キャンサーカフェ～みんなでがんを考えよう～: 2016年11月アーカイブ

2016年11月27日

11月27日放送分

昨年の８月にゲストとしてお迎えした"訪問看護師のパイオニア"秋山正子さんは、
２７年前に肝臓がんのお姉さんを在宅で看護した経験をもとに新宿区内で住民の医療相談に
応える「暮らしの保健室」を運営してこられました。
その「暮らしの保健室」のお手本になったのが、イギリス各地にある「マギーズセンター」と
呼ばれる、がん患者や家族・友人が気軽に訪れ、専門家のアドバイスも受けられる
コミュニティスペースです。
この「マギーズセンター」を日本に作ろうと秋山正子さんと、８年前に乳がんの手術を
受けた日本テレビ記者の鈴木美穂さんが中心となって「ＮＰＯ法人　マギーズ東京」を設立し、
活動を始めてから２年半が経った今年の１０月１０日に東京・湾岸エリアの「豊洲」に
「マギーズ東京」がオープンしました。
今回は、マギーズ東京の秋山正子さんとボランティアの浪瀬耕造さんにお話しをお伺いしています。

2016年11月20日

11月20日放送分

白血病やがんの治療、先天性脱毛症や不慮の事故によるケガなどで髪の毛を失った
１８歳未満の子どもたちに、医療用かつら（ウィッグ）をフルオーダーで作ってあげて
無償で提供している美容師さんのグループがあります。
大阪市に本部を置く、ＮＰＯ法人Japan Hair Donation & Charity
【通称JHDAC(ジャーダック)】と言いますが、「JHDAC」は、社会貢献や市民に感動を与えた
人を表彰する「2015年度シチズン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、「JHDAC」の活動に賛同する
美容師さんも全国に広がり、ウィッグを希望する子どもたちも増えているそうです。
今回は、「JHDAC」を立ちあげた事務局長の渡辺貴一さんに電話でお話しをお伺いしています。

2016年11月13日

11月13日放送分

現在、門田先生が、会長をお勤めになっている厚生労働省「がん対策推進協議会」で
来年６月の「閣議決定」を目指して、「第３期がん対策推進基本計画」の策定に向けた
検討を続けていらっしゃいます。
今回は、「がん対策推進協議会」で今どのような検討がされているのか、
門田先生に、お伺いしています。

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門田守人（もんでんもりと）

門田守人
（もんでんもりと）
（地方独立行政法人
堺市立病院機構
理事長
・
がん研有明病院　
名誉院長

1945年広島県生まれ。外科医。ラジオは初挑戦。

1970年大阪大学医学部卒業
1994年大阪大学　教授（医学部外科学第二）
2004年大阪大学医学部附属病院　副病院長
2007年国立大学法人大阪大学
　　　　理事・副学長
2011年国立大学法人大阪大学　名誉教授
2011年公益財団法人がん研究会有明病院
　　　　副院長
2012年公益財団法人がん研究会有明病院
　　　　病院長
2015年公益財団法人がん研究会
　　　　理事・有明病院　名誉院長
2016年地方独立行政法人
　　　　堺市立病院機構　理事長
　　　公益財団法人がん研究会
　　　　理事・有明病院　名誉院長
（現在に至る）

日本癌治療学会理事長（2005-2009）
日本癌学会学術会長（2010）
日本医学会副会長（2010年～）
がん対策推進協議会　会長（2011年～）

石川真紀（いしかわまき）

石川真紀
（文化放送アナウンサー）

出　身：秋田県秋田市
出身校：早稲田大学
誕生日： 1974年4月16日
血液型： A型
趣　味：映画鑑賞、音楽鑑賞、スポーツ観戦、
　　　　　散歩、人間観察

日本人の2人に１人は罹る病気「がん」。
これだけ身近な病気であるにもかかわらず、多くの人が「がん」を自分とは無縁と思っています。
この番組では、知っているようで知らない
「がん」について、がんの専門医として長く医療に携わってきたベテラン医師・門田先生といっしょに考えていく番組です。
がんの予防、検診、治療、そしてもし罹ってしまった時の「心構え」など、幅広い視点でお話を進めて参ります。