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2011年11月24日更新

島袋寛子セレクト『もっとニッポニア!もっとジャパンのうた』特番
「童神/古謝美佐子」(1997)

1109_島袋寛子.jpg


私が100年後に遺したい曲は、古謝美佐子さんの童神(わらびがみ)です。
沖縄でこの曲は子供をあやす時によく使われる子守唄で
私のお母さんもよく口ずさんでいました。
私自身もライブで歌ったりしています。
この曲は沖縄の方言がすごく入っているので
パッと聴いて意味が分からないような感じがしますが
何かしら皆、「温かみ」を受け取るんですよね。
♪天(てぃん)からの恵み 受けてぃ此(く)ぬ世界(しげ)に
生まれたる産子(なしぐわ) 我身(わみ)むぬい育(すだ)てぃ♪
「天から恵みをうけてきた子供よ 健やかに育ってね」という意味です。
100年後も1000年後もいつまでも遺っていて欲しい大切な大好きな曲です。
『島袋寛子のLife is beautiful』(毎週火曜日21:00~21:30)


こんにちは、MIYAさん、そして太田さん。
私がリクエストするのは古謝美佐子さんの名曲「童神」(わらびがみ)です。
私がこの曲と出会ったには、夫が三線教室に通いだし
家で練習をしているのを聞いて知りました。
そして、私も唯一三線で弾ける曲でもあります。
私達夫婦には子供はおりませんが、子守唄と言う事もあり
言葉の意味がとても素晴らしいと思います。
歌は、うちなーぐちなので分かりにくいですが
意味を知るともっと好きになる曲だと思います。
宜しくお願いします。
(兵庫県 神戸市 ラジオネーム:kumamouクマモウ)



2011年11月24日更新

関根勤セレクト『もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた』特番
「君といつまでも/加山雄三」(1995)

0909_★関根勤UP.JPG

僕が100年後に遺したい曲は、加山雄三さんの「君といつまでも」なんです。
この曲は僕が中学生の時ぐらいに聴いたんですが
メロディーもすごく素敵だったんですけど
途中の喋りの部分がとっても印象的でした。
鼻をかきながら照れのポーズをして
「幸せだなぁ 僕は君といるときが 一番幸せなんだ
死ぬまで君を離さないぞ いいだろ」
と言って歌がまた入るんですね。
この「僕は(ぼかぁ)」 のところがいいんですよ!
加山さんがちょっと照れながら言っているところがまたいい!
この加山さんの素晴らしい歌声100年後に遺したいと思います。

『関根勤のスポパラ』(毎週土曜日18:00~18:30)


文化放送開局60周年おめでとうございます。
私が遺したい加山雄三さんの「君といつまでも」です。
中学3年の時に友達11人とアルプスの若大将を荻窪東宝に見に行きました。
映画のあと11人で駅前の中華店で食事し、さらに歩きながら鯛焼きをみんなで
食べました。それ以来の加山雄三さんの大ファンです。
この曲のセリフとは全く縁がありませんが、あの頃は楽しかった。


(東京都 杉並区 60歳 ラジオネーム:京南大学かん助)


2011年11月 7日更新

80年代ウィーク伊藤佳子セレクト
『うたジャパン』「Missing/久保田利伸」(1986)

この曲は昭和61年にリリースされたアルバムの中に入っていた曲なのですが
私がこの曲を聴くようになったのは宮崎放送に入社した翌年以降なんですね。
宮崎でアーティストのコンサートがあるたびに取材と称してコンサートを見ることが
出来たのですが、その年、久保田利伸さんがとても人気で
どんなコネを使っても入れなかったんです。
女性アナ達はこぞって誰かの膝の上でもいいから行きたい!と思うほど人気でした。


『くにまるジャパン』(月~金8:30~13:00)金曜日パーソナリティ:伊藤佳子


2011年10月24日更新

80年代ウィーク吉田涙子セレクト
『うたジャパン』「愛は心の仕事です/ラ・ムー」(1988)

ラ・ムーは毎週朝10:00~放送されている「菊池桃子のライオンミュージックサタデー」
でお馴染みの菊池桃子さんが1年半だけ結成していたグループがラ・ムーなんです。
めちゃくちゃ格好いいメロディーにアイドルのままの菊池桃子さんのボーカルと
80年代バリバリの肩パッドのトップス、ミニスカートの下にスパッツ
という姿に衝撃を受けました。あのファンキーな踊りをぎこちなく踊って
両脇には外国人女性コーラスが格好良く踊っている。
全てがアンバランスでとても好きだったんですね。
懐かしいと思っている方がいらっしゃると思います。


『くにまるジャパン』(月~金8:30~13:00)水曜日パーソナリティ:吉田涙子


2011年10月20日更新

80年代ウィーク鈴木純子セレクト
『うたジャパン』「翼の折れたエンジェル/中村あゆみ」(1985)

高校生の頃友人から、中村あゆみさんの3枚目のアルバム「フェアチャイルド」を借りて

何度も何度も聞いていました。

ある特番で中村あゆみさんご本人から

「17歳で初めての朝を迎えたんだよ」って聞かされて

すごくドキドキしたのを覚えています。

今でも、積極的にライブを行っているあゆみさん。

娘さんも「活きがいい!」って言っていました。

「翼の折れたエンジェル」私の思い出の曲です。


『くにまるジャパン』(月~金08:30-13:00)火曜日パーソナリティ:鈴木純子


2011年10月20日更新

80年代ウィーク石川真紀セレクト
『うたジャパン』「悲しみにさよなら/安全地帯」(1985)

石川家は全員音楽大好き一家で、家族揃って歌番組を見るのが団欒光景なんですね。
小学5年生くらいに、祖父母・親・私と3世代で歌番組を見るんですけど
好きな曲にバラつきが出てきた頃だったんですが
家族で「この悲しみにさよなら」を聴いていて
アマチュアジャズマンだった父は
「詩も歌詞も良くて幅広い世代で聴ける本当にいい歌だ!こういう歌お父さん好きだな~」
と言っていたのを覚えています。
今でも家族で集まると必ずこの「悲しみにさよなら」の話題になり
カラオケでも歌ってしまうほどです。


『くにまるジャパン』(月~金 8:30~13:00)月曜日パーソナリティ:石川真紀


2011年8月26日更新

伊藤佳子セレクト
「駅/竹内まりや」(1987)

0908_伊藤佳子アナ.JPG

この昭和62年って私が就職した年なんですよね。
カラオケに皆で行って、特に新入社員は歌わなきゃいけなかったんですが
私は歌が下手でカラオケが嫌で嫌でしょうがなかったんです。
どの歌を唄っても下手だったのですが竹内まりやの
この「駅」だけはなぜか周りからすごく良い曲だねって褒められたんです。
すごく大変な新入社員時代の思い出がリンクされますね。


『くにまるジャパン』(金曜日パーソナリティ:08:30~13:00)


2011年8月25日更新

石田絵里奈セレクト
「負けないで/ZARD」(1993)

_MG_0119 石田絵里奈アナウンサー.JPG

この曲は小学校の運動会の時に本当によく使われていた曲で
入場の時やリレーの時などに流れていました。
運動会の名物でもある鼓笛隊の演奏で
私はグロッケンという鉄琴のような楽器が担当でした。
暑い中、皆で教室に集まって練習したのを覚えています。まさに暑いこの8月の時期でした。


『くにまるジャパン』(木曜日パーソナリティ:石田絵里奈08:30~13:30)


2011年8月25日更新

吉田涙子セレクト
「ライディーン/YMO」(1980)

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この曲は1980年のリリースなのですが
その頃ってCDがまだ無いのに、こんな近未来的な曲を作っていたことが
すごい!ということと、恐らくシンセサイザーとかコンピューターで音楽を作るって
まだ珍しい頃だった気がします。
えっ!?これ洋楽?と思うような曲調であり世界に誇れる曲だと思います。
1980年から31年経った今でもフジロックで演奏され凄く盛り上がってる曲なので
100年と言わず未来永劫遺っていって欲しいですね。


『くにまるジャパン』(水曜日パーソナリティ:吉田涙子08:30~13:30)


2011年8月25日更新

鈴木純子セレクト
「赤とんぼ/由紀さおり・安田祥子」(1927)

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私の祖母が好きだった曲なんです。
旦那さんであるおじいちゃんは戦時中レイテ島でマラリアにかかり亡くなり
おばあちゃんは幼い子供を抱えて、この歌をよく歌っていたそうです。
今、思うと若くして夫に先立たれてしまった、おばあちゃんが西の夕焼けの空を見て
寂しさを紛らわせていたんじゃないかなぁ・・・。
この話を6年前の叔父さんの葬儀で父から初めて聞き
それから「赤とんぼ」を聴くと、私もなんとなく夕焼け空を見ながら
先に別れを告げた方々に想いを馳せるようになり、選ばせて頂きました。


『くにまるジャパン』(火曜日パーソナリティ:鈴木純子08:30~13:00)


2011年8月23日更新

石川真紀セレクト
「ひとり咲き/チャゲ&飛鳥」(1979)


0804_石川真紀.jpg2.jpg秋田で母に連れられて、人生初めて見たコンサートが
チャゲ&飛鳥のコンサートでした。
飛鳥さんって言葉の魔術師の一人じゃないですか?
女性が主人公の歌を男性が唄う面白さっていうのに小学生の頃に
気付かされました。
「アタイ」って人称を普段の生活では使わないので、こういう世界を味わえるのは
歌ぐらいだぁと思いましたね。


『くにまるジャパン』(月曜日パーソナリティ:石川真紀 08:30~13:30)


2011年7月26日更新

千葉真子セレクト
「夢をあきらめないで/岡村孝子」

千葉さん小.JPG


私が陸上を始めた中学生のときに
駅伝の仲間たちと歌った思い出の曲です。
夢は私が生きていくための原動力です。
そして、世界のトップアスリートと肩を並べて走るという夢を叶える途中に
人としても心豊かに成長することができました。
そもそも夢があると毎日が楽しくなります。
生きる力になるんです。
さぁ!あなたも夢を諦めないで頑張っていきましょう。


『千葉真子のBEST SMILEランニングクラブ』(6:05~6:15)


2011年7月26日更新

森永卓郎セレクト
「広島の空/さだまさし」

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日本に原子爆弾が落とされてから、もう60年以上の時が流れました。
時が流れていくと、戦争の記憶というのはどんどん風化していってしまうんですね。
実は私の父は特攻隊員で海軍予備軍として広島に入り、目の前で原爆が落ちるのを見ました。
私は直接そういう世代から話を聞いているので戦争の悲惨さというものを身に染みて感じています。
100年後、もしかすると記憶が薄らいでしまうかもしれませんが
長崎・広島の原爆の悲惨さというのを本当に心に染みるような形で
この曲「広島の空」は伝えてくれています。
100年後も平和であることを祈って私は「広島の空」をぜひ皆さんに聴いて欲しいなと思います。


『大竹まことゴールデンラジオ!』(月曜日:13::00~15:30)


2011年7月26日更新

森山良子セレクト
「五木の子守唄/石原裕次郎」(子守唄)


森山良子&宮沢和史.JPG私は子守唄というのがとっても好きで日本各地に
様々な子守唄があって、どの曲も素晴らしいのですが
今日はそんな大好きな子守唄を石原裕次郎さんの
バージョンでお届けしたいと思います。


7月23日(土)「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」特番ゲスト


2011年7月26日更新

宮沢和史セレクト
「なんた浜/我如古より子」

宮沢和史.jpg

沖縄の与那国(よなぐに)島に「なんた浜」という場所があり
この歌をきくとですね、なんだか限定の浜というよりは
僕等の記憶の中にある海が蘇ってくるんですよね。
今日この曲を聴いた方は、もしかしたら色んな思い出が
蘇るんじゃないかなと思い選ばせて頂きました。


7月23日(土)「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」特番


2011年7月20日更新

やなせたかしセレクト
「上を向いて歩こう/坂本九(1961)

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さてなんでしょう・・「上を向いて歩こう」かなぁ。
今だからなのか、聴いてみてもとても良い曲です。
外国でこの曲を聴くと不思議なことに非常に東洋的なんです。
メロディーが美しく、世界中でヒットした曲はやはり遺すべきです。


2011年7月19日更新

みのもんたセレクト
「兄弟船/鳥羽一郎」(1982)

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いやぁー沢山ありすぎて困ったなぁと思いました。
しかし、東日本大震災が大きく心に覆いかぶさり
100年後に遺したい曲として、鳥羽一郎の兄弟船を挙げさせてもらいます。

雪のすだれをくぐって進む
親父を想う親孝行
お袋に楽な暮らしをさせたい

海洋大国ニッポンにはやっぱりこの歌を遺したいと決めました。
被災地の皆さんがどうやってこれから漁業に生きていったらよいのか?
そんな時に「海は船を待っているぞ」とこのひとことを聞いたときに
海洋大国ニッポン、海を恐れず逆に海と仲良く過ごす。
それにはこの歌しかない!と思いました。


『みのもんたウィークエンドをつかまえろ』(土曜日:13:00~15:00)


2011年7月19日更新

久保純子セレクト
「大きな古時計/クラウン少女合唱団」


久保純子のライオンミュージックサタデー.JPG
もともと日本で生まれた曲ではないのですが
2002年に平井堅さんがカヴァーしたことで話題になりました。
私がこの曲に出会ったのは保育園の頃です。
とにかくおばぁちゃんっ子だった私は何をするのも祖母と一緒。
お料理、裁縫、買い物もいつもくっついていました。
この歌の中には「嬉しいことも悲しいことも、みな知っている時計さ」
という歌詞がありますが、まさに私にとって祖母は全てを共有した大切な存在です。
この歌を聴くと祖母を思い出します。
35、6年経った今、「ママが好きな曲でしょう」と言って
保育園で習った娘が歌ってくれます。
時代は変わってもこの歌の温かさはずっとずっと歌い繋いでいって欲しいと思います。


『久保純子のライオンミュージックサタデー』(毎週(土)10:00~11:00)


2011年7月19日更新

宮沢和史セレクト②
「悲しい酒/美空ひばり」(1966)

宮沢和史.jpg

僕が一番好きで自分でも歌っているのですが「悲しい酒」ですね。
ひばりさんのコンサートではブラジルに居る日系人のご苦労を知った上で
最後から二番目に歌います。
「私も辛い時もあったけれど、前向きに歩きましょうよ」と
日系人の心を鷲掴みにするんです。
思い出しただけでも鳥肌が立ちますし、悲しい酒を歌われる時は
必ず涙を流されるんですね。
世界一美しい涙と表現された方も居るほどでした。


6月19日(日)「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」特番


2011年7月19日更新

宮沢和史セレクト①
「車屋さん/美空ひばり」(1961)

宮沢和史.jpg

まずこの曲はアメリカ的なスウィングで始まるのですが
途中ころっと都々逸でくるんですよ!
これがとってもシビれますね。


6月19日(日)「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」特番


2011年6月24日更新

平尾昌晃セレクト
「リンゴの唄/並木路子・霧島昇」(1946)

平尾まさあき.JPG


色々考えたのですが、実は僕が最初に聴いた歌謡曲でもあり
食べるものが無かった幼い頃に「美味しそうだなぁー、あの真っ赤なリンゴが食べたいな」と
思いながら聞いていました。
戦後、まさに日本を救った歌とも言うべき素晴らしい「リンゴの唄」です。


6月19日(日)「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」特番 スペシャルゲスト


2011年6月24日更新

河合美智子セレクト
「キズナ/ORANGE RANGE」(2005)

河合美智子PIN.JPG

この曲は初めて聴いた時から心に染みて
大好きな曲だったのですが
今回の東日本大震災でより人と人との絆が
大事だなぁと感じました。
100年後も歌い続けて欲しいなと思います。


『高田純次・河合美智子の東京パラダイス』(日曜日16:00~17:15)


2011年6月22日更新

武田鉄矢セレクト
「なみだ船/北島三郎」(1962)

武田鉄矢.JPG

「なみだ船」という歌は北島さんのデビューに近い歌で
この歌から演歌歌手として大きく羽ばたいていきました。
一曲の中に込められた世界に圧倒される想いを今、抱いています。
この曲はとても辛い漁に親しむ若者の恋心を歌ったもので、働く人間の
本気の心情、すなわち悲しみや喜びなど全ての感情が込められている気がします。
恋の歌でありながら働く意欲を刺激する歌で、後の世にも継ぎたいと思う演歌です。


『武田鉄矢今朝の三枚おろし』(月~金7:45)


2011年6月20日更新

小島よしおセレクト
「オワリはじまり/かりゆし58」(2010)

1003_小島よしお.JPG

この歌は、カラオケで雨上がり決死隊の宮迫さんが歌っていてはじめて聞きました。

歌詞がとても印象的で

「もうすぐ今日がおわる」

「やり残したことはないかい?」

「親友と語り合ったかい?」

「燃えるような恋をしたかい?」

すごく印象的なフレーズでしたね!

なんか大人になればなるほど

その日の出来事に対して鈍感になってしまいがちだけど

この歌を聞いて一日一日精一杯生きよう!という気にさせられます。


『レコメン!』水曜日レギュラー


2011年6月15日更新

水谷加奈セレクト
「UFO/ピンクレディー」(1977)

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うーん。とっても迷ったのですが、やっぱり
私はピンクレディー世代なので歌が流れてくると
自然に体が動くほど、振り付けを覚えているんですね。
「まるでハリウッド映画を作るような感覚で次々とワクワクするような世界を生み出していきたかった」
と何かのインタビューで阿久悠さんがコメントされていたのを覚えております。
ピンクレディーの中でも一番好きな「UFO」です。


2011年6月14日更新

グッチ裕三セレクト
「上を向いて歩こう/坂本九」(1936)

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僕は坂本九さんが日本のポップシンガーで一番だと思っています。

その証拠に1963年にアメリカでナンバーワンになりました。

後にも先にも日本人では坂本九さんだけです。

何が凄いって、坂本九さんの翌年にアメリカでナンバーワンに輝いたのは

あのビートルズです。そんな坂本九さんの「上を向いて歩こう」

100年後に遺してください。


2011年5月19日更新

高田純次セレクト
『うたジャパン』「想い出のアルバム」(1961)

高田純次
やっぱり小学校の入学時はいつまでも心に残り
桜のピンク色が僕の意識の中でとても鮮明に残っています。
どんな世の中になろうと、どんな世界になろうと
残っていかなくてはいけない曲だと思っています。


『高田純次・河合美智子の東京パラダイス』(土 16:00~17:15)


2011年5月19日更新

川中美幸セレクト
「折鶴/千葉紘子」(1972)

川中美幸
自分がとても落ち込んで
友人と喫茶店で夢や希望、悩みを打ち明けていた時に
ふと有線放送から流れてきた心に刺さる歌詞

色んなことがあるけれど

それは誰でもそうだけど

悔いの無い青春を詩って歩きたい

そのまま公衆電話に向かいもう一度リクエストしました。
不安だらけな中で、どんなにこの歌に助けられたことでしょう。
皆さんも何かあれば折鶴折ってらっしゃいますよね?


『川中美幸 人うた心』(月~金 17:31~17:41)


2011年5月19日更新

由紀さおりセレクト
「夕焼け小焼け」(童謡)

由紀さおり
100年後に、もしこうであって欲しいと願うとすれば
「雨が降ったら農作業は止めよう!」のように
もっと原始的に近い自然に寄り添った暮らしが
戻って欲しいなぁと思います。
私は郷愁をそそり、綺麗な日本語を使っている
「夕焼け小焼け」をリクエストします。


5月15日(日)「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」特番 スペシャルゲスト


2011年5月19日更新

かりゆし58セレクト
「ふるさと」(1914)

かりゆし58
100年経っても1000年経っても
同じ島の上、同じ星の上で人間は生きていますし
お母さんのお腹からお父さんと愛し合って生まれてくる
当たり前の流れは変わっていない。
自分が生まれた島、自分を生んでくれた人。
その人たちの間で愛を持って生きていけたら
人間は幸せなのではないかと、シンプルな考えのもと
この曲を選ばせてもらいました。


「レコメン!」(月~木 22:00~25:00)


2011年5月18日更新

宮沢和史セレクト
「多幸山/登川誠仁・嘉手苅林昌」(民謡)

宮沢和史
民謡というと、古いものという勝手なイメージや思い込みがあったり、
お年寄りが聞くという先入観がありますが、民謡を英語にすると
フォークソングです。民衆の歌であり、生活とか慣習・文化と密接に結びついて
いるものが民謡ですよね。沖縄では戦争を乗り越えている間も新しいものが
どんどん生まれてきて、どんどん新しいミュージシャンがでてきていますね。                                    それはもしかしたら50年後100年後には民謡って呼ばれているかもしれない。
そう考えると民謡は一貫して新しいものが生まれている、とっても刺激的な音楽ですね。
その曲が生まれたときに聴いた人達は「なんて新しい」とびっくりしたはず!
作家が作品を作り続け、それを演奏する歌い手が誰もやったことのないことに
チャレンジしていく連続があるからこそ、今の沖縄民謡のシーンがあると思っています。


2011年5月18日更新

谷村新司セレクト
「いい日旅立ち/山口百恵」(1978)

谷村新司
まぁ、ちょっと手前味噌ですが
自分の曲で実は1978年に山口百恵さんに書いた
「いい日旅立ち」をリクエストします。
この歌は時を超えて今、全国を旅しながら
日本の風景の中でふっと口ずさむと
あーやっぱりあの頃も今も気持ちは何も変わらない
日本のメロディーと日本の詩を、あの時書いていたんだなぁって
自分に思い起こさせてくれると同時に、僕達が無くしたくない
そんな想いがこの歌の中には込められているんだなぁと
改めて気づいたりしています。
100年後にも日本を代表する曲と覚えていてくれると
嬉しいなぁと思います。


「純喫茶 谷村新司」(月~金 11:40~11:50)


2011年4月20日更新

唐橋ユミ セレクト
『うたジャパン』「翼をください/赤い鳥」(1971)

唐橋ユミこの曲はですね、幼い頃に三回ほど転校を繰り返し

色々悩みがあった中で妹と

一緒にハモりながら歌っていたんですね。

歌っている時は何も考えず

なんだか「どっかに飛び立っていけるような」

前向きになれる曲というイメージがあります。

ずっと遺したい曲です。


「吉田照美ソコダイジナトコ」(月~金 6:00~8:30)


2011年4月18日更新

宮沢和史セレクト
「僕は泣いちっち/守屋浩」(1959)

宮沢和史春イコール青春というイメージがありますが
日本歌謡史の中には、青春歌謡の名曲も数々あります。
この曲は春の歌ではないのですが
出会いと別れの季節の春をどこか感じさせる歌でもあります。
「僕は泣いちっち」とか「汽笛が泣いちっち」とか悲しい中にも、どこか遊び心があり
かわいい、笑える要素があるのも、日本独特の歌謡なのかなとも思います。


2011年4月18日更新

寺島尚正セレクト
「奇跡~大きな愛のように~/さだまさし」(1991)

寺島尚正この曲に励まされてもう20年になります。
父親が突然逝き、仕事でも悩み、心の中がやるせなさでいっぱいになっていた時
さだまさしさんのコンサートでこの曲を聴きました。
前奏はなし。
いきなり、「どんなにせつなくても必ず明日は来る。
長い長い坂道登るのはあなた一人じゃない」
鼻の奥がツーンとなりました。あぁ一人ぼっちじゃないんだなぁ、と。
100年後、良いこともあるし、悲しみだって今と同じくらいあるかもしれません。
でも一人ぼっちではないんですよね。


「夕やけ寺ちゃん 活動中」(月~金 15:30~17:50)


2011年4月18日更新

大竹まことセレクト
「ファイト!/中島みゆき」(1983)

大竹まこと「ファイト」というのは「ガンバレ」という意味。
でも、それを強く叫んでも伝わらないような気がします。
中島みゆきさんは、力の抜けた感じでゆっくり静かに伝えていて
心にストンと入ってくる。とても心に沁みました。
「闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう」という歌詞が入っていますが
誰かが笑っていようといまいと人には使命がある。私にも何か使命があると思います。
この大きな震災の後で、被災地に寄り添い、失われた言葉を想像し続ける必要がある。
今は発する言葉は何もないけど、若い人に遺さなくてはならないものが
必ずあると思います。
100年後にも是非聴いてもらいたい歌です。


「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金 13:00~15:30)


2011年4月18日更新

野村邦丸セレクト
「ラブユー東京/黒澤明とロス・プリモス(1966)

野村邦丸100年後に残したいという数多くの名曲がある中で
一曲というのはとても
難しいですが・・・「♪七色の虹が~消えてしまったのぉ~」と
素晴らしい歌詞とやや投げやりの様にも聞こえる歌い方が
印象的な黒沢明とロス・プリモスのラブユー東京です。
私の十八番の鼻歌です。
最近はこういったムード歌謡やコーラス歌謡の復活の兆しがあるにせよ
果たして100年後に残っているのかな?と不安に思いつつ
「♪七色の虹が~消えてしまったのぉ~、シャボン玉のように~」と続くこのフレーズ!
どうでしょうか?
色んな曲が残っていくのでしょうが、あえてこの曲この歌詞この歌い方を残して欲しいですね。
いかがでございましょうか?


「くにまるジャパン」(月~金 8:30~13:00)


2011年4月18日更新

吉田照美セレクト
「空に星があるように/荒木一郎」(1966)

吉田照美
今でこそ、自分で作って自分で歌うシンガーソングライター
という形は当たり前の時代ですが
僕が中学生の頃、革命的にシンガーソングライターとして登場した荒木さん。
自分で作って自分で歌ってしまう!という驚きと
いわゆる捏ね繰りまわしてこの曲を作ったわけではない
「自然に出来あがった」と思えるような名曲です。
ある程度自分の人生のことが分かってきた頃にこの曲に出会うと
誰でも素直にいい曲だと思えるのではないかと思います。
ぜひ、後世に残し続けて頂きたいと思います。


「吉田照美ソコダイジナトコ」(月~金 6:00~8:30)


2011年4月18日更新

加山雄三セレクト
「ジュピター/平原綾香」(2008)

4月17日(日)18:00~21:00、「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」キャンペーン特別番組には、日本の音楽シーンを見つめ続けて50年以上!の加山雄三さんをお迎えしてお送りしました。

加山雄三

加山雄三さんが選んだ「100年後のニッポン人に遺したい日本のうた」は、平原綾香さんの「ジュピター」でした。


加山雄三氏談:
もともとこの曲の元になったホルストの「木星」が好きだったんですが、
それは、およそ100年前の曲なんです。
「100年後のニッポン人に遺したい歌」というテーマを聴いたとき、ここに何か意味があるのではないかと思い、リクエストしました。
100年前の音楽が今こうして形を変えて手渡されている。そして100年後もこの歌を手渡せたら本当に素晴らしいと思います。
音楽にはそのような時を超える力、国境を越える力、年代を超える力、
そして、時代を思い出させる力があると思います。


4月17日(日)「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」特番 スペシャルゲスト


2011年4月 4日更新

石川真紀 セレクト②
「手のひらを太陽に/クレモンティ-ヌ」(オリジナル1962)

石川真紀どんなに小さな生き物でもみんな友達。
人同士も、住んでいるところ、言葉、文化を越えてみんな友達です。
フランスのクレモンティーヌさんも日本語で歌っているところに意味がある
と思います。
とっても大好きな曲です。


「くにまるジャパン」(月~金 8:30~13:00)ほか


2011年4月 4日更新

石川真紀 セレクト①
「アンパンマンのマーチ/ドリーミング」(1988)

石川真紀日本語の美しさ、歌詞の力強さを改めて認識させてくれた歌です。
歌い出しから大人の私でも、"空気入れで空気を送り込まれるように"元気になります。
「胸の傷が痛んでも、一生懸命生きていく 生きていることが嬉しいんだ」
みんなで力を合わせてやっていこうという想いを新たにする歌です。


「くにまるジャパン」(月~金 8:30~13:00)ほか


2011年4月 4日更新

太田英明 セレクト②
「こんにちは赤ちゃん/梓みちよ」(1963)

太田英明よく、「いまどきの若い奴は、、、」なんていう声もありましたが、
どんどんいろんなことに取り組んでいる若者たちが出てきて
東日本大震災を受けて若い人の力も強く感じました。
若い世代が中心となって、よりよい日本に作り変えてくれることを信じて
この曲を選びました。

新たな生命がどんどん生まれてきて、100年後の日本では東日本大震災を乗り越えて、
「日本人に生まれてよかった」と思える国になっていてほしいです。
私が生まれた年の曲でもあります。


「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金 13:00~15:30)ほか


2011年4月 4日更新

太田英明 セレクト①
「だまって俺について来い/植木等」(1964)

太田英明
どんなに落ち込んでいても、苦しんでいても、悩んでいても
この曲を聴くと必ず、楽天的な気分、ポジティブな気分にさせてくれる曲です。
皆さんもご納得いただけるのではないでしょうか?

私はリアルタイムでは知らない世代ですが、戦後焼け野原の絶望の淵の時代から高度経済成長でどんどん明るく前向きになっていた時代に、
みんなを明るく元気にさせてくれた歌だと思います。
東日本大震災も、戦後最も大きな日本にとって苦しい出来事かもしれません。
それを乗り越え、支えていく曲もこれからどんどん生まれてくると思いますが、
それを願ってこの曲を選ばせて頂きました。


「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金 13:00~15:30)ほか


2011年4月 4日更新

宮沢和史 セレクト②
「芭蕉布/新川クララ」(1965)

宮沢和史沖縄で「最も有名な歌」のひとつと言ってもいい曲です。
沖縄音階とか沖縄の楽器だけでできている曲ではないのですが、
南の島・沖縄の文化や景色・肌触りが1曲の中に表されている名曲だと思います。

「日本のうた」ってどういうカテゴリー?と考えている方もいると思うのですが、
民謡、演歌、童謡、ポップス、ヒップホップ、ロック、、、など何でもいいんです。
そういう名前を取り払って、皆さんの「こんな歌を紹介したいな」みたいな声が
たくさん集まれば日本の音楽シーンも光り輝くのではないかと思います。


2011年4月 4日更新

宮沢和史 セレクト①
「見上げてごらん夜の星を/石川さゆり」(オリジナル1963)

宮沢和史普段の生活の中で悩み事があったり、心にひっかかることがあったりすると
どうしても足元を見たり、下向きになってしまいがちです。
そんな時に夜空を見上げ、星を見上げ、雲を見上げると全然気分が違って来ます。
まずは心、そして体を正すことで気分ってこんなに変わるんだなって
思う瞬間が今まで僕にもたくさんありました。

「もっとニッポニア!もっとジャパン!のうた」では、歌そのものにスポットを当てたいと
思い、今回は石川さゆりさんの歌う「見上げてごらん夜の星を」を選んでみました。



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