箱根駅伝出場大学応援ラジオ 箱根駅伝への道

毎週火曜~金曜 「文化放送スポーツスクエア SET UP!」内 18:15~18:25放送中!
学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。

往路終了後、監督コメント

2015.01.02

レース後インタビュー
往路1位 青山学院大学 原晋監督
Q:本当におめでとうございます。
A:ありがとうございます。
Q:1区から5区まで簡単に振り返っていただけますか?
A:まず、1区の久保田が2区以降の選手に
元気と勇気を与える走りをしてくれました。
想定内の走りだったと思います。2区の一色は本当に抑えた走り、
我慢した走りだったと思います。ラスト3キロ頑張ってくれました。
Q:一色選手の2区起用の真意を教えてください。
A:やはり将来彼はマラソンで大成してほしい、
先輩の出岐も2年生の時から2区を走って活躍しましたけれど、
その後を追って欲しいというのと、
力は十分チーム内でありますので、
2区で大丈夫だと思い送り出しました。
Q:続いて3区ですね?
A:3区の渡邉利典のここが1番キーだったのですけど、
無難に乗り切ってくれました。
Q:起用の理由はどこにあったのですか?
A:実は昨年の3月の日本学生ハーフマラソンで快走をしているんですね。
15キロの青学記録保持者なので、3区の距離適性、
コース適正に十分対応できますし、
12月に入って調子も上がってきたので、
彼なら前後の差を守ってくれると思い起用しました。
Q:4区はルーキーでしたね。
A:ビックリしましたね(笑)。
前日の12時半に起用を決めたのですけど。
3年の山村、1年の中村、田村と3分の1でしたけど、
彼の潜在能力に賭けました。
Q:5区は監督の予言通りになりましたね!!
A:まさかですね、(1時間)17分半~18分ぐらいはあると思ったのですが、
まさか15分台も見える16分15秒ですか、もう素晴らしいですね。
Q:素晴らしい選手をみなさん育てましたね!!
A:明るく元気に爽やかにをモットーにやっています。
キーワードは自立なので、みんなが自立してやっております。
Q:2位の明治に4分59秒差をつける往路優勝です。
復路の優勝、総合優勝見えてきたのではないですか?
A:6区ですね。6区がいわゆるアクシデント。
雪が残っていますので、雪のトラブルがない限り、
明日またアップ中に路面凍結して故障がないように、
安全に気を付けて、スタートを切らしたいと思います。
Q:ハラハラドキドキだと思いますが、
5区間ワクワク大作戦成功じゃないですか?
A:ワクワク大作戦、メーター振り切れましたね(笑)。
Q:おめでとうございました。
A:ありがとうございました。

往路2位 明治大学 西弘美監督
Q:往路を振り返って、どのような感想でしょうか?
A:1区からハイペースになるのを想定していましたけど、
その通りにしっかり横手が対応していって、
5名が5名ともしっかりした走りができたというところですね。
Q:5区の文元選手はいかがでしたか?
A:彼は万全な体調ではなかったんですが、
そんな中でよく走ったと思います。
Q:往路は主力の選手が
それぞれ力を発揮したと考えてよろしいですか?
A:(今日の)往路の記録も明大記録ですので、
一人一人がしっかり走ってくれたというところですね。
Q:復路に向けて考えるところは、どのあたりですか?
A:トップの青学と5分ありますので、
5人でしっかり追いかけていきたいと思います。
Q:メンバー変更など、そのあたりはいかがでしょうか?
A:2区間変更して、臨みたいと思います。
Q:ポイントになる選手、区間というはどのあたりですか?
A:やはり6区ですね。
6・7・8区の3区間が大きなポイントになると思います。
Q:66年ぶりの優勝というのも懸かっていますが、
そのあたりはいかがでしょうか?
A:最後まで諦めずに、しっかり走っていきたいと思います。

往路3位 東洋大学 酒井俊幸監督
Q.往路3位の結果どうとらえますか?
A.往路3位ではありますが、想定よりもタイムが悪かったですね。
また、往路優勝した青山学院は非常に素晴らしい走りでした。
その差6分48秒というのを重く感じております。
A.2区の勇馬君非常に素晴らしい走りだったと思うのですが?
Q.やはり駒澤大学と往路優勝を考えたとき、
1区、2区を終えた段階でいい主導権を掴みたい。
特に、2区を終えた中でトップに立ちたいというのがありまして、
予定通りだったのですが、ほぼ駒澤大学さんと1秒差しかなかったこと。
あとやはり明治大学と青山学院との差をそこまで開けなかったことが
3区、4区に大きく影響でたと思います。
その3区、4区が優勝した青山学院さんは
非常に素晴らしい走りをしたと思いますし、
それが5区の神野君の区間新記録を導いていったと思います。
A.明日の復路に向けて選手たちにどんなことを?
Q.やはりこの往路記録については残念だが、
明日はどんなことが起こるのか最後まであきらめずに、
復路優勝と一つ一つやっていけば総合優勝も狙っていけると思います。

往路4位 駒沢大学 大八木弘明監督
Q:5区間を振り返ってみていかがでしたでしょうか?
A:最後の5区はあのような状況になったので、
復路は1チーム1チーム上に上がっていければいいなと思います。
Q:やっぱり寒すぎたという事ですかね?
A:うん、そうですね。最初は暖かくて汗かいて、
寒さが来てからだが動かなった。
そのあと脱水症状になって低体温になってという状況に
耐えきれなかったという事ですよね。
Q:ただ1区から4区まではとても良い流れだったのではないでしょうか?
A:そうですね。まぁまぁいい感じでは来たんですけど...
Q:その分明日への熱い思いをお願い致します。
A:明日は1つでも2つでも順位を上げて終わりたいなと思います。


往路6位 早稲田大学 渡辺康幸監督
Q:往路を振り返っていかがですか?
A:3区までは予想通りというか頑張ってついて行ったのですが、
4区からプランが崩れまして流れが悪くなった感じです。
Q:具体的にはどの部分の4区のプランが変わったのですか?
A:4区の平君が故障上がりで、調子が上がったので使ったのですが、
レースの経験が夏以降なかったので、
レース感の部分でのマイナスですかね。
Q:キャプテンの山登りはいかがですか?
A:山本君に賭けていたのですが、
本人も力を出し切りなかったと言っていましたし、
タイムも(1時間)21分台なのでそれは受け止めて、
前は強かったですね。素直に受け入れています。
Q:監督にとって最後の箱根駅伝、
とりあえず区切りとなりますけど?
A:まだ終わっていないので、明日あと5区間ありますし、
まだ区間賞も1つも取っていないので、
せめてあと2つぐらい区間賞をとって、
一矢報いたいと思っています。
Q:取れそうな区間はどことどこですか?
A:6区と7~10区のどこかですかね(笑)
Q:まずは6区に期待をかけたいですね
A:はい。

往路7位 東海大学 両角速監督
Q:往路の結果をどのように評価されますか?
A:ほぼ想定していたタイムと変わらなかったので、
学生がいい走りをしてくれたと思います。
Q:その中でもどの選手の走りが良かったと思いますか?
A:全体的に大きく崩れる選手がいなかったので、
調子が良くなかった子もいたと思うんですけども、
上手く抑えてくれた。
何といっても2区・川端がしっかりと仕事をしてくれたという
印象を持っています。
Q:目標は5位という事なんですけれども、
5位・中央学院大学とのタイム差等を考えて
どのような対策をとっていきましょうか?
A:見えてる位置なので、
早めに追いついてそして粘りこんでいきたいなと思います。
Q:明日に向け、選手にはどのような事を言いたいですか?
A:強気に攻めていけ!と守りに入るな!という事を言いたいですね。
Q:復路はどのような区間がポイントになるとお考えですか?
A:やっぱり6区辺りは、見えている位置という感じなので、
その辺で離されていかないという事が大事なんだと思います。

往路10位 中央大学 浦田春生監督
Q:往路を振り返っていかがですか?
A:ほぼ予定通りなんですけど、
もうちょっと順位を上で最終的にはゴールしたかったなという感じですね。
Q:そのあたりちょっと上手くいかなかったのは、
どんなところですか?
A:3区の選手(藤井寛之)が少し足を痛めて、
ちょっと後半うまく走れなかったですね。
Q:エースの2区新庄選手はいかがでしたか?
A:十分に2年前の2区の借りはしっかり返してくれたと思います。
非常に粘りの走りをやってくれたと思います。
Q:5区の山登りはいかがでしたでしょうか?
A:ほぼ予定通りのタイムで行けましたので、
最後に大東文化さんと競り負けたかたちになったんですけど、
復路に繋がる往路の走りはできたと思います。
Q:明日は区間エントリー変更も含めて、
どのあたりを考えていきますか?
A:目標としている6位に届くように、
残りの選手でメンバー変更も含めてやっていきたいす。
Q:ポイントとなる区間はどのあたりでしょうか?
A:復路の前半で流れに乗りたいので、
ちょっとでも順位的に少し上げた形で後半に繋げたいと思っています。
Q:まずは最低限シードを取って、
中大の復活を願うファンの皆さんも多いと思いますが?
A:(シード権のみではなく)6位も目指していきます。

往路11位 拓殖大学 岡田正裕監督
Q:往路を振り返っていかがですか?
A:私がアドバイスしたことを完全に守ってくれたので、
まさしく予定していたタイムを走ってくれたので、
明日もそれでいけばシード権も見えてくるかなと思っていますけど。
Q:そのあたりで、往路で評価できる選手はいらっしゃいますか?
A:5区の尾上慎太郎のも去年の自分のタイムを切って上ってくれたし、
1区佐護啓輔は、ちゃんとキャプテンの働きをしてくれたので、
ある程度波に乗れたかなと思いますね。
Q:明日の復路は、どのあたりを考えて挑みますか?
A:シード圏内というのは選手たちが取りたいという
強い想いを持って臨む2日目ですので、
だいたい平均して(力のある選手を)揃えていますので、
よそのチームをどうこう言う余裕はありませんけど、
うちはしっかりと走ってくれれば、シード圏内に行けると思います。
Q:その中でポイントになりそうな区間はありますか?
A:やはりアンカー勝負というのは、
一つのポイントであると思いますね。
シード圏内のために、それなりの選手を配置していますので、
最後の最後まで楽しむことができるかなと思います。
Q:今日はまずまずの手応えということでよろしいでしょうか?
A:今日は5人とも褒めてやりたいです。

往路12位 日本大学 小川聡監督
Q:往路の12位という結果どのような評価をなさいますか?
A:いやちょっと...1桁でいきたかったですね。
全部ごちゃごちゃです。区間20番も出ちゃってるから...
Q:明日、復路一斉スタートということになりますが、
選手たちにはどのようなことを伝えますか?
A:いずれにせよ、シード権をとれる位置なので
最後まで諦めないでやることをさっき言ったんですけども。
Q:復路で一番期待している選手は誰ですか?
A:4年生ですね。大門・村越。明日で陸上が終わりなんですよ。
やらないですよ、だからラストランしっかりと走って欲しい。

往路14位 山梨学院大学 上田誠仁監督
Q:5区間を振り返って頂けますでしょうか?
A:年末の大みそかに、エノックが「
アキレスがおかしい」ということで、
非常に胃の痛い年末を迎えて1日の日に
「外していくぞ」と全体に言って、
復路に回すはずだった昨年の経験者・田代を
まさかのそこで使ってしまい、
駅伝とはいい難い2重苦・3重苦な状況になってしまった。
それでも、井上からシード権まで
2分ぐらいのところまでは行ったんですから。
最後は力尽きて3分ぐらいまで戻してしまいましたけど、
一時は5分半ぐらいあったもんですから。
何とか明日はこの3分の差を5区間でひっくり返して、
シード権内に突入するように頑張りたいと思います。
Q:笑顔でプルシアンブルーの襷を大手町に届けたいですね。
A:そうですね。それを1年間必死になってやってきたので、
こんな状況にへこたれずに頑張りたいと思います。

往路15位 神奈川大学 大後栄治監督
Q:自ら5区間を振り返って頂けるでしょうか?
A:上手く流れに乗れたんですけども、
やっぱちょっと1年生の3区は負担が大きかったかなという感じですかね。
本来の走りが出来なかった。
Q:3区だけが狂った部分ですか?
A:いやいや。あとちょっと山がね...後半フラフラになったもんですから。
強いて言えば5区だけですかね。
うん。まぁ3、4区は良しとしなきゃいけないと思います。
Q:チーム再建5か年計画の5年目に差し掛かっているところで
そのシード権も見えるような部分も所々でありましたよね?
A:そうですね。その前半の流れに乗るのは、
久しぶりにできたところなんですけども、
やっぱり上がってナンボなので、まだまだなんだと思います。
Q:残り復路5区間へのキーポイントとなるとどこになるのでしょうか?
A:やっぱりそつなく走ることだと思いますね。
それしかないので。それが出来て初めて少しチャンスが出てくるかなと。
うちが崩れればそこでお終いなので、
そのような気持ちでいきたいと思います。
Q:今年の箱根山地は寒すぎますね。
A:そうですね。気象条件とかね、
そのようなものとの戦いでもあるので、
しっかりと気を引き締めていきたいと思います。

往路16位 帝京大学 中野孝行監督
Q:本日の往路を振り返っていかがですか?
A:ものすごい出入りの激しいレースでした。
大変疲れたレースでした。
Q:監督のお気持ちが疲れたのですか?
A:はい、明日から振り出しに戻す形で、
またリセットして1つ1つ上を狙っていきます。
Q:財布の中にいっぱい貯めたお金はあったはずですが、
往路はどれくらい使えましたか?
A:まだ貯めたりなかったのが現状ですかね。
いっぱい貯めなければならないものがあったと感じております。
Q:具体的にはどの部分ですか?
A:全てですけど、細かく言ったらキリがなくなってしまいます。
やはり全体的なパワーアップが必要になってくると思います。

順天堂大学取材日記

2014.12.23

12月22日(月)晴れ

きょうは順天堂大学の取材でしたが、
車で移動ということで、
朝7時半に会社に集合・・・寒い朝でした。

今年のチームについて、仲村監督は、
『1年生が4人入りました。いい経験をしてほしいと思います。
花澤は状態が上がっているので楽しみ。
入学当初は明らかに長い距離に向かない
飛び跳ねるような走るフォームだったが
最近大人のフォームになってきた。
低い姿勢で安定感が出てきました』
とゴールデンルーキーに期待を寄せるとともに
『松村優樹キャプテンに人柄のように、
実直で真面目な集団ができたと思います。
昨年の4年生にリーダーシップをとれるタイプがいなかったので
3年の途中からキャプテンをまかせて本当によくやってくれた。
今の4年は箱根本大会に2年間出られなかった年に入学。
そして本大会に復帰して4年連続出場した代ですので、
私にとっても少々思い入れのある学年です。


目標を伺うと。
『今回、チームは5位を目標にしています。
シード落としてますから、
このあたりを目標にしないと結果が出せない。
山梨、東海、神奈川・・・あたりとの争いになるでしょう。』
と分析。

『8位か9位で山に入れればいいです。
チームの底上げはできた1年でした。
メンバーの9割は確実に力をつけた1年で、
やっていてとても楽しい1年でした。
前回のシード落ちは山の育成に失敗した私の責任です。
5区と6区で5分負けましたからね。
2年間本大会にでられず復帰して2年続けてシードをとっ
て前回は結果を出さなければいけないシーズンでした。
今回は優勝を目指す足がかりとなるチームです。
繰り返しになりますが復路を堅実に走る力は持っているので、
往路をどう戦うか、
ここで手ごたえをつかめれば、
今後につながる駅伝になったといえるのではないかと思います』

と仲村監督は、話してくれました。

詳しくは、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

東海大学取材日記

2014.12.18

12月17日(水)晴れ

きょうは、東海大学の取材でした。

今のチーム状況について、両角速監督は、
「前任の新居監督から引き継いで4年目。
1年目はシードという財産を残して頂いたのに、
予選敗退を経て予選会から脱出出来ない年が続いている・・
ただ今シーズンは、
全日本大学駅伝予選会通過
⇒箱根駅伝予選会3位通過
⇒全日本大学駅伝シード獲得と、
少しずつ右肩上がりで良いものになって来ている。

12月10日のエントリーも主力で大きな怪我人はなく、
想定の中でベストの16人を選べた。
私が就任してからこれまでの中では、
一番良い状態で今を迎えられている。
16人の中には、初めて選ばれた選手も何人かいるし、
前回走った中から3名を外したのは、
下りをやった福村は長期に渡る故障で別扱いだが、
他の二人は競争の中で負けたから。
チーム内の競争はそれだけ激しくなっています』
とチーム力の底上げに手応えを感じている様子。

そして、今回の箱根駅伝のレースプランについては、
『全日本は6位でシード権を獲得出来た。
ただ箱根駅伝5位は更にひとつ上の順位となり、
ハードルは高いと思います。。
前回が13位で今回5位が目標、
これは選手達が言ってきました。
正直難しいかなと思ったが、
選手が言ってきた目標を下げるべきではないと、
私は判断しました。
最低限シード権というラインは敷いているが、
とにかく5位を狙う。
箱根駅伝の'地元'平塚を走る大学として、
期待に応えていきたい。
勢いは十分にあると思っている。
それでもまだ箱根駅伝で主役を張るまでの力はない。
脇役の存在の中でも「最高の脇役」として、
ひと暴れしたいと思っている』
と意気込みを話してくれました。

期待する選手について両角監督は、
『一番の期待は4年生。
石川・中川、吉川の3人の「川」姓。
この3人は期待してきた。
ただまだ一度も3人そろって駅伝に出場出来ていない・・
有終の美を飾って欲しい』
と4年生を挙げていました。

そして、西出ヘッドコーチの存在。
両角監督は、
『西出ヘッドコーチが美方高校から来てくれたのも、
チームにとっては大きい。
早川翼(美方高⇒東海大学)以来の縁があり、
4月に誘いを受けてくれた。
「故障者を減らす」所に重点を置いて、
指導してくれている。
人を動かすのが上手。
お互い勉強しながら高め合っていければ』
と話してくれました。

詳しくは、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

日本大学取材日記

2014.12.15

12月14日(日)晴れ


きょうは、前回7位でシード権を獲得した
日本大学の取材に行ってきました。

11月の日体大記録会でお会いした時は、
完全防寒着だった小川監督、
今回の箱根駅伝のプランについて、
『正直、誰をどこに使うかはまったく決めていない。
決定は27日くらいかな。
各チーム1区に良い選手が来るので、遅れない事がまず大事。
どのチームもそうなんじゃないかな。
とにかくシード権を取りたい。
そして、一つでも二つでもその上に行きたい。
5区6区に関しては、合わせて2時間20分で走れればと思っている。
候補選手によってだが、80分と60分、79分と61分の想定。
今のところまあまあという手応え。
前回は他大学のミスにも助けられての7位だった。
ただそれを利用して、それより上を!とやってきた。
練習も昨年度よりもかなり走り込んできた。
量だけではなく質も上げたが、選手達はその指導に応えてくれた。
ただ、全日本大学駅伝予選会前もそうだったが、
主力に故障者が多く出たのは誤算。
武者コーチの現役時代と比べるとまだ8割くらいの練習量だが、
練習の裏付けには自信がある』

と話してくれました。

キトニーについても話してくれましたが、
詳しくは、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

東洋大学取材日記

2014.12.14

12月13日(土)晴れ

今日は東洋大学の取材で川越キャンパスに行ってきました。

前回の箱根駅伝優勝校も、設楽啓太、悠太が抜けた今シーズン、
全日本大学駅伝で4位に終わるなど(4位も立派ですが)
苦戦が続いていますが、
箱根に向けて、新戦力も出てきました。

東京オリンピックのマラソン代表を目指している
エースの服部勇馬選手は、
箱根駅伝の後にある東京マラソンにも出場。
ふたつのレースで結果を残すことを考えながら、
練習をしています。

そのため、箱根駅伝では、
本当の意味でピークではないかもしれませんが、
箱根駅伝でも体調を整え、
東京マラソンの時には、
さらに高い次元のピークに持っていければとも話し、
今回の箱根の目標は、2区区間賞。67分10秒台。
気候条件などが整えば、
66分台を出したい。
そして、東京マラソンは2時間10分を切りたいと、
意気込みを語ってくれました。

全日本大学駅伝で、弟・弾馬選手と
大学初のタスキリレーを果たしましたが、
そのことについて勇馬選手は、
弟には、自分の後の区間を走ってもらいたい。
前の区間だと、弟のことが気にになって、
レースに集中できないから、
できれば、自分より後を走ってもらいたいと、
笑いながら話し、弟想いな一面も見せてくれました。

兄弟タスキリレーを、
箱根でも見ることはできるのでしょうか?

詳しくは、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

神奈川大学取材日記

2014.12.14

12月13日(土) 晴れ

きょうは、3大学が重なり、
手分けして、取材を行ってきました。


3大会ぶりに16名メンバーをエントリー出来たことについて
神奈川大学の大後監督は、
『箱根駅伝を尊重するという意味でも、
思い出作りではないのだから、名前だけ入れても仕方がない。
メンバー入りに際してチーム内で基準を設けたが、
過去2年はそれをクリアーできるのが14名しかいなかった。
今年は16人いたということ。
出走しても恥ずかしくない力量を持った選手が
少しずつ増えてきました』

今シーズンのテーマについては、
①エース格の選手を育てる。
よそのチームの選手とぶつかっても
何とか大きく負けない選手の育成、
それを確実なものにする。
そうしないと駅伝の流れはつかめない。

②安定した4年生を育てる。
最終的にはこの2つをずっと課題にしてきた。
エース格は育ってきた。
それによって将来エース格になりそうな選手が
神奈川大の門戸を叩いてくるようになった。
このサイクルを何とかしていきたい。
金太郎飴のような選手ばかりではなく、
アピール力のある選手、広報力は相当なものがある。
このおかげで、来年も今年の柿原や我那覇を彷彿とさせる選手が入ってくる。
そういう意味ではいい循環になってきている。
今がターニングポイントだと思う。

そして、5ヶ年計画の5年目について大後監督は、、
『停滞はしていないと思う。
テコ入れをして成果は出ていると思う。
だからここから、シード権を獲れれば』
と話してくれました。

詳しくは、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

複数の大学の取材日が重なると

2014.12.13

12月12日(金) 晴れ

 

駒澤大学の取材が終わった文化放送取材陣は二子玉川駅で、

日本体育大学のある青葉台駅に向かうグループ、

そして、関東学生連合が合宿を行っている

富津に向かうグループと、二手に分かれ、移動して、

この日2チーム目の取材にあたりました。

このように、時間差があり、移動できる場合には、

取材する大学を掛け持ちしたりもします。

 

しかし、複数の大学の取材時間がほぼ同時刻で

移動が不可能な場合には、

当たり前ですが、手分けして取材にあたります。

それが、2校だと、まだ人数の余裕もありますが、

3校以上になってしまうと

1校に割ける人数が減るため、

ひとりあたりの取材対象選手が増えてしまいます。

時間も限られているため、

ひとりにかける時間も短くなってしまいますが、

それでも、何とか手分けして

エントリーメンバー全員、

そして、監督の話を聞くようにしています。

 

そんな時の取材したメモを読み返すと、

自分の字なのに、読めないことが多いですが、

何とか解読し、そしてリライトしたものを

大学ごとに取材メモとしてまとめ、中継スタッフ全員に配っています。

その取材メモを基にして、各実況アナウンサーは、

それぞれ独自の資料を作っているのです。

詳しい取材メモの内容は、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

日本体育大学取材日記

2014.12.13

12月12日(金)晴れ

駒澤大学取材の後、
ふたてに別れ、日体大へ。

昨季の服部翔大ら主力が抜け、
さらに今のチームのエース山中秀仁も
故障などで間に合わなかった今のチームについて
別府健至監督は、
『非常に厳しいチームだと思っていますし、
厳しい戦いになると思っています。
16年間の監督、指導者経験の中でも
厳しい年だな感じています。
ただ、これは前回の箱根が終わり、
服部たちの世代が卒業した時からわかっていた
ことなので、どう準備し、この戦力で戦ったいくか。
まずはミスをしないこと。
各自が自分たちの役割を果たし、ミスなく走ること。
そうすれば優勝は遠くても3位は見えてくる。
部員70名、結束して戦っていく。
19位に終わってしまったときは、
やはりこの団結力がなかった。
このくらいはいいだろうとか。
このくらいは大丈夫とか。
そういう甘えが結果にすぐ出てしまう競技。
一日の練習時間はたかだか3時間くらい。
後は、生活のなかで自分にどれだけ
厳しくできるか。早く寝ましょう。
しっかり寮の食事を食べましょう。挨拶しましょう。
という当たり前のこと。当たり前にできるか。
メンバーに入れなかった上級生のサポートする姿勢も大きい。
優勝した時は、そういう一体感と生活においても甘えをなくし、
自分たちで律してやれていた。
19位の時はそれがなかった。

19位と優勝を両方知っている大学なので、
いい伝統を残したいと思っていますが、なかなかこれが難しい。
いい伝統は残らない、悪い伝統は残ってしまう。難しいですね。
山中不在は厳しい。股関節の痛みで間に合わず。
ただ、これはもちろん大きな戦力ダウンで痛いことには痛いが、
ある程度は覚悟していたこと。今回の16名がベストメンバー。
ミスなくつないで活路を見出す。3位を目指します。
日体は、注目されていないとき、前評判が高くないときは、
いい走り、いい結果が出るものです』

と別府監督の口から「厳しい」という言葉が
何度も飛び出していましたが、
現状を前向きにも捉えていました。

詳しくは、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

駒澤大学取材日記

2014.12.13

12月12日(金) 晴れ

きょうは、駒澤大学の取材で玉川キャンパスへ。

共同取材のため、我々取材陣は、
普段、授業で使われている教室で
監督、選手たちが来るのを待っていると、
下級生の時から主務を務める瀬畑雄介君が
教壇の上に並べられている
監督、選手が座るためのイスを並べながら、                                                       困った顔をしています。

どうやら、イスが1個、教壇の上に乗らない様子。

すると、見かねた大八木監督が、
「弧にしたらどうだ」と声をかけ、
自らイスを移動。

すると、見事にイスは乗りましたが、
あまりにもギリギリのため、
「やっぱ、危ないからやめとこ。
俺は立ってるからいいよ」
と大八木監督自ら立ったまま
会見がスタートしました。

さて、大八木監督は今年のチームを、
「1年生が良い練習を積めている。
これに絶対負けないんだ!
という上級生の思いがうまく絡んだ。
上級生への刺激も考えて、下級生、
特に1年生には厳しくやらせてきたら、
上級生の目の色が変わった。
4年生7人がエントリーに入ったのもその効果かと思う。
ここ近年では、かなり素晴らしいチームに仕上がってきた。
『最強』だったと振り返れる、
西田や揖斐・神屋、松下らがいた頃のチームと比べても、
そん色はない。
学年のメンバーバランスも良いし、
そうなかなか出来ないチームに仕上がってきている」
と評価。

そして、箱根駅伝の戦い方については、
「ずばり『負けないレー』スをしたい。
『勝つ』『勝とう』だと、
選手も過度なプレッシャーを受けるだろうし。
前回は私が『育成の年』と位置付けていたので、
選手にも甘えが生じたかもしれない。
選手達も今年は勝負の年と分かっている。
まずは往路をきっちり取りたい。
往路終了で1分差は、明治・青山学院・東洋・早稲田につけたい。
これらのチームとは1万Mの平均タイムで差はあまりないし、
スピードの差もあまりない。
何よりこれらのチームは、エースがエースらしい走りをする。
後塵を拝すと厳しくなる。
往路の配置はほぼ固まっている。
ポイントは2区と3区かな。
配置で悩んだのは1区。
ゆさぶりに強く、ハイペースにどれだけ耐えられるかが
ポイントになると思う。
他の大学も1区は強い選手を投入してくるだろう。
前回の箱根もこの前の全日本もそうだった。
5区6区は経験者がいるので、崩れなければ計算出来る。
4区までの流れが重要。トップで行きたい」
と話してくれました。

7大会ぶりの箱根制覇は?

詳しくは、1月2日、3日に箱根駅伝中継の中で!

早稲田大学取材日記

2014.11.26

11月25日(火) 雨

早稲田大学所沢キャンパスに近付くと、
紅葉が雨に散り、
キャンパス前の通りは
落ち葉で埋め尽くされていました。
今日はとにかく寒い...

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全日本大学駅伝は、
まさかのシード落ち7位...
しかし、これは間違いなく本来の力ではないと思います。

来る箱根駅伝で、
間違いなく鍵を握るであろう5区にも6区にも、
早稲田は区間上位経験者がいます!
加えて、花の2区区間賞ランナーもいる!
この3選手に話を聞いて来ました。

静かに、そして確実にチームをまとめる山本キャプテン、
下りに大きな自信を持つ三浦選手、
上尾ハーフでぐいっと上昇カーブを描き始めた高田選手、
間違いなく層の厚さは昨年以上の早稲田、
一度沈んだ優勝候補の逆襲に期待です!

キャンパス内の帰り道、
雨に濡れたロードを打つ靴音が、
木々のアーチの中でこだましていました。
文化放送 松島茂

第91回箱根駅伝予選会エントリー発表

2014.10.02

第91回箱根駅伝予選会エントリーメンバー発表されました。

 

去年の都大路を制した山梨学院大学附属高校から

優勝メンバー5名が入部した山梨学院大学でしたが、

1年生はひとりもエントリーされていませんでした。

 

法政 西池

中央学院 柴山

東海 栄土・吉川修司・土屋

中央学院 永井・三宅・町澤・藤井寛之

順天堂 村島匠

國學院 向

神奈川 永信

城西 平塚・松村陣之助

上武 佐々木天太

専修 上手

といった名前がありませんでしたが、

どのようなレース展開になるのか?

そして本戦に出場できる

10校は、どの大学か?

箱根駅伝予選会は10月18日(土)9時35分スタートです。

 

 

 

 

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