箱根駅伝出場大学応援ラジオ 箱根駅伝への道

毎週火曜~金曜 「文化放送スポーツスクエア SET UP!」内 18:15~18:25放送中!
学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 年間を通して大学生長距離アスリートを追いかけていきます。
この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。

東海大学取材日記

2014.12.18

12月17日(水)晴れ

きょうは、東海大学の取材でした。

今のチーム状況について、両角速監督は、
「前任の新居監督から引き継いで4年目。
1年目はシードという財産を残して頂いたのに、
予選敗退を経て予選会から脱出出来ない年が続いている・・
ただ今シーズンは、
全日本大学駅伝予選会通過
⇒箱根駅伝予選会3位通過
⇒全日本大学駅伝シード獲得と、
少しずつ右肩上がりで良いものになって来ている。

12月10日のエントリーも主力で大きな怪我人はなく、
想定の中でベストの16人を選べた。
私が就任してからこれまでの中では、
一番良い状態で今を迎えられている。
16人の中には、初めて選ばれた選手も何人かいるし、
前回走った中から3名を外したのは、
下りをやった福村は長期に渡る故障で別扱いだが、
他の二人は競争の中で負けたから。
チーム内の競争はそれだけ激しくなっています』
とチーム力の底上げに手応えを感じている様子。

そして、今回の箱根駅伝のレースプランについては、
『全日本は6位でシード権を獲得出来た。
ただ箱根駅伝5位は更にひとつ上の順位となり、
ハードルは高いと思います。。
前回が13位で今回5位が目標、
これは選手達が言ってきました。
正直難しいかなと思ったが、
選手が言ってきた目標を下げるべきではないと、
私は判断しました。
最低限シード権というラインは敷いているが、
とにかく5位を狙う。
箱根駅伝の'地元'平塚を走る大学として、
期待に応えていきたい。
勢いは十分にあると思っている。
それでもまだ箱根駅伝で主役を張るまでの力はない。
脇役の存在の中でも「最高の脇役」として、
ひと暴れしたいと思っている』
と意気込みを話してくれました。

期待する選手について両角監督は、
『一番の期待は4年生。
石川・中川、吉川の3人の「川」姓。
この3人は期待してきた。
ただまだ一度も3人そろって駅伝に出場出来ていない・・
有終の美を飾って欲しい』
と4年生を挙げていました。

そして、西出ヘッドコーチの存在。
両角監督は、
『西出ヘッドコーチが美方高校から来てくれたのも、
チームにとっては大きい。
早川翼(美方高⇒東海大学)以来の縁があり、
4月に誘いを受けてくれた。
「故障者を減らす」所に重点を置いて、
指導してくれている。
人を動かすのが上手。
お互い勉強しながら高め合っていければ』
と話してくれました。

詳しくは、1月2日、3日の箱根駅伝中継の中で!

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