斉藤壮馬「自分にとっても新たなブレイクスルー」ニューEP『Nuance』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
11月1日のゲストは斉藤壮馬さん!
ニューEP『Nuance』について伺いました。

まずは新作のコンセプトから教えてもらいました。「『Nuance』っていうタイトルにするのも紆余曲折ありまして。前回の『Fictions』がガチガチにコンセプチュアルなアルバムだったので、もう少しアドリブというか、アトリエで自由な発想でものを作るみたいなものにしたいっていうのがあって。それこそニュアンスカラーっていう言葉があるじゃないですか。だから白とか黒とか決めきれない曖昧さとか、そういう揺らぎみたいなものを表現したいですって言ったら、ご提案を頂いたんです」
『Nuance』の収録曲はどれも斉藤壮馬さんが作詞、作曲をしています。「今回スケジュール的には、うちのチームの当社比で言うと割と余裕をもって順調にできたかなって。ギリギリのギリギリってよりは“お、意外と大丈夫だね”っていうような。全体的にちょっとラフな感じというか、厳密に詰めて詰めてってよりは、どこかに余白があるような作り方ができました。楽しく作れましたね」
曲が形になる瞬間、斉藤さんの頭の中ではどんな光景が広がっているのでしょうか?「自分の楽曲を作る時、ある光景が自分のイメージに浮かぶことが多いんです。例えば、晴れているけど雨が降っているガーデンみたいなところから、多分8分の6拍子だなとか思い浮かぶタイプなので。あとaかbかで迷ってるけど、どっちにも決められないみたいな時は”こういうコードかな”みたいな。そういう発想から作ることは多いですね」
リード曲の『afterschool』は、斉藤さんの好きな音楽にインスパイアされた楽曲です。「凄くリード曲っぽいとも僕個人は思ってないんですけど、自分がもうド直球で好きな音楽の方向性っていうか。いくつか軸みたいなものがあるんですけど、そのうちの1つが2000年代のギターロック。今まで割とそういうものからちょっとずらしたりとか、ごまかしたりしてきたんですけど、ここはあえてド直球ストレートで“自分が好きなものこれですよ”っていうのを提示してももういいんじゃないか、そういうニュアンスがあってもいいんじゃないかと思って、これは本当にすぐできましたね」
そんな『afterschool』のMV、斉藤さんにとって思いがけない映像体験につながったようです。「撮影は順調でした。どうしても映像の撮影って時間がかかるじゃないですか。なんですけど、監督が凄く素敵な方で、めちゃくちゃ現場の雰囲気をよくしてくれて。人として素晴らしいなと思って。じゃあ自分もできることを全力でやろうと思って、今回のMVが1番僕から内容にディレクションを入れなかったんですよ。あえて監督が曲をどういう風に捉えてくれるかに乗ってみようっていう発想だったので。コンテとストーリーが上がってきた時にこういう風にイメージしてくれたんだ、面白いなと思いました。あとCGも使ってくれて宙にいろんなものが浮いてたり。撮影の時はもちろんないので、凄く興奮しましたね」
レコーディングでは斉藤さんに思いがけない瞬間が訪れます。「レコーディングは結構順調でしたね。本来休みのスケジュールでレコーディングするっていう形にはなるんですけど、お昼ぐらいから始めて、夕方過ぎぐらいには終わって。どの曲も凄く楽しみながら歌えたんですけど、最後の『rain shoes』という曲が、自分的にも思い入れがある曲で、歌っている時にちょっと泣いちゃいそうになって、1回止めてもらいました。今回全体的に綺麗にというより、いい意味でラフさとかブレがあるような歌い方にして、ちょっとがなってみたり。楽しかったですね」
12月には横浜と台北でワンマンライブを開催します。「海外では初ライブなんですよ。しかもホール的な場所でライブをすることが多かったので、ライブハウスでっていうのもナカナカない経験で非常に楽しみだなと思います。場所が変わっても同じ音を鳴らせばいいと思うし、やっぱりその場所でしか鳴らせない音って絶対あるじゃないですか。ライブ会場にいてくださる方とどうやって一緒に盛り上がれるかっていうのがあると思うんで。今回はセトリ的にもバンド感増し増しな感じになっています。内情を言ってしまうと、僕はリハーサルのスケジュールが全然取れてないのに、なぜこんなにギターを弾く曲ばっかりに入れてしまったのか…」
「音楽って届いたら、リリースしたら聞いてくださる方のものだと思うので考察お待ちしております」と話していた斉藤壮馬さん。ニューEP『Nuance』は斉藤壮馬さんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「ここ数作品、コンセプションのものが多かったので、いい意味で肩の力を抜いて、ラフに楽しみながら、自由な発想で作れた。自分にとっても新たなブレイクスルーになるようなものになったと思います」

≪ゲストからのお知らせ≫
・11月5日、ニューEP『Nuance』発売!
・斉藤壮馬 Live 2025 “Nuance Colors”
12月21日、Zepp New Taipei、12月27日、横浜BUNTAIで開催!
・Sir Vanity×斉藤壮馬 2man Live
来年3月7日、8日、TACHIKAWA STAGE GARDENで開催!
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
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この記事の番組情報
A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE
土 23:00~24:00
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関する楽曲のオリジナルランキングの発表や週替わりで登場するゲストとのトークを通じ…

