『食べもの歳時記』2回目のゲストは、日本でただ1人のおでん研究家の新井由己
(あらいよしみ)さんがいらっしゃいました。
日本全国のおでんを食べ歩き、味付けや種の違いから日本の食文化の歴史と地域性を
比較するようになったそうです。
そんなおでん研究家の新井さんが、おでん屋さんに入ったとき、最初に注文する種が
・・・「大根」。
大根を食べれば、そのお店の良し悪しがわかるのだそうです。
味のしみ具合や技術などがわかるのだとか。
大根はお店の基準となる一品なんですね。
おでん通になるには、お店に入ったらまず「大根」ですよ。
そして、今年の冬のおでんのキーワードがこちら!
「つけだれ」と「ちょいたし」
醤油ベースのだしでおでんを食べている我々関東人。
しかし、日本のおでん文化は広かった!
東北地方では生姜味噌、信州地方はねぎ味噌、奥飛騨地方は山椒みそ、
そして兵庫県姫路では生姜醤油・・・。
更に韓国や台湾にもおでんを食べる文化が!
皆さん、知ってました?
そんな全国の味を手軽に楽しめるのが「つけだれ」。
いつものおでんに、つけだれをちょっとつけただけで、ご当地おでんが
家庭にいながらにして味わえるという優れもの。
全国のおでんを食べ歩いた新井さんも泣いちゃう調味料ですね。
『いつもと一味変えてみたい』そんなあなたにオススメです。
一度試してみてはいかがでしょうか?