文化放送 JOQR FM91.6/AM1134
月曜日~金曜日 7:40~
語りの名人、武田鉄矢が貴方の耳を捉えます。
大きなネタから小さなネタまで、鉄矢流ネタ捌きのエンタティンメント。
どうぞご賞味下さい。
毎回“なーるほど”“うまい!!!”の味が隠れています。
鉄矢さんのお相手は、水谷加奈(文化放送アナウンサー)

月別アーカイブ -2017年11月

2017/11/27-2017/12/01
まな板の上「太秦」

  • 2017/12/01
    今日のテーマは「太秦の風」。鉄矢・黄門さまに風を送り続ける「風神娘」の健気さ は、胸を打ちます。衣装の「エミちゃん」の従順さにも頭が下がります。
  • 2017/11/30
    鉄矢さんが、東映太秦の撮影方法と比較して、今のテレビドラマの撮影の仕方を語り ます。その代表的な方法は、「4回戦撮影。」詳しくは番組で・・・。
  • 2017/11/29
    東映太秦での独特な撮影方法は、長い芸歴の鉄矢さんも驚きの連続だったそうです 「中抜き、黄門押し、ひっくり返し、黄門様上がり・・・・。」その撮影方法とは。
  • 2017/11/28
    撮影開始から2日目に鉄矢さんが見つけた「ナゾ」。それは、制作進行のお嬢さん が、ロケに出発する黄門さま=鉄矢さんの車に向かって最敬礼をし、姿が見えなくな るまで手を振る習慣です。
  • 2017/11/27
    今週と来週は、BS-TBSで鉄矢さんが演じている6代目水戸黄門の撮影拠点、東 映京都太秦撮影所での体験談です。ここで鉄矢さんは、いくつもの「ナゾ」を見つけ ます。

※radiko.jp タイムフリーは放送終了後1週間しかお聴きになれません。
※詳しくはコチラをご覧ください。

加奈の
《ネタ元、見〜つけた!!!》

2017/11/20-2017/11/24
まな板の上「世界からバナナが無くなる前に」

  • 2017/11/24
    鉄矢さんは、カカオ全滅の脅威があり、コーヒーにも伝染する粉貝殻虫の例を取り上げて、アグロエコロジーを紹介します。工業化された農業の代わりとなる、環境負荷の低い農業です。
  • 2017/11/23
    鉄矢さんは、枝腫病の菌に悩む農家のため、世界中を回って天敵を探した生物学者の例を紹介しながら、カスケード=連続したもの、数珠繋ぎになったもの、つまり食物連鎖の大切さを語ります。
  • 2017/11/22
    「今、世界第1位のカカオ生産国はガーナ。ガーナでは、天狗巣病は発生していない。もし発生しても、ブラジルのように全滅する危険性は低い。耕作面積が狭いので、大規模な被害とならない。」と語りつつ、鉄矢さんは、日本の小規模農業の長所を強調します。
  • 2017/11/21
    世界第2位のカカオ生産国だったブラジルは、1991年に発生した農業テロによって、その座から転落しました。現在ブラジルは、カカオの輸入国となっているそうです。
  • 2017/11/20
    鉄矢さんのネタおろしは続きます。ブラジルのチョコレート・テロです。ブラジルのカカオ園が天狗巣病で枯れた為に、伐採した。しかし、100㎞先のカカオの木に天狗巣病の木を縛り付けた者がいた。そして病気は広がった。犯人捜しが始まった。

※radiko.jp タイムフリーは放送終了後1週間しかお聴きになれません。
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加奈の《目》

トントントントン!
あのまな板の音はいつも【生】です。鉄矢さんが実際に叩いています。だから叩く回
数や音の大きさ、強さがその時によって微妙に違うんですよね。たまに叩き損ねてずっこ
けることもありますがそれも御愛嬌。
以前、作曲家の宮川彬良さんがあの音を聞いて「音楽的に素晴らしい!」と絶賛され
たことがありました。素人の私には全然わかりませんが、プロの耳には“何か”が響くの
でしょう。さすが鉄矢さん!(笑)さ、今朝はどんな音?

加奈の
《ネタ元、見〜つけた!!!》

世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち ロブ・ダン (著),‎ 高橋洋 (翻訳) 青土社 ¥3,024

2017/11/13-2017/11/17
まな板の上「世界からバナナが無くなる前に」

  • 2017/11/17
    鉄矢さんは語ります。「自爆、銃乱射、自動車暴走などのテロが世界を震撼させているけれど、ブラジルで起きたチョコレート・テロは、本当に恐ろしい。」
  • 2017/11/16
    著者が紹介する実例に、鉄矢さんの語りは熱を帯びます。1983年ガーナでキャッサバの害虫被害が起き、その被害は作物の60%に及びます。この惨状を救うべく、研究者は作物連鎖を重んじて、世界中で天敵を探します。その天敵とは・・・。
  • 2017/11/15
    「1950年代から60年代の中国を率いた毛沢東の採った農業政策のひとつ、蚤、鼠、蝿、雀の駆除。これによって天敵がいなくなり、飢餓が急増した。」と知り、鉄矢さんはカスケードの大切さを実感します。
  • 2017/11/14
    1845年、アイルランドで主食のじゃが芋に病気が発生し、じゃが芋畑が腐り始めた。翌年、飢餓が始まり、2年後には100万人を超えた。そしてアイルランドの人々は・・・。
  • 2017/11/13
    ネタ本の著者ロブ・ダンの指摘に、鉄矢さんは興奮気味に語ります。「1万3千年前、ヒトは数百種類の食べ物を摂取していたが、3千年前には、その種類が減った。農業が起きたから。そして現在、人類の食物は多様性を失っている。」

※radiko.jp タイムフリーは放送終了後1週間しかお聴きになれません。
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加奈の《目》

鉄矢さんは毎回ご自分で本屋さんに行きタイトルを見て直観で本を購入。(しかもン
千円するような分厚い専門書が多い)毎朝早起きして机に向かい、ページをめくりながら
鉄矢さんなりに内容を解釈して3枚におろしていく…わけです。そしてレポート用紙にび
っしりしたためたものをスタジオに持って入り収録。いやいや大変な作業ですよ。しかも
毎回決して手を抜かない!写真はそのレポート用紙です。ね?そこらの大学生より真面目
でしょ?そんな鉄矢さんを私は心から尊敬しています。

加奈の
《ネタ元、見〜つけた!!!》

世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち ロブ・ダン (著),‎ 高橋洋 (翻訳) 青土社 ¥3,024

2017/11/06-2017/11/10
まな板の上「しがらみ、絆、思いやり」

  • 2017/11/10
    臨界質量の変化、つまり社会を変革させるに必要な人数。例えば、1億人中10万人が集まると、その社会の体制は崩壊する。しかし変革の力となる10万人が容易に塊とならない。故に、社会は変革しにくい。
  • 2017/11/09
    「イジメとは、集団に秩序を作ろうとする本能の失敗であり、心の問題ではない。」との著者の意見に、鉄矢さん、納得できると・・・。
  • 2017/11/08
    SNSの広がりでアクセスする人の数は爆発的な人数になることがある。この状況について、鉄矢さんは「それを仲間、支持者と言えるだろうか」と疑問を投げ掛けます。
  • 2017/11/07
    チンパンジーは言葉を持つ。それを組み合わせる事で自己表現する。一方、ホモサピエンスには、共感の能力があり、共感を拡げて協力の能力を持つ。
  • 2017/11/06
    鉄矢さんが心酔する、フランスの社会人類学者であり民族学者のクロード・レヴィ=ストロース曰く「自然を解き明かすには科学的思考が必要だが、神話を通すと理解しやすい」

※radiko.jp タイムフリーは放送終了後1週間しかお聴きになれません。
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加奈の
《ネタ元、見〜つけた!!!》

きずなと思いやりが日本をダメにする 最新進化学が解き明かす「心と社会」 長谷川 眞理子 (著), 山岸 俊男 (著) 集英社インターナショナル ¥1,728円(税込)