはできたかなと思います。

 

鬼塚

若干緊張はあったんですけど、程よい緊張で、いつも通りやれたと思います。

 

いつも緊張しない方なんで、今回もいつも通り迎えられたと思います。

 

Q:それぞれはどういう存在?

鬼塚⇒關

近くにライバル的存在、毎日関がいて、いい練習ができていると思う。

でも、ここの所負けているので、しっかり勝てるようにしていきたいと思います。

 

關⇒鬼塚

自分の課題であるラストが鬼塚にはある。そこで練習でも負けてしまっているので、

いいライバルとして普段からスピードを競い合うことができていると思います

 

舘澤⇒關・鬼塚

このふたりはさすが(笑)いくら自分ががんばってもこの二人とは差がある、

今度はこの二人にライバルが舘沢だと言わせたい。

鬼塚⇒舘沢

100m11秒台の走力がある!(笑)まったく歯が立たなくて、普段の流しもぶっちぎられている。

スピードのある同級生が多くいるのでそこで競い合って自分もしっかりスピードを磨いて来られたと思う。

舘沢は短い距離になるほど強いという印象がありますね

 

Q:短い距離は任せろと?

舘澤

でも1500m負けてるんで...(笑)まずは1500から倒していこうと思います

 

Q:このあと、全日本・箱根とありますが

鬼塚

東海大としては3位以内、今回区間賞がとれなかったので全日本では区間賞がとれるように

少しでも上の順位でタスキをつなげるようにと思っています。

 

全日本・箱根と距離が伸びていくんですけど、今回区間賞でいい自信をつけられたので

このあと今回の勢いをしっかりつないでいけるようにまたいい状態を作って行けるようにと思っています。

 

舘沢

自分もかなり今回で自信はついたけど、まだまだ長い距離に苦手意識があるので

まだある時間でしっかり10キロ20キロ走れるようになって

この二人に負けない結果を残していきたいと思います。

 

 


順天堂大学

3区塩尻和也(2年)

Q:今回の走りはいかがでしたか

A:前半突っ込みすぎて後半ペースが落ちてしまったのが今回の反省点ですね。

 

Q:点数をつけるとしたら何点くらいですか

A:区間賞取れなかったことより、総合的なタイムもよくなかったので、65点くらいですかね

 

Q:リオ五輪を経験して注目されていると思うが

A:注目は感じているけど、それに負けない実力をつけていかなくてはと思っています。

 

Q:五輪の舞台はどうでしたか

A:今年は良い結果では走れなかったけど、また行きたい舞台でしたね。

 

Q:リオでの収穫は

A:勝負できないことはないと感じた今後また力をつけていきたいと思います。

 

Q:箱根駅伝に向けては

A:五輪は個人、箱根はチームなので、チームの一員としてチームに貢献できる走りをしていきたいと思います。

 

 

出雲駅伝直後 選手インタビュー

2016.10.12

10月10日に行われた

出雲駅伝レース直後に伺った選手のお話をご紹介します。

 

青山学院大学

1区 鈴木塁人(1年)

 

Q:出雲のご自身の走りの評価は

A:中間点くらいでキツくて

  5キロくらいで、東洋・櫻岡さんがスパートしたところでもうヤバいと思いました。

  それをみて田村和希さんとかも心配してくださったんですけど

  そこで持ち味である粘りを...

  先輩の顔を思い浮かべながら粘れて

  ラスト1キロで10秒離されちゃったんですけど、

  キツいなかで最低限の走りはできました。

 

Q:3大駅伝の雰囲気はどう感じましたか

A:連覇がかかる大事な1区で...

  自分も1区かなとは思っていたんですけど、

  一週間前に監督に言われて、よしやってやるぞというか

  去年までテレビでみている側だったので

  こんな素晴らしい先輩方とタスキをつなげることも4年生は最後なので

  そういった人たちに少しでも良い思いをさせようと思って、

  一年生としての仕事をしっかりしようという思いで走りました。

 

Q:青山学院の1区を任される一年生!という思いは

A:言われた時は不安もあったけど、

  このメンバーの中で1区を走らせてもらえるという感謝の気持ちを第一に考えて

  監督やお世話になった人、チームメイト、全ての人達に任せて良かったと

  思ってもらえる走りをできたらなとずっと思っていました。

 

Q:大学1年のシーズンを振り返って

A:トラックシーズン、ここまで含めてイメージしていた以上にここまできています。

  もちろん満足はしていないけど、ここから全日本・箱根と駅伝シーズンに入ってくるので

  このレースを機にもっと調子を上げて

  ほかにも東海の一年生とか強い一年生がいっぱいいるので

  そういった人たちに負けないように少しでも食らいついて頑張っていきたい。

 

 

青山学院大学

2区 田村和希(3年)

 

Q:今日の走りはどうでしたか

A:1区の一年生・鈴木塁人が10秒差という

  想定以上の差でもってきてくれたので、あとは前を追って、抜いて、

  できるだけ離すという気持ちでした。

 

Q:手ごたえはありましたか

A:イメージ通り走れました。

  途中橋のところから向かい風を感じるようになってキツい場面あったけど

  しっかり攻めの走りで前で走ってできるだけ後ろを離そうと思っていきました。

 

Q:原監督も「さすが田村だ」と評価していました

A:ホントですか(笑)うれしいですけど、欲を言えばもう少し東海を離していられれば

  下田も余裕を持って走れているかなと思ったので、

  今となってはもう少し離せればなと思っていました。

 

Q:駅伝では「ゲームチェンジャー」と原監督も言っていますが、

  どの辺りに自身の強さがあると思いますか

A:駅伝ならこういうところでしっかり逆転・離せるというのが自分の強みだと思う。

  やっぱり、自分は積極的な走りが取り柄、

  そういう部分で2区にしてもらっていると思うので、

  期待に応えることはできたかなと思います。

 

Q:今シーズンのテーマは

A:昨年全日本は卒業した4年生の強い世代にに任せてしまっていた。

  今年は絶対エースと言われる一色さんに任せっきりにするのではなくて、

  自分たちも一色さんと並んでエースと言われるような走りをしていくんだと

  思って3年生になってやってきました。

 

Q:では、第一歩としてはまずまず。

A:思っていたとおりできました。

  ここからギアを上げて全日本・箱根と勝っていきたいなと思います。

 

早稲田大学
4区 鈴木洋平(4年)

Q:出雲の走りを振り返って

A:追い風で応援してくれる方も多くて、

  すべてが僕の味方をしてくれているのかなと感じました。

 

Q:故障で苦しんで初めての駅伝

A:今まで一番支えてくれた武田凛太郎からタスキを貰って

  彼の思いもしっかり背負って走ろうと思った。

  この舞台は僕だけの舞台ではなくて、

  今まで支えてくださった方全員の晴れ舞台だと思う。

  皆さんが背中を押してくれていると思って走りました。

 

Q:走れる喜び、走れない辛さ、いろいろあると思いますが何が浮かびますか。

A:走れないつらさの方が残っているけど、あの頃頑張ったから今があると思います。

 

Q:早稲田の4年生は積み重ねてきてここで花開くということが多いと思うが、

  全日本・箱根に向けて意気込みを

A:花開くだけじゃなくて大輪の花を咲かせるくらいの気持ちで

  自分がエースだというくらいの気持ちで走って行きたい。

 

出雲駅伝現地取材日記2016

2016.10.11

10月10日、体育の日に行われた

出雲駅伝の現場に行ってきました。

 

ゴール1.jpg

 

 

 

 

 

 

出雲市上空は雲が広がっていましたが、日差しが隠れることはほとんどありませんでした。

しかし、風が強く、特に日陰は肌寒さを感じる陽気となりました。

 

各チームの監督も風の強さは気になるようで

「先頭でテレビの中継車の後ろに入れれば、風は避けられるんだけど...」と

レース前に話してくれたのは青山学院大学の原晋監督。

 

東海大学の両角速監督は「向かい風になるところで

1年生のメンバーは経験不足が出るかもしれない」と警戒していました。


レース中に監督が待機する部屋では、

各チーム、携帯電話を片手に指示を与える姿が見られますが、

序盤、出遅れがあった東洋・酒井俊幸監督や早稲田・相楽豊監督は慌ただしく動きまわっていました。

青山学院・原監督は想定通りの展開か、表情にも余裕が感じられます。

そして山梨学院、上田誠仁監督はというと......

控室では姿をお見かけすることはできず。

沿道などで直接選手にゲキを飛ばしていたそうです。

 

 

ゴール地点となる出雲ドームで一日取材をしておりましたが、

毎年大勢の駅伝ファンが集まってきます。

今年も、レースが始まる2時間も前の午前11時前後から人出が目立つようになり、

レースがスタートする1時頃には大勢の人が

テレビの中継モニターに釘付けになっていました。

 

閉会式.jpg

 

 

 

 

※写真は閉会式の様子

 

天気の良さも相まってか

ゴール付近の沿道にも、多くの人が詰めかけ、

ゴール前で歓喜の瞬間をお伝えしようとスタンバイしていた我々も、

身動きのとりづらい状態になるほどでした。

 

また、今年は寺島啓太アナウンサーが

出雲駅伝の現場に初参加。

現地の雰囲気を堪能してきました。

 

てら実況.jpg

 

 

 

 

出雲大社からの中継となりましたが

「スタート地点のいよいよという熱気、緊張感が生で伝わってきました」と大興奮。

「各校のOBの応援熱、『エキジョ』駅伝女子もたくさんいて、

大学駅伝の盛り上がりも感じました」と話していました。

 

スタート前.jpg

 

 

 

 

出雲大社前もお客さんで大賑わいです!

 

大盛況の内に終わった出雲駅伝ですが、

各ランナーは早くも次を見据えていました。

出雲ドームからホテルへ帰る道すがら、

ランニングで汗を流す学生達の姿を見かけました。

 

やはり、駅伝は現地の空気に触れると

ひと味もふた味も違うな、と感じさせられました。

 

並木2.jpg

 

 

 

 

 

 

取材日記 青山学院大学

2016.10.05

出雲駅伝前回覇者、当然優勝候補筆頭の

青山学院大学に取材に伺いました。

IMG_8194.jpg 

 

 

 

 

 

「優勝は山梨学院大学、2位は東海大学ですよ。

いやいや、ウチは3位に入れればいいんじゃないですか?

少しは余裕をもたせてくださいよ。」と笑う原晋監督。

しかし、その表情は自信に満ちているようにもみえました。

 

四天王のうち3人までが卒業した青学ではありますが、

監督が絶大なる信頼を寄せる一色・下田・田村和希の

3本柱を軸に、やはり実力は頭ひとつ抜け出ています。

 

4年生になったエースの一色は「今までコンプレックスだった」という

個人タイトルも手にし、さらなる実力とともに「自信」もつけました。

「頼られすぎるのも嫌だからあまり口にはしないけど...」と言いつつも

最後の駅伝シーズンに向けて「自分が頂点に導く」という決意を感じさせました。

 

「駅伝の世界しか見えてなかったところから世界に目を向けるきっかけになった」

と東京マラソンを振り返る3年生の下田。

原監督が「New下田」を楽しみにしててください!」と目を細めるように、

さらなる上を目指して東京マラソン後に始めたフォーム改善が

「ようやく合格段階まで達した」とのこと。

「今、絶好調ですよ!」と原監督の太鼓判も頂きました。

 

同じく3年生、暑さにめっぽう弱い田村和希は

今年の夏は1・2年時に陥った脱水症状になることなく、合宿を乗り切った模様。

原監督曰く「ナルシスト」な田村、今年も襷をかけた自分に陶酔してもらいましょう。

 

ちなみに「わくわく大作戦」「ハッピー大作戦」で話題を呼んだ

気になる作戦名は...今年も12月10日に発表予定!とのこと。

昨年は12月8日の入浴中に閃いたんだそうです!笑

「青学らしく爽やかでみている人が釘付けになるようなレースをしたい」

と話してくれた原監督。まずは出雲駅伝で

日本中を魅了する青山学院大学の大作戦2016‐17が動き始めます。

取材日記 東海大学

2016.09.30

出雲駅伝でも大きな期待のかかる

今シーズン注目校のひとつ、東海大学を取材してきました。

 

新宿から小田急線で一時間余りかけて「東海大学前」駅へ。

駅からキャンパスまでは10分ほどですが、

道中は急な上り坂が続き、たどり着くまでも一苦労。

毎日通っている学生のみなさんには頭が下がります。

 

東海1.jpg

 

 

 

 

 

今回は両角速監督をはじめ、

副キャプテンを務める4年生の石橋安孝選手、

そして3年生の川端千都選手にお話を伺いました。

 

今回取材して感じた印象は

皆、一様に表情が非常に明るいということ。

「出雲駅伝の目標は優勝」

チームの状態に大いに手ごたえを感じている様子が見てとれました。

 

特に、今年の東海大学には強力なルーキーが加入。

練習から上級生と刺激しあい、

チーム全体のレベル向上に繋がっていると

皆さん口をそろえていました。

 

5000m持ちタイム13分台の選手が13人!

これは優勝候補、青山学院を上回り、

出雲出場チームで堂々のトップ。

今年の東海大学からは一瞬たりとも目が離せません。

 

東海大学の特集は

10月5日(水)にお届けする予定です。

どうぞお楽しみに!

取材日記 山梨学院大学

2016.09.30

まだ、蒸し暑さが残る9月中旬。
大学3大駅伝の初戦、出雲駅伝の取材で山梨学院大学へ。

例年は、上田誠仁監督の研究室がある、
山梨学院大学の校舎にお邪魔するので、
酒折駅で電車をおりるのですが、
今回は、練習前の取材ということで、
陸上トラックのある最寄り駅、ひとつ手前の石和温泉駅で下車。
駅前には、無料で楽しむことができる足湯もある駅です。

そして、野球グラウンドなども併設されている
山梨学院川田運動公園に到着。

グラウンド.jpg


チームは、2日前に夏合宿を打ち上げたばかりでしたが、
選手たちは疲れた様子も見せず、みんな元気に練習を行っていました。

前回2位だった出雲駅伝メンバー全員が残る山梨学院。
選手たちの口からは「目標は優勝」
という力強い言葉が多く聞かれました。

今年の4月から、山梨学院OBでもある大崎悟史さんがコーチに就任し、
選手ひとりひとりに、より目を配ることができるようになったそうで、
大崎コーチ本人も、「選手たちが、何かを学びたいという気持ちが強くて、
こちらもやりがいがあります」と話してくれました。

出雲駅伝は5連覇を含め、過去6回の優勝を果たしていますが、
14回大会以来、優勝はありません。
大会最多7度目の優勝へ向け、
上田監督を胴上げするため、チーム一丸となっていました。

そして、取材も終わり、山梨から東京へ。
でも、折角、山梨へ来たので、電車を一本遅らせて、

ほうとう.jpg

「ほうとう」に舌鼓。
山梨学院取材の楽しみのひとつです。


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