駅伝取材日記 駅伝取材日記 文化放送 大学駅伝 文化放送

総合優勝 早稲田大学 10区・中島選手

Q:どんな思いで逃げましたか。
A:今回、主力の志方、佐々木が抜けました。本来なら走れませんでした。走れる人と走れない人がいるので、しっかり走ろうと思って最後は怖かったけどしっかり逃げました。

Q:キャプテンとして優勝できました。
A:これまで、出雲、全日本とキャプテンらしいことができなくて、最後に少しキャプテンらしい仕事ができたと思います。

Q:後輩にはどんな期待をしますか。
A:もっと強くなるチームなので、もっともっと強く。八木を中心に頑張ってほしいです。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 9区・八木選手

Q:9区の重圧はありましたか?
A:レース前、とても不安でしたけど、タスキを受け取ったとき、タスキが汗で重くて。その瞬間、「やらないといけない」と思って、必死に走りました。

Q:前回、5区での悔しさがあったと思うのですが。
A:箱根の借りは箱根でしか返せないと思っていました。まだ返せたとは思ってないですけど、少し貢献できたので、次は4年生を超えられるようがんばりたいです。次は、どの代よりも良い、と言われるよう、チームをしっかり引っ張って連覇したいです。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 8区・北爪選手

Q:8区を走って、前回のタイムを縮めました。
A:前回よりは良いタイムで走れたんですけど、後半で少し差を詰められてしまって。それを後の二人がつないでくれて、優勝できたのでよかったです。

Q:早実に入った時、渡辺監督からどんな言葉をかけられたのでしょう。
A:「7年間計画で、おまえが4年の時、箱根で優勝できるチームを作る」と、誘っていただきました。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 7区・三田選手

Q:差を見事に広げました。
A:たくさんの方々から応援していただいていると感じました。ずっとチームに迷惑をかけてきて、渡辺さんにも迷惑をかけてきたので、恩返しをしたいと思って走りました。

Q:昨年は走れず、悔しいシーズンでした。
A:またもう一年、今の4年生を超えられるようがんばります。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 6区・高野選手

Q:見事な逆転劇でした。
A:自分のところで抜いて先頭に立つのが自分の役割だと思っていましたので、果たせてよかったです。

Q:レース途中での転倒について
A:びっくりしましたけど、冷静に対処できたのでよかったなと思います。

Q:最初で最後の箱根、どんな大会でしたか?
A:いろんな方が注目してくれますし、応援もすごくて。恵まれた大会に出場できたことを感謝しています。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 5区・猪俣選手

Q:見事、最後までつめました。
A:登りで少し不甲斐ない姿を見せてしまったので、何とか少しでも見える位置で渡そうと必死で走りました。

Q:一般入試で早稲田入学、どんな4年間でしたか。
A:幸せなときばかりではなく苦しい時もありましたけど、今こうやってこの場にこういう結果でいられるのが本当に嬉しくて、素晴らしい4年間だったと思います。人生の宝です。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 4区・前田選手

Q:初めての箱根駅伝について。
A:1区の大迫から3区の矢澤さんまで差を広げ、たすきを持ってきてくれたので楽しく気持ちよく自分の走りができたと思います。

Q:前回の4区は当日変更で、コース沿いでタイムを知らせるダンボールを持っていましたが。
A:「来年は絶対出よう」と思いながら、その仕事をしていました。こうやって今年出られたのでうれしいです。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 3区・矢沢選手

Q:タスキを待っている時、ずっと目を閉じて待っていました。その時の気持ちは?
A:4年生のことを考えていました。

Q:過去2回は1区。今回は3区でしたが。
A:タスキを受けて走って、また重みを感じましたし、次の区間につなげてよかったです。

Q.4月からは4年生ですね。
A.今の4年生のような存在を目指してがんばります。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 2区・平賀選手

Q:初めての2区でしたが。
A:緊張した部分もありましたが、(1区の)大迫が良い位置に持ってきてくれたので、落ち着いて走ることができました。

Q:1時間7分50秒というタイムについて。
A:ひとつの目標にはしていたので、そういう意味ではよかったです。

Q:この経験をどう生かしていきたいですか。
A:とても自信になったので、これからの様々なレースに生かしていけたらと思います。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 1区・大迫選手

Q:区間賞でした。
A:もともと狙って走ったので、その通り走れてよかったです。

Q:1年生で、初めての箱根でしたが。
A:1年目から優勝できて、うれしいです。

Q:あと3回箱根が残っています。今後の目標を聞かせてください。
A:3連覇、4連覇できるように、がんばっていきたいです。

2011年1月 3日

総合優勝 早稲田大学 渡辺康幸監督

Q:夢にまで見た総合優勝ですね。
A:素直に嬉しいと言いたいですが、東洋さん、素晴らしいチームでした。

Q:どんな思いで復路の戦況を見つめましたか。
A:山下りの高野が良い走り出しをしてくれました。逃げる展開で、うちの展開にしたけど、9区以降は東洋さんの追撃にあいました。箱根駅伝は楽に勝たせてもらえないと痛感しました。

Q:出雲、全日本では封印した胴上げ。どんな感触でしたか。
A:最高でした。この胴上げのために、1年間やってきたので選手に感謝です。

Q:これからの早稲田時代に向けて一言。
A:また来年以降、東洋さんも強くなりますし駒澤さんも強くなると思いますので、また来年も2年連続三冠できるようなチームを作りたいです。

2011年1月 3日

9区 区間賞 田中貴章選手

Q:57秒差でたすきをもらって、その差をつめてという走りでしたね。
A:前の8区の(千葉)優さんが出てきてくれたので、気持に応えたいというのもありましたし、昨日走った柏原が作ってくれたリードは最後まで守りたいと思いました。本当、1秒でも。

Q:柏原選手からのエールはいかがでしたか。
A:びっくりしました。昨日楽しんで走ってきたから、楽しんでこいと。苦しいときほど柏原の気持も考えて走っていました。

Q:これで2年連続の区間賞です。
A:区間賞ですけど、前を追いきれなかったというので課題は残っていますし、チームが勝たないと区間賞も意味がないと思っています。早く大手町でトップでゴールしてほしいです。

Q:あとはアンカー勝負ですね。
A:10区の選手を信じてゴールで待ってます。

2011年1月 3日

8区 区間賞 千葉優選手

Q:2年連続区間2位でしたが3年目にして区間賞です。
A:自分のところで早稲田との差をつめて走らないと9区に負担をかけてしまうので、と思って走っていました。後半の10km以降で粘れずに早稲田とは後半逆に差も広げられてしまいました。

Q:ただ早稲田との差を1分以内に縮めて戸塚では57秒差です。
A:前が見える位置で最低でも渡さないとと思って走っていたので、もうちょっと頑張らなきゃいけないと思いました。

Q:この後、3年生が3人走りますが。
A:田中と山本健二も頑張ってきて、力入れてきたので、早稲田も強いですけれども自分たちの走りをすればよい戦いができると思います。

2011年1月 3日

7区 区間賞 窪田忍選手

Q:1年生で区間賞、見事な箱根デビューです。走り出した時どういう気持ちでしたか。
A:とにかく緊張しました。でも、千葉さんが前をつめて走ってきてくれたので、自分もしっかりつめで高瀬さんに渡そうということを考えて走りました。

Q:歴代9位の好タイムです。
A:あまりタイムの事は意識していなかったんですけど、前との差を途中で聞いたりして区間賞はとりたいなということを考えていました。

Q:駒澤大学は上位に迫っていますね。
A:このまま、この後の先輩も強いので、しっかり走って優勝を狙っていきたいです。

2011年1月 3日

6区 区間賞 千葉健太選手(※区間新)

Q:区間賞、狙っていましたか。
A:調子も良かったので、思い切り行けば出ると思っちゃいました。しっかり狙って今日走りました。

Q:どこから狙っていましたか。
A:スタートする前から狙ってはいたんですけど、5km辺りからいけるんじゃないかなと思い始めました。

Q:昨年も区間賞で山下り、今年は区間新。山を下るポイントは何でしょうか。
A:攻めの気持ちでしっかり積極的に行く事がタイムを出すには必要だと思います。

2011年1月 3日

往路終了後談

東洋・酒井監督

 

Q3年連続の往路優勝おめでとうございます。

A:ありがとうございます。

 

Q:今までと比べると後続チームとの差があまりないが

A:そうですね。どの大学も往路に有力メンバーを集めていますので、結果的に各大学の往路
タイムが昨年よりも良くなっていると思います。

 

Q5区の柏原君の走りについて

A:序盤、宮ノ下までは昨年よりも記録は良かったのですが、中盤昨年よりも失速してしまって、一時後ろから来る東海大の早川選手や後続が気になったんですけど、そこからもう1度粘って早稲田をとらえて、良い仕事をしてくれたと思います。

 

Q:何度も後ろを振り返っていました

A:今シーズンの彼の走りを象徴しているのかなと思います。

 

Q:でも良く走った

A:そうですね。17分で走ってくれるので、これまでの順大の今井君の記録よりも良い出来ですし、十分仕事を果たしてくれたと思います。

 

Q:選手として一皮むけたという感じ

A:記録は悪くなりましたが、精神的に今年は非常に良い成長を遂げることができ、次のレースに向けて、また来シーズンに向けて、良いスタートが切れたのではないかと私は思います。

 

Q:早稲田とは27秒差ありますが、どのようにとらえていますか。

A:決して油断できるタイムではありませんが、我々もまだ調子の良い選手がいます。しっかり粘って、往路は4区まで早稲田に負けていたので、復路の5区間は東洋が勝つ区間にしていきたいと思います。

Q:ポイントはどの区間でしょうか

A6区、7区で流れに乗ることだと思います。

 

2011年1月 2日

往路終了後談

早稲田大 渡辺監督

 

Q 往路新記録での2位という結果について。

A 往路優勝ではないので素直には喜べませんが、うちとしては今日の結果をプラスに捉えています。

 

Q 具体的にプラスに捉えている部分とは?

A 山登りが急に猪俣に変わってチームとしてかなりぐらついた所はあったんですが、これで逆に選手が繋がって、いい意味で箱根駅伝を迎えられたところがありました。

 

Q 下りでは東洋大・柏原選手との距離を詰めたが。

A そうですね。それは猪俣の走りもそうなんですけど、4年生中心で組んだ練習量で4年間やってきているので、今日は柏原君が相手でしたからこのような結果になってしまいましたが、復路は残っている選手で十分対抗できますので、自信を持って戦います。

 

Q 「1分差以内ならOK」という戦前の予想の中、27秒差でのスタートとなるが。

A 山下りは、うちは自信を持ってますので、そういう意味で見える位置でスタートできるのは助かりました。

 

Q 6区を走る選手の設定タイムは?

A 59分30秒は切りたいなと...。あわよくば、もっと上までという風に考えています。

 

Q 7区以降のイメージ、レースプランは?

A 互角の争いになると思うので、確実につないでいくということです。おそらく東洋さんも崩れることはないでしょうから、15キロ過ぎてから1キロ1キロ勝負になると思います。

 

Q 往路の結果を見てサブにいる中島選手や八木選手、三田選手の使い方を考えるとのことだったが、3人の起用は?

A そうですね。7910区で入れる予定です。

2011年1月 2日

往路終了後談

駒沢・大八木監督

 

Q往路を振り返って

 まずまずで終わりました。私たちが予想していたとおりです。

 

Q往路の特によかった所は

2区の撹上が繋いでくれたところがよかったです。1区は積極的に行ってほしかったが、1年生だったので自重したところがあり、本人も少し物足りなく終わったとは思います。この次は積極的に行かせたいです。全体的にはもう1分くらい差をつめて山に入れれば、もう少し面白いレースになった。

 

Q個々のレベルは高かったですね。

 全体的にはまずまず。1時間20分ぐらいで走れているので。19分で行ければもっと面白い。

 

Q復路では

 今3分差なので復路も面白いレースをしたいです。

 

Qエントリー変更は

 明日2人位しますよ。ポイントは6,7区の流れです。

 

Q目標は

 3位以内。あと2つくいたいです。

2011年1月 2日

往路終了後談

神奈川大・大後監督

 

Q往路を振り返って

 すごい早いレースだったので、のり遅れたところがあるが、でも選手が設定したタイムとほぼ同じタイムで行けました。最後の5区の天野ががんばってくれて、順位を上げられたので、明日につながったと思います。

 

Q2区は相当早かったのか

 入りは相当早かった。うちはちょっと対応できませんでした。

 

Q復路に向けて

 大きく挽回する選手はいないが、自分の力を発揮すれば今回みたいにチャンスが出てくるのではと思うのでとにかく我慢してじっくりいきたいです。

 

Q明日はエントリー全員が初めての箱根ですが

 5人とも初出場で不安はありますが、初めての勢いを買いたいです

2011年1月 2日

往路終了後談

青山学院大 原監督

Q.往路を振り返って

 2区までは良く、2区は見せ場作ったが3区の大ブレーキが残念でした。1区は16位だったが、タイム差は20秒だったので想定内です。

 

Q.出岐選手(2区・区間4位)について

 そんなに練習してないですが、試合で120%出せるタイプの子なので強くなりました。本物ですね。大切に育てなくてはいけません。

 

Q.山登りについて

想定内でした。

 

Q.復路に向けて

 6位まではあまり差がないのでシード権とは言わず6位を目指す中でシードを取りたいという強気の姿勢で臨みたいです。特に6区小川でまずは10位以内に入り、9区で勝負をかけたいと思っています。

2011年1月 2日

往路終了後談

明治・西監督

 

Q:往路終わって感想は

A:1区ちょっと出遅れたが、よく2区で悪い流れをいい流れに変えて、そのままいけたのは大きかったです。

 

Q:5区の大江君もがんばりました

A:彼は本来下りで使う予定だったんですが、登りの選手が足を痛めた関係で、12月に入って彼に1番キツイところをやってもらうことになりました。その彼がいい走りをしてくれました。

 

Q:鎧坂選手の走りは

A:予定は7分台でしたので。でもあの2区であれば、"村澤君としっかり勝負してもらいたかった"というのが、ちょっと悔いが残ります。

 

Q:復路は

A:ちょっと不安な区間もありますが、今の順位をキープしながら、1つでも前をねらっていきたいと思います。

 

Q:トップから221秒差です

A:復路につながる今日の往路だったと思います。復路も少しでも前に追いつくようにがんばりたい

 

Q:キーになる区間は

A:やはり8区ですね。8区で粘れれば面白いと思います。

 

Q:最終的な目標は?

A:後ろにも強いチームがいるので、抜かれないように"3番"を狙っていきたいと思います。

 

2011年1月 2日

往路終了後談

帝京大 中野監督

 

Q 大躍進だと思いますが。

A うーん、まあ面白いレースができたかなと思っています。明日につながる順位とタイム差かな、と思ってます。

 

Q 4区・西村選手は故障明けでしたが、すばらしい走りでしたね。

A 私は故障とは思ってませんでしたけど。4年間育て上げてきましたんで、あのくらい走って当然です。

 

Q 会心の出来ですか?

A 普通ですね(笑)。

 

Q 5区・土久岡選手も粘ったと思いますが。

A 体調に変化があったみたいで最後伸びきらなかったですね。でもよく襷を繋いでくれました。

 

Q シード権内も見えてきました。

A 前が秒差ですので、6番までは見えますので、チャレンジしていきます。

 

Q 復路のポイントは?

A 9区です!

2011年1月 2日

往路終了後談

日体大・別府監督

 

(往路を振り返ってみて)

 順位は10番でしたけれど、考えていた設定タイムはすべての区間でクリアできていたので、よしとします。

今年は厳しい駅伝になると覚悟していたので。

 

(ほかのレベルが高かった)

 そうですね。それとウチも準備の段階色々ありましたから。

 

(誤算はどこだったでしょうか)

 誤算はないんですよ。今ある力は出せました。

 

(復路はどのように戦いますか?)

 復路も設定タイムどおり、堅実な走りをしていきたいです。

 

(最大の収穫は)

 元気のある1年生ががんばっていたなと

2011年1月 2日

往路終了後談

拓殖大 岡田監督

 

(往路が終わっての感想)

 山あり谷ありで胃が痛かった。もう少し楽なレースができると思ったがそんなに

甘くなかったです。

 

(具体的には)

 1区は順位よりも秒差できたので問題なかったのですが、2区が私の計算より1分悪かった。本人も もう少しよく走りたかったみたいですが,1分悪かったのが後を走る選手たちに悪影響を及ぼした。ただ選手たちは合宿で走りこんでいたので、前半は悪かったが後半盛り返したので駅伝らしいレースになりました。

 

(復路のポイントは?)

 まずは6区できっちりと今の順位もしくは前を捕らえるように走れば、おもしろい形になると思います。

 

(最終的な目標は?)

 シード権が目標で、その中でも過去最高の8位を上回る7位でいけば苦労が報われるとおもっています。

 

(岡田監督自身は久しぶりの箱根になりましたが...。)

 昨日から楽しくて眠れませんでした。朝は2時前に起きて何もすることなく、3時の散歩まで待ち遠しかったです。

2011年1月 2日

往路終了後談

東海大学 新居監督コメント

 

(往路を終えての感想)

ちょっと出入りが多かったんですけど...。なんとかああいう順位に入れたので、とりあえず安心しています。

(村澤選手の走りについて)

もうちょっとトレーニングを継続してできるようであれば、あとタスキをもらう場所がもう少し違う場所であれば、もうちょっといけたのかなという気持ちはあります。

(3区の元村選手も1年生ながら、区間3位の好走だったが)

おかげ様で。1区にするか3区にするか迷ったんですけど、一人でもしっかり走ってくれるだろうということで彼をとりあえず3区に入れました。それがうまく走ってくれたので安心しました。

(5区の早川選手について)

基本的にはもっと記録を縮めてほしかったんですけど、彼いわくじゃないですけど、「最低限の仕事ができた」という風に評価できていましたので、でも指導している立場からすると、記録的にもっといってほしかったなという思いがあります。

(復路に向けての意気込み)

復路は我慢のレースをしていかなければいけないなという風に考えています。4年生がほとんどなので、4年生が4年間やってきたことをしっかり出してもらえればと考えています。

(最終的な目標、順位)

まずは現状維持。上位を狙いたいですけれども、なにしろシード校を目標に、片手(5位)以内にいければと考えています。

2011年1月 2日

往路終了後談

山梨学院・上田監督

 

ちょっと力を出し切れなかった。特に45区。4区の全般と5区のラスト3キロが動きが止まってしまいました。中央大学にラスト3キロで1分あけられてしまったことが誤算ですね。

 

高瀬については2区は例年よりレベルが高い区間でした。去年より良いタイムで走っていたけれど,前半固かった。あと30秒ぐらいはという感じでしたが,それにしても4区が悪すぎた。区間18位だし。

復路に向けて、当然シードを取らないと話にならない。そこの争いが過激になると思うが取り残されないようにしっかりいきたいです。

2011年1月 2日

往路終了後談

城西大学 櫛部監督

 

(素直な感想を聞かれて)

往路を終えてホッとしています。1区、2区が予想外に出遅れて、ここから上がれるのか...という心配が正直ありました。

3の八巻は、ここ一年で飛躍的に伸びた選手の一人。彼がなんとかしてくれると信じていました。少しずつつめてくれたので、彼を3区においてよかったと思いました。

山登りの田村は昨年も5区を走っていて確実に走れる選手なので、予定通り行ってくれました。

(明日は)

昨年は10位で往路を終えて、最終的には6位で終えました。復路に関しては、比較的に各選手がいい位置にもって来れるのかなというのがあったので、ある程度自信があります。前半重視ですが後半もうまく配置してやっているので、910区で上の方が見えれば良いなと思っています。

2年連続のシード権について)

最後まで油断はできないです。後ろにも何チームかいますし、それも混戦で。そういったところは注意しつつ、先に行っている上のチームを見たいですね。具体的には東海、明治、國學院あたりを狙っていきたいですね。

 

2011年1月 2日

往路終了後談

國學院大学 前田監督

 

(往路を振り返って)

1~4区までが良く粘ったと思います。5区の仁科はもともと力のある選手なので、期待通りの走りだったと思います

(復路に向けて)

シード権を取りたいです。シードを取れば、みんなで大手町で笑えると思います。

2011年1月 2日

往路終了後談

村澤明伸(東海大)選手 会見コメント

 

(レースを振り返って)

タスキをもらった位置がもらった位置だったので(20位)、自分のペースで走ることを心がけました。その割に、最初の5キロはとばし過ぎてしまいましたが、粘ることができたと思います。拓大の選手(マイナ)が前にいたので。リズムを作ってもらいながら走れました。

(17人抜きや66分台という記録について)

全体的に追い風で、(風のおかげで)自分の体が動いてくれました。(記録が出たのは)条件がそろっていたからですかね。記録は記録なので、チームのためになっていればいいです。その意味でも。復路の結果を見て評価したいと思います。

2011年1月 2日

往路終了後談

上武大学 花田監督

(往路を終えて、率直な感想は?)

出だしは良かったのですが...。作戦通りの展開ではあったんですが、エースが結果を出せず、悪い流れになってしまいました。やはり、長谷川(裕介、2区区間16位)頼みのチームだったんだなと...。今回の長谷川に特に(故障等の)問題はありませんでした。"速さ"ではなく"強さ"がなかったということ。その辺りを強化できませんでした。

故障明けの坂口(4区区間20位)も復調し、自信を持って送り出しましたが、とにかく流れが悪かった。

今大会はレベルが高く、前半から各校は速いペースで入っていました。うちはペースを守る作戦だったので、悪い流れを跳ね返すことができませんでした。ほとんどの選手が順調に来ていたこともありますが、大事に来過ぎたのかもしれません。〝攻める流れ〟にすることが出来ませんでした。私自身に甘さがあったということです。

 

(復路に向けて)

復路は4年生中心です。順位もこれ以上下がることはないので、次につながる、そして下級生たちにつながるレースを期待したいです。

2011年1月 2日

往路終了後談

山梨学院大学 上田監督

(往路を振り返って)

(厳しい口調で)4区が全てです。台無しになってしまいました。4区で2~3分縮められたと思います。

湿ったまま終わってしまいましたが、シード圏内まで約30秒差程度。復路は、そのシードラインに食い込む覚悟で臨みます!

 

2011年1月 2日

往路終了後談

明治大学 西監督

(往路を振り返って)

今日は予想以上でした!

(5区で区間2位の好走を見せた、大江選手について)

12月に入って短い期間で調子を上げました。本当によく走ってくれたと思います。

2011年1月 2日

往路終了後談

中央大・浦田監督

 

Q.往路が終わって、どんな感想を持たれましたか?

 年々箱根のレベルが上がっているように感じました。トータルで2校が新記録という事と、1位から下位までそれほど差が開かないという所は、"戦国"になってきたなという感じです。

 

Q.その中で、中央大学の往路という面に関してどう感じましたか?

 往路は大エースがいないというチーム状況もありますので、復路につなぐ、復路でしのげる順位を確保する事を考えていましたので、しいて言えば6位以内に入っておきたかったというのはあります。

この混戦の中では、うちとしては、想定どおりのタイムで走れたという風には感じます。

 

Q.5区の大石選手も踏ん張りましたね。

途中、登りの最後のほうで少し疲れてしまって。1分ぐらいはロスをしてしまったかなとは思います。昨年よりも下りの区間に入ってからが、かなりがんばりましたので。

そこで5チームくらいは抜いたんじゃないかなと思います。

 

Q復路はどの辺がポイントになりそうですか。

うちとしては、6区7区で少しでも順位を上げて、初出場の選手が並ぶ後半3区間が勝負どころになると思います。そこまでに勢いをつけていきたいです。

 

Q激しい順位争い、最終的にはどんな所を狙っていきますか。

優勝狙って今年1年やってきましたけど、かなりタイム差もあります。

3位、といってもだいぶ差があるんですけど、是非ともそこを狙って順位を上げて生きたいと思います。

2011年1月 2日

往路終了後談

 日大 堀込コーチ

 

2区までは順調でした。できれば2区でトップに立ちたかったですね。

1区の堂本は大迫についていくという判断が的確だったと思います。

3区・森谷は急成長を見せていたんですが、その裏にあった見えない疲れが実はたまっていたんでしょう。

5区の田村は足に来きてしまっていました。責任を感じている様子なので今後のためにもゆっくり時間をかけてやっていきたいと思います。

 

復路はシードの確保に向けて1秒1秒を大切にしていきたいです。復路のメンバーが「今度は自分たちの番だ」と気合いを見せてほしいです。

 

 

2011年1月 2日

往路優勝 東洋大学 5区 柏原選手

「やったぞ田中~!」 (明日復路の9区で待ってくれている田中選手に対して)

Q:3年連続の大逆転でしたね。
A:今日もスタート前にみんなから楽しく走れということを言われて。自分の事を心配してくれて楽しく走ればよいという事を言われたので、チームがいて改めてよかったなと思いました。明日はまだ主力が残っているので、東洋らしい粘りの走りをして明日も優勝したいと思います。

 

2011年1月 2日

往路優勝 東洋大学 1区 川上選手

Q:初めての箱根駅伝はいかがですか。
A:最初の方は緊張がありました。

 

2011年1月 2日

往路優勝 東洋大学 酒井監督

Q:見事な駅伝でした。
A:しっかり最低限の往路優勝できて、まずは明日につながったと思います。攻めた結果だと思いますがもう少し縮めることができたかなとも思います。

Q:明日の復路についてはどうですか。
A:往路は往路、復路は復路で、明日もミスのないように攻めの走りをしたいです。

2011年1月 2日

4区 区間賞 西村知修選手(※区間新)

Q:狙っていましたか。
A:最初に監督に4区を任されたときから狙っていこうと思っていました。

Q:平塚では15位でたすきを受けました。どんな気持ちでしたか。
A:前の区間が1年生で、3区ということで負担が大きかったので、4区のキャプテンの僕が取り返す気持ちで走りました。

Q:8位まで順位を上げて7人抜きですね。
A:もう1人見えていたので、できればごぼう抜きの記録を更新したかったんですけどちょっと届かなかったです。

Q:キャプテンとしてどうですか。
A:4年生が力をつけてきて、僕じゃまとめるのが不安でしたが、精一杯まとめるをがんばりました。

Q:後に続くランナーに一言お願いします。
A:この勢いのまま、後半の区間も粘り強くなったのでみんなで5位以内をとりましょう!

 

 

2011年1月 2日

3区 区間賞 オンディバ・コスマス選手

Q:15位でたすきを受けて、どんな気持ちで走りましたか。
A:監督から言われた「自分のペースでとばさないように、前半はリラックスして、後半は少しとばす。風に負けず、最後まで行く」という気持ちで走りました。

Q:11人抜きについてはいかがですか。
A:うれしいです。

Q:2回目の箱根駅伝。1回目と比べてどうですか。
A:今年はちょっと調子が良かったです。

 

2011年1月 2日

2区 区間賞 村澤明伸選手

Q:20位でたすきを受けて、どうでしたか。
A:どんな順位で来ても、自分の走りができるようにと考えていました。思ったような走りができたと思います。

Q:タイムは歴代4位です。
A:風が追っていたのもあったので、走っている最中はタイムはそんなに気にならなかったです。

Q:チームを3位まで押し上げましたね。
A:僕のチームとしての役割だったと思っていました。まだゴールしていないので、役割を果たしたかはわからないですけど。あとはしっかり4区5区の選手を待ちたいと思います。

Q:今年は5区に早川選手も待っています。
A:一緒にライバルとして東海大学で戦っている仲間なので、これからがんばってほしいと思います。

 

2011年1月 2日

1区 区間賞 大迫傑選手

Q:飛び出したとき、どんな気持ちで走り出しましたか?
A:スタートから自分のペースで行こうと思っていたので、後ろがついて来ても気にせず走ろうと思いました。

Q:記録に関しては?
A:特に意識はしていませんでした。区間賞は気にせず走りました。自分のペースで行って区間賞をとれればよかったので、今日はよかったと思います。

Q:監督からはどんな指示が?
A:後ろを気にせずいけば区間賞を取れるから自信を持って行けと言われていたので、自信を持って走ることができました。

Q:初めての箱根駅伝はどうでしたか?
A:若干不安がありましたが、最初いい感じで2区につなげてよかったです。

Q:優勝に向け良いスタートダッシュになりましたが
A:頼りになる先輩がいるので、しっかりぼくは応援したいと思います。

 

2011年1月 2日

箱根駅伝 区間エントリー発表!

12月29日(水) 晴れ 11℃

いよいよ、第87回箱根駅伝の各大学、区間エントリーが発表されました。
(※文化放送 箱根駅伝公式HPにアップしています⇒http://www.joqr.co.jp/hakone87/)

各大学、さまざまな思惑が感じられますが、
きょう、午後7時から絶賛放送中、
「菅野しろうのアナログ情報バラエティ しろバラ」の中、
8時40分~8時50分の箱根駅伝への道で、
文化放送 槇嶋範彦アナウンサーが、
詳しく分析してくれます。
お楽しみに!

詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月29日

箱根駅伝へ向けて 早稲田大学合同取材

12月18日(土)  晴れ 8℃ 

いよいよ優勝候補筆頭の合同取材!
小手指駅から大学に向かうバスも、
いつも単独取材に行く時より乗客が多め。
各社報道陣でごった返していました。

校舎の教室で始まった各選手の取材、
数多くの強い選手がいるため、
報道陣に囲まれる選手があっちにもこっちにも。

出だしの1区で又流れを作るのか?矢澤選手、
「1区は嫌いじゃない。でも他の区間にも興味がある。
自分の力を最大限出せると選んでもらった所で頑張りたい」
と、笑顔も交えて話していました。
1月2日、箱根駅伝中継ゲストの竹澤健介選手へのコメントも収録しました。

そしてこちらもスター監督!渡辺康幸監督が登場すると、
報道陣も二重三重に囲んでの大包囲取材!!
「他の強い大学さんの1区2区を読み探りながら、
うちもベストの布陣を組んで行きたい」
との事でした。
監督が最も神経を配るのは東洋の布陣、
3冠か?3連覇か?
区間配置だけでも興味津々ですね!

佐々木寛文選手、大迫傑選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月19日

箱根駅伝に向けて 國學院大學取材日記

12月17日(金) 晴れ 9℃

二子新地の駅から商店街を歩いて5分程、
新しくなった國學院大学の選手寮があります。
寮にお邪魔すると、壁一面に細かく詳しい箱根駅伝のコースマップが。
久しぶりに本戦出場をつかんだチームの雰囲気を感じます。
そして、取材に伺った時が夕方だったので、
香ばしい夕食の匂いに包まれながら、
食堂で取材をさせていただきました。

駒澤大学初優勝時のキャプテンだった前田監督、
「5区には自信があります。常に10位との差を意識しながら、
絶対シード権を獲りたい。ただ参加するのではなく、
レースの中で何かを見せていきたい。」
と話していました。
そして、
「往路で母校駒澤の前に出たい!」と、
合宿を共にしてくれた恩師大八木監督への恩返し発言も。

「自分達の代で必ず変えるんだ!」と誓い合って来た、
仁科キャプテンを中心とする4年生。
有言実行の鉄の結束を誇る最上級生が引っ張る國學院は、
必ず何かを魅せてくれる雰囲気にあふれていました。

仁科徳将選手、荻野皓平選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月17日

箱根駅伝に向けて 東京農業大学取材

12月16日(木) 曇 6℃

この冬一番の?冷え込みの中、
通勤ラッシュとは逆の新宿発電車で経堂駅へ。
経堂駅から、商店街、閑静な住宅街を抜けると、
歩いて20分程で東農大に到着しました。
香ばしい匂いに包まれたどこか懐かしい学食で、
8時半から取材が始まりました。

前田直樹監督
『前回は5位というより、シードを取れたのが大きい。
今年の出雲駅伝もそうだったが、
自分たちの駅伝が出来れば他のチームがミスする事で上位に行ける。
とにかく自分たちのレースに徹したい』
と話していました。

選手の自主性を重んじ、
今日も選手の会話に優しい笑顔を向け、
選手の一員かの様に気軽に話に加わっていた前田監督、
明るいチーム力と数多くの5位経験者が、東農大の武器であり魅力です。

木下潤哉選手、松原健太選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月16日

箱根駅伝に向けて 専修大学取材 

12月16日(木) 曇 7℃

この冬一番の寒気が日本を大きく包み、九州でも初雪を観測した今日、
千葉県富津市で合宿を行なっている専修大学の取材に行ってきました。

前回の箱根駅伝では17位。
予選会でも、ギリギリ10位で本戦出場を決めた専修大学ですが、
現在チームの状態は上々のようでした。
その専修大学の注目選手は、長野、佐久長聖高校で主将を務めた宮坂俊輔選手。
こちらの質問にも、テキパキを答え、さすが名門高校の主将を務めてきただけのことはあります。

富津からの帰り道、お腹が空いたので、
アサリご飯定食、貝柱丼、かき揚げ丼など
海の幸に舌鼓を打ち、明日の取材への活力にしました。


五十嵐祐太選手、宮坂俊輔選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月16日

箱根駅伝に向けて 駒澤大学取材

12月15日 晴れ 

駒澤大学の合同取材に行ってきました。

大八木監督談
『今年のチームスローガンは「原点と自覚」
実績のある選手が多数卒業したので、ここで原点に立ち返り、
しっかり自分たちにの役割を見つめなおす。
今季は育成の年、という考えは変わらない。
若い選手を育てるシーズン。
出雲、全日本と結果も出しているが、箱根は別物。
なんといっても一気に距離が伸びる。
これに経験の少ない若い選手が対応できるか正直不安。

しかし、若くて勢いのあるチームになってはきた。
今回の箱根をクリアして初めて一人前と言える。
全日本の後、伊豆大島の合宿で、
しっかり1、2年生が走れるようになってきたし、久我、高瀬も調子はいい。
藤山もいいが、使いたくないなあ(笑)ま、ウチの秘密兵器ということで・・・

1年生の湯地の調子がいいのでこれは面白いですよ。
区間配置は難しい。自分としてもだれをどこに配置するべきか、
みんな同じようなレベルだから逆に難しい。
しかし1区で出遅れない配置は絶対条件。
2年連続出遅れは許されない。若いチームだから、
後から追い上げるというより、前半から前にいるというほうが力が出せるだろう。
2区も未定。
エース区間なので我慢強く、性格の強い選手に任せたい。
経験のある上級生を使うか、おもいきって新しい選手を使うか。
ウチは宇賀地を一年生から使いましたからね。
そういうことやるかもしれませんし、無難にいくかもしれません。
いやほんと、どうしようか決めかねてるんです。

5区はもう決まってます。
10月に決めました。1時間19分~20分くらいでいってほしい。
柏原と3分差以内でまとめてくれれば。
一番悩んでいるのは4区かなあ。
若いのを使うか上級生をつかうか。
特に小田原まではなんとしても先頭集団に食らい付きたいので、
4区の役割は重要です。
で、山の上で先頭から2分以内なら復路が面白くなります。
他チームでいえば拓大は留学生、東海も村澤で前にくるだろうから、
早稲田、東洋以外のチームが往路かき回す可能性もあります。
でも余裕があるのは東洋でしょう。
5区に大砲がいると思うだけで、
どれだけ1区~4区の選手が楽に走れるかは計り知れないものがある。
アンカーを誰にするかも難しい。

昨年は優勝できると思っていたが11月に故障者が出て目標を3位に修正。
昨年に比べればレベルは低いです。
今年は確実に3位を狙いにいかないと。
育成の年とはいっても目標をクリアできないと育成にならない。
今年はうまくいくかもしれないし大ミスするかもしれない。
これから本番まで選手を慎重に見極める必要があります。
早稲田、東洋は層が厚い。そこはウチはかなわない。
でもウチがミスをしないことが前提だが、
この二つがミスをすればウチにも大きな可能性が出てくる。』

そして、取材終了の合図は大八木監督の大きな声。

「はい!取材終了! みんなマスクせい! 手洗いも忘れるなよ!!」

上野渉選手、油布郁人選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!


2010年12月15日

箱根駅伝に向けて 山梨学院大学合同取材

12月15日(水) 晴れ 13℃

遠くに見える南アルプスの山々は雪の帽子をかぶり、
甲府も寒いのかな?と思って車を降りると、風も無く、意外と暖かい。
そんな中で、まずは大学による壮行会及び結団式が行なわれました。

チアリーダーによるオープニングパフォーマンスに始まり、
エントリー選手16名の紹介、高瀬無量主将による誓いの言葉、
上田誠仁監督の挨拶などなど、一般の学生も多く集まり、賑やかに行なわれました。

そして、場所を移して、監督、選手の個別取材。
上田監督にお話を伺いました。

『前回は、復路の4年生が湿った走りをしてしまった。
今回は、昨年以上の練習はできていますが、派手さが無いですね。
メンタリティの成長がでてきたかどうかが課題です。
区間配置は、選手の体調に応じて変えることができるように、何パターンか考えています。
出雲、全日本でいろんな選手に駅伝の経験を積ませ、箱根に備えてきました。
この区間はこの選手。と決めるのでなく、
候補者数名の中から、調子の良い方を使うしかないよな。
というような選手の選び方をやりたいですね。
うちには、高校時代、陸上雑誌のカラー写真に載るような選手、
風に乗って軽やかに走ってきた選手はいませんが、
逆境、逆風の中でも走っていけるチーム作りをしてきました。
選手たちには、反骨精神を出してほしい。
他校の選手と比べ、持ちタイムで劣っていると、
それだけで、勝てないと思う、過去の実績を気にして、マイナス思考になるのではなく、
知恵を搾り出し、モチベーションを上げて、自分がやってきたことを信じ、
さらに意欲を持ってやらないといけないと思います。
目標は、3位以内。
全日本でシード権を獲得できなかったので、箱根で3位以内に入れば、
全日本にも予選なしで、出れるので、3位以内には入りたいですね』

高瀬無量選手、コスマス選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月15日

第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継のお知らせ

全国31局ネットで行なわれる
文化放送新春スポーツスペシャル第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継
解説、ゲスト、実況アナウンサー陣です。

往路総合実況
文化放送 松島茂アナウンサー
往路解説
川嶋伸次さん(日体大OB、前東洋大学陸上競技部監督、シドニー五輪男子マラソン日本代表)
往路ゲスト
竹澤健介選手(早稲田大学OB、現在、ヱスビー食品所属、北京五輪男子1万M代表)

復路総合実況
文化放送 長谷川太アナウンサー
復路解説
川嶋伸次さん(日体大OB、前東洋大陸上競技部監督、シドニー五輪男子マラソン日本代表)
復路ゲスト
佐藤敦之選手(早稲田大学OB、現在、中国電力所属、北京五輪男子マラソン代表)

2010年12月14日

箱根駅伝に向けて 上武大学合同取材

12月13日(月) 雨 7℃

昨日の夜から降りだした雨の中、
浜松町から車で伊勢崎キャンパスに向かいました。
気温が低く、冷たい雨...
広い食堂で、花田勝彦監督、他選手の取材でした。

又ひと回り大きくなったなあと感じる長谷川裕介選手。
チームの事をしっかり考えながらも、
エース区間で留学生相手に真っ向勝負宣言!
11月の記録会で、五輪ランナーであり、恩師である花田監督の学生時代の記録を抜いた長谷川選手、
前回はケガで苦い舞台となった箱根路で、今回は光る走りが見られそうです。

お祭りムードだったという前々回、
追い込み過ぎて各選手の調子にムラが出来てしまったという前回、
今回は経験を糧に、程よいさじ加減で本番に向かっているという花田監督、
若き名将のタクトが注目されます!

原茂明選手、坂口竜成選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!


2010年12月14日

箱根駅伝に向けて 明治大学合同取材

12月12日(日) 晴れ 

日本大学の取材場所から。。。何と何と徒歩1分!
これ程ご近所の両雄並び立ちも珍しい!
腹ごしらえ、取材準備、休息の末、明治大学選手寮に到着しました。

最初にいきなり取材場所登場はエースの鎧坂選手、
最初は報道陣も本人も、
あくまで彼の走るであろう区間はあえて口にせずで取材が進行していましたが、
途中からは普通に、
「最後の上りは?」
「留学生が追い付いて来たら?」
と、もう隠す必要ない展開に...
これには鎧坂選手も笑顔で質問に答えていました。

鎧坂が楽に走れる展開に、ブレーキを起こさない、
これが明治大学のテーマです。

前回は5区途中までレースの半分近くを先頭で過ごした明治大学、
力は持っており、大きな流れを今年も作れば他のチームは脅威です。

松本翔選手、北魁道選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!


2010年12月13日

箱根駅伝に向けて 日本大学合同取材

12月12日(日) 晴れ 10・6℃

今日は、何と八幡山駅を最寄り駅とする、
日本大学と明治大学が、同じ日に合同取材を行うと言うことで、
午前9時半に八幡山駅前に集合。

まずは、10時から日本大学陸上部の寮で
堀込コーチにチームの状態を伺いました。
堀込隆コーチ
『今回は、4年生が2人、3年生が3人、そして、2年生が6人、1年生が5人と
若いチームになります。
そして、怪我のために主将の笹崎慎一がメンバーから外れたため、
主務の和田朋之がこの駅伝チームの主将を務め、
代わりに副主務だった今福が主務を務めます。』

そして、和田朋之駅伝主将に箱根への意気込みを伺いました。
和田駅伝主将
『今年は4年生2日と上級生が少なく、これからのチーム。
予選会も厳しかったが、その分、危機感をもって練習ができました。
目標は、最低でもシード権を獲得したいと思います』

今まで、主務を務めてきた和田選手に競技をやりながら、
主務は大変ではなかったのか?聞いてみると、
和田駅伝主将
『大変でしたね。
全日本のエントリー締め切りは何日だっけ?と考えながら練習を行なったり(笑)
今回、主務兼務でも良かったのですが、主将に専念ということで、主務から外れました。
でも、本音を言うと、12月10日のエントリー発表で主務が箱根の意気込みと目標、
1万Mの上位10名の平均タイムを言うじゃないですか。
あれ、やりたかったんですよね。
主務をやっていて、1番の晴れ舞台ですからね(笑)

ベンジャミン選手の長崎弁で報道陣も和まされながら、取材も終了。
今年の日本大学は、チームワークで勝負です。

堂本尚寛選手、、田村優宝選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月12日

箱根駅伝に向けて 東洋大学合同取材

12月11日(土) 晴れ  13.2度

箱根駅伝3連覇を目指す東洋大学陸上競技部の合同取材のために
落ち葉の降り積もる東洋大学の川越校舎へ行って来ました。

会見が行われる部屋には、カメラが5台。
さらに多くの報道陣が駆けつけ、並べられた机はひとつの空きもなく、
立ったまま話を聞いている方もいました。
そんな中で始まった共同取材。
まずは、酒井俊幸監督と佐藤尚コーチが今回の箱根駅伝の意気込みを語ってくれました。

酒井監督
『前回よりもチーム力はあり、状態も良いと思います。
3連覇が目標ですが、気負いやプレッシャーにもなるので、
後悔のない走りができるよう、万全の準備で、選手を送り出したいと思っています。
3週間後の本戦で、いくつかのパターンを考えて、16人のメンバーを選びました。
メンバーの半分が優勝経験者ですが、1年生でも勢いがある選手もいて、
充分に戦力になる者もいますし、4年生で初めて箱根を走ることになる選手もいます。
区間エントリーは他校と比較して構成していきたいと思います。
出雲、全日本で負けることでチームは良い方向に向かっているので、
そこで、気後れすることなく、原点に戻ってやってきました。
チームの中で、競いながら調子を上げてきました。
東洋、早稲田、駒澤がしっかりとしたメンバーを組めば、
序盤から上位で付いていかないと、レースにならないと思います。
大きなミス、ミスが多いチームというのは、崩れてしまうと思うので、
ミス無くレースを行いたいと思います。』

佐藤コーチ
『勝たしていただきたいです。
チーム力は去年以上の感触です。
箱根のおもしろさを選手に教えてきた。
楽しんで走ってきてもらいたい。
感謝ということを意識して走ってもらいたい。
柏原の状態は、はっきり言って良いです。
去年は最悪でした。 正直言って、外さなくてはいけないのかな?とも考えた。
ただ、1年生の頃の方が状態は良かった。
もともとタメのある選手ではなかったが、
今年、夏、1ヶ月ほど休ませたら、
レースに出たがって、日体大の記録会に出たら、
練習もしてなかったのに、タイムが出てしまった。
その結果、全日本で空回りしてしまった。
今年一年苦しんだ分、今後、競技人生においてプラスになるのではないかと思います。』

高見諒駅伝主将、柏原竜二選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月12日

箱根駅伝へ向けて 東海大学合同取材

東海大学  12月3日  晴れ 

朝の大雨で、新宿からの小田急線も遅れ気味・・
3時半からの取材に向かう道中、
12月とは思えない20℃を超える気候に、生暖かい強い風・・
髪型をぐしゃぐしゃに乱しながら、湘南キャンパスに向かいました。
到着すると、まだ取材時間まで1時間弱あり、学食で腹ごしらえ。
確か・・さんまのだし丼?などたっぷり食べて600円ほど。
いや、安い!

3時半、
エントリー候補選手がずらりと並び、まずは簡単に自己紹介と抱負など。
エースの村澤選手は、9月の日本インカレで痛めた右足首の状態を
「けがは大丈夫。ただ、足の疲労度のバランスが戻っていないので、
状態はまだ7、8割。しかし、1カ月後に合わせていきたい」と話していました。

そのあと個別取材。
文化放送チームは、ほぼ全選手に取材を敢行!
和気あいあいとした雰囲気の中、
まじめな話、競技以外の話、
和やかな雰囲気で取材をする事が出来ました。

東海大学は、良い先輩後輩、同級生の関係が随所に見られ、
チームとしての明るさがにじみ出ていました。

取材陣にも大人気だった村澤・早川選手を中心に、
東海大学は往路で大きな流れを作る駅伝が期待出来ます。

東海大学箱根駅伝エントリー候補選手
4年:金子太郎・河野晴友・赤染健・永田慎介・平山竜成・藤井勘太・藤本剛士
3年:海老原匠・栗原俊・小松紀裕・田中飛鳥・刀祢健太郎
2年:野中久徳・早川翼・松谷公靖・村澤明伸
1年:上原将平・小泉稜・元村大地

詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!

2010年12月 4日

箱根駅伝に向けて  神奈川大学大学取材

12月22(水) 晴れ 15℃

昨夜からの雨も朝のうちに上がり、
それと同時に気温も上がって、
白楽駅から歩いていると、上着もいらないような陽気。
そして、神奈川大学の陸上部の寮へ到着。

プラウドブルーのタスキが、箱根路に戻ってきました。

73回、74回大会を連覇した名門神奈川大学も、
前回大会は、まさかの予選会落ち。
予選会前にインフルエンザが流行し、
チームの状態が万全でなかったとはいえ、
連続出場が途絶えたというのは、
選手たちに大きな影響を与えたそうです。

前回の箱根駅伝で、沿道補助員をやりながら、
これまで出て当たり前の大会だった箱根駅伝に出られなかったことで
改めて箱根のすごさを実感。
予選会の後、数ヶ月、今の4年生を中心に
ミーティングを繰り返し、チームを改革してきました。
大後監督からの支持を待つのではなく、、選手自ら率先して、
キャプテン、副キャプテン、マネージャーががっつり組んで
リーダーシップを発揮してチームを引っ張っている今のチーム。

そんな4年生の頑張りを見てきた下級生も、
「4年生のために」が合言葉。

スーパーエースはいませんが、
チームワークで、シード権獲得、
さらに上位を目指します!

小杉新太郎選手、坪内武史選手の話など、
詳細は、新春1月2日、3日 午前7時30分からの
「文化放送新春スポーツスペシャル 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継」の中で!


2010年12月 2日

拓殖大学 岡田正裕監督コメント

拓殖大学の岡田正裕監督に予選会1位通過決定後、お話を伺いました。

岡田正裕監督:『タイムは全体的に良くないですが、暑かったからあんなものでしょう。
でも暑ければ暑いほどウチには有利。
あの地獄の夏合宿を乗り越えたんですから・・・。
今日の出場チームの中でウチが一番強いとは思いませんが、
ウチがここまで一番練習したとは思います。
選手が本当に良くやってくれました。
しかし、これは通過点。
本番で皆さんの期待に応えられるよう頑張りたいと思います。

5キロより10キロ、さらに15キロと、
距離が伸びるにつれて力を出せるように練習してきました。
選手は、厳しい練習によくついてきてくれた。
私には幸い亜細亜大学の監督時代に、低迷も優勝も経験しているので、
いつもそれを選手に意識させることを心がけてきました。
「今日の練習なら箱根は予選落ちだな」とか
「今日くらいできれば本選でもシードが取れる」とか、
常に箱根を意識させて練習をしてきました。
こういった「ものさし」があるのは大きいと思います。
就任一年目ですが特に戸惑いはなかったですね。
就任してまず最初にやったこと? 寮の廊下を片付けること(笑)

マイナの予選会一位は見事。
こういう留学生がいることはチームにプラスとマイナス両面がある。
プラス部分だけがでてくるように気をつけています。
必要なことは全体の底上げです。

過去 拓大は箱根では8位が最高だったようなので、それ以上の順位を目指します。

2010年10月18日

神奈川大学 大後栄治監督コメント

2年ぶり42度目の出場を決めた神奈川大学の大後栄治監督にお話を伺いました。

大後栄治監督:『内容は悪い...。納得はしていない。
9.10番目の選手を遅く入らせていけばよかった。
10人の通過は、全体の10番目で、
インカレポイントもほとんど無いので通過することは無いと思っていた。
どこのチームも波が大きかったのではないかと思います。

前回、箱根本選に出場できず、箱根を目指す気持ちがあらためて新鮮になった。
ただ、前回予選会を通れなかった事が、確実にチームを強くしたと思う。
自分自身は正直プレッシャーを感じていた。
考えない様にはしていたけど、やはりそれは難しかった...
まずは、ストレスをかけないように、楽しんでさせたい。
区間配置などは、まだまだこれから』

市川大輔コーチにも、お話を伺うことができました。

市川大輔コーチ:『森本らの学年がいなくなり、
とにかく10人走れる選手を作る事を第一に考えやってきた。
チームスローガンはずばり、「うちの最大限の力を予選会にぶつける」。
ただ予選会を勝つには、スピードにスタミナをミックスした質の高い練習が必要になります。
一方で故障者は出せない。
結果として故障者も出たけど、何とか予選会通過という目標がクリア出来てホッとしています。
去年、予選会を通過出来ず、今の4年生が週に3・4回、夜11時頃までミーティングをしていました。
時には意見がぶつかり、口論にもなりながらも、でも彼らは新しいチーム組織を作り、1人一役で素晴らしいリーダーシップを発揮してくれています。
前回予選会を通過していたら、ここまでなっていなかったかもしれないですね。』

2010年10月17日

日本大学 堀込隆コーチコメント

昨年は出雲、全日本を制し、三冠を目指した日本大学でしたが、箱根では15位と失速。
シード権を獲得することが出来ませんでした。
今年の出雲では主力を温存し、予選会に主力をつぎ込んだものの、
アドバンテージポイントを併用して7位で予選通過となった
日本大学 堀込隆コーチにお話を伺いました。

堀込隆コーチ:『予選会のムードはビデオやDVDで確認していた。
異様なムードだと思い、飲まれないようにしていたが・・・。
予選を通過して、ホッとしているのが正直なところですが、インカレポイントに頼る順位になったのは失敗。
インカレポイント使わずにトップ通過が目標だった。
とにかく今回の予選会は、選手も指導者も分からない事ばかり。
緊張より不安が大きかった。

チームの1位から3位まではともかく、中位から下位の選手が思ったより走れず、本選でどんな走りができるか。
予選会はこりごり、受験と一緒。
予選会を経験したくないので、来年の本選では5位以内でいきたい。

選手が力を出し切れたかは不十分、
メンタル含めタフにならないといけない。不足しているところを検証したい。
全日本は、今日のメンバーと違った選手になる。
選手にはこれから全日本のメンバーを伝える。
ベンジャミン、堂本、田村は軸として主要区間におく。
故障の選手がどこまでいけるか。
出雲は失礼な結果だったので、全日本はしっかり組み立てたい。

Qベンジャミンについて
10キロで抜け出したが後半遅れた。
個人レースではないが、トップで行くのを期待していた。
本人も狙っていたが落胆していた。価値ある2番になるかはこれから次第。

Q堂本について
堂本は、お腹を痛めて苦しんだ時期があったが、上級生の意地。
走りきれたことを糧にしてほしい。本選では、去年おととしを上回る走りをしてほしい。

Q田村について
見えない緊張感があったと思うが、本番でいくのではないか。
彼の存在は大きい。日本人トップ目標にしていたが。
いい勉強になったのではないか。
本番で20キロは大学では初。
やはり1年なので見えない緊張があったと思う。
ただ存在感はあったし、戦力として大変大きなものがあった。

2010年10月17日

國學院大学 前田康弘監督コメント

予選会を2位で通過した國學院大学・前田康弘監督にお話を伺いました。

前田康弘監督:『こちらの作戦通りのレースが出来た。
上位6人の選手(仁科・荻野・奥・田中光太郎・中山・當山)には、
「ペースはフリー。外国人の後ろでもまれて帰って来い」
他の選手には、「10キロまでは安藤(4年)が引っ張れ。
あとは自由に仕掛けて、20から30番台で帰って来い」と指示しました。
何より私の指示以上に、選手がしっかり考えて走ってくれた。
これが出来ないと本番では戦えない。
恩師の(駒澤)大八木監督にも、
『参加するだけのチームになってはいけないよ』
と言われてます。

その駒澤さんと、野尻湖で合同合宿を1週間やらせてもらいました。
昨年は、「これはちょっとレベルが違うな・・・」と感じたが、
今年は、「上位の選手は渡り合えるな」という思いを持てました。
実際練習で勝った選手もいた。
「打倒駒澤!」を現実のものとして掲げた選手も出て来た。
私としては、中位から下位の選手の底上げが課題となりますね。

今朝、大八木さんから連絡いただき、
『俺は今日、チームの練習で行かれないけど、見守っている。力出し切って頑張れ!』
と言ってもらいました。

駒澤に本番で勝つのは容易ではないけど、それが真の恩返しだと思っています』

2010年10月16日

第87回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会結果

 10月16日(土) 晴れ 25℃

立川駅には、予選会に出場している大学を応援しようと、

お揃いのジャージを着た人、幟を持った人、旗を持った人、などなど、

大勢の人で溢れていました。

そして、汗ばむような陽気の中、立川駅から国営昭和記念公園まで、15分程歩き、

まだ青々とした銀杏並木をくぐって、スタート地点へ。

箱根駅伝本戦を目指す36校、360人を超える選手たちが、一斉に走り出す姿は、

何度見ても鳥肌が立つものです。

 

予選会は、各校上位10人の合計タイムにより、まず6校を決定。

残る3校は5月の関東学生陸上競技対校選手権大会の総合順位と

エントリー数をポイント化して換算した「アドバンテージ・タイム=AT」を差し引いて

順位を決め、計9校が出場権を獲得します。

また、予選で敗退した大学の中から個人成績上位の選手が

残り一枠、関東学連選抜チームの選考対象となります。

 そして、結果は下記の通りとなりました。

 

最終順位

チーム名

最終総合タイム

AT

レース順位

レースタイム

1

拓殖大学

10時間1139

1

10時間1139

2

國學院大學

10時15分46秒

- 

2

10時間15分46秒

3

帝京大学

10時16分22秒

- 

3

10時間16分22秒

4

中央学院大学

10時16分40秒

- 

4

10時間16分40秒

5

上武大学

10時間17分49秒

- 

5

10時間17分49秒

6

東海大学

10時20分10秒

- 

6

10時間20分10秒

7

日本大学

10時19分26秒

335

8

10時間23分01秒

8

神奈川大学

10時21分27秒

030

7

10時間21分57秒

9

専修大学

10時22分46秒

045秒

9

10時間23分31秒

10

法政大学

10時間24分35秒

300

11

10時間27分35秒

11

大東文化大学

10時間25分44秒

215

12

10時間27分59秒

12

亜細亜大学

10時間26分52秒

040

10

10時間27分32秒

13

順天堂大学

10時間29分56秒

340

13

10時間33分36秒

14

国士舘大学

10時間31分57秒

325

14

10時間35分22秒

15

松蔭大学

10時間36分16秒

010

15

10時間36分26秒

16

創価大学

10時間38分17秒

125

16

10時間39分42秒

17

流通経済大学

10時間41分28秒

140

17

10時間43分08秒

18

平成国際大学

10時間42分58秒

225

19

10時間45分23秒

19

麗澤大学

10時間43分05秒

010

18

10時間43分15秒

20

関東学院大学

10時間50分09秒

010

20

10時間50分19秒

21

武蔵野学院大学

10時間57分17秒

- 

21

10時間57分17秒

22

東京経済大学

10時間59分55秒

030

22

11時間00分25秒

23

慶應義塾大学

11時間12分43秒

245

23

11時間15分28秒

24

東京大学

11時間16分35秒

020

24

11時間16分55秒

25

東京学芸大学

11時間23分03秒

210

26

11時間25分13秒

26

立教大学

11時間24分20秒

110

27

11時間25分30秒

27

学習院大学

11時間24分24秒

010

25

11時間24分34秒

28

国際武道大学

11時間31分31秒

245

28

11時間34分16秒

29

筑波大学

11時間32分41秒

350

30

11時間36分31秒

30

東京理科大学

11時間34分18秒

020

29

11時間34分38秒

31

横浜国立大学

11時間46分19秒

115

32

11時間47分34秒

32

筑波大学大学院

11時間46分42秒

010

31

11時間46分52秒

33

千葉大学

11時間54分24秒

020

33

11時間54分44秒

34

東京大学大学院

12時間00分14秒

010

34

12時間00分24秒

35

防衛大学校

12時間01分17秒

010

35

12時間01分27秒

36

駿河台大学

12時間06分23秒

050

36

12時間07分13秒

1968年から43年間連続出場し、90年、91年と連覇した大東文化大学は、

予選11位に終わり連続出場が途切れました。

そのほか、法政大学、亜細亜大学、順天堂大学などが出場権を逃しています。

2010年10月16日