箱根駅伝出場大学応援ラジオ 箱根駅伝への道

毎週火曜~金曜 「文化放送 スポーツDASH NEXT」 内
18時20分過ぎ~ 放送中!
学生3大駅伝全てを中継する文化放送は、 シーズン到来の10月から大学長距離アスリートを総力取材!
この番組は箱根駅伝を目指す大学、学生ランナー、そして、選手を支える関係者を応援し、紹介していく番組です。

法政大学 取材後記

2018.12.26

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「山」が充実しているため今大会大注目の法政大学。
前回5区区間賞で9人抜きの青木涼真選手、実は「理系」生命科学部で研究室にいるそうです。

量子力学で材料科学とか半導体とかグラフェンとか勉強しており、
若干バケガク寄りなのだそうですが、
QRスタッフはなんのことやらチンプンカンプン(^^;)

いずれにせよ山での活躍期待しましょう!


坪田監督は、平均タイムは出場チーム内で20番目なので、
「20位以内を目指します」と笑いますが、4年生の団結力が強い法政。

今の4年生が2年生の時、
「俺たちが4年になったときどうするんだ」とミーティング。
その時の結論が「箱根で5位!」

旋風巻き起こしそうなオレンジ襷です。


文化放送「箱根駅伝への道」ナビゲーター 長谷川太
(芦ノ湖スタート・ゴール/大手町ゴール実況 担当)

箱根駅伝への道 放送予定

2018.12.23

12月25日(火)

  駒澤大学、神奈川大学 特集

 

12月26日(水)

  東海大学、早稲田大学 特集

 

12月27日(木)

  東洋大学特集

 

12月28日(金)

  青山学院大学特集

 

東海 集合.jpg

 

東海大学 取材後記

2018.12.20

東海 両角監督.jpg

12月19日に行われた合同取材にて

 

「今年、特に変わったことがあるわけではないんですが・・・」
という前置きの後、東海大学・両角速監督はこう続けました。

「これまで、11月の記録会で自己ベストを狙って勢いをつけるパターンでしたが、
この流れが箱根に結びついていないと感じ、記録会に出場せず、
この期間に合宿をして、身体づくり、足づくりをしてきました」

ちょっと待ってください。
これは『変わったことがない』という言葉の行間を読む必要がありそうです。

変化は11月の合宿以外にもあります。
そもそも東海大学は去年より距離を踏むことを重視して練習に取り組んできました。
さらに、余談ですが、監督のダイエットも今年からです。

事実を繋ぎ合わせると、両角監督が意図しているのは
【総合優勝を狙うスタンスに、去年と今年で変わることはない】
こういうことかもしれません。


「特に変わったことがあるわけではないんですが・・・」
実は、この前置き、両角監督にお話を伺う時、必ず出てくる言葉です。
箱根以外の話の流れでは
【指導者の姿勢として、変わることはない】という意味にも受け取れます。

結論です。
そういう意味で、決してぶれない両角監督。
今大会、もし優勝監督インタビューを受けるとしたら、
同じ前置きから喜びを語ってくれるのではないか・・・
そんなことを勝手に予想しています。

日本体育大学 取材後記

2018.12.18

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71年連続71回目の出場となる日体大は
小林監督が9月に就任し新しいスタートを切りました。

学生主体の下、箱根駅伝3位を目指して
練習に取り組んでいます。

小林監督は
「選手間でのミーティングの内容も濃くなっているし、
チームは日を追うごとにいい形になっている。」

また4年生の林田主将は
「目標達成にはミスをしないことがまず大事になるが、
全員で戦っていい結果を残したい。」

と意気込みを語っていました。


文化放送「箱根駅伝への道」ナビゲーター 槙嶋範彦

中央学院大学 取材後記

2018.12.17

中央学院・川崎監督.JPG

 

「曲がり角でダッシュしろ!!」

中央学院大学・川崎勇二監督が前回の箱根駅伝10区を走った
当時2年生の藤田大智選手に送った指示だ。

11位の順天堂大学が徐々に藤田選手との差を縮めていき、
藤田選手がゴールまでに追いつかれる計算だった。

この絶体絶命のピンチで絞り出したのが、この指示。

「もし曲がり角を曲がった時、前の選手との距離が開いていたら、
きっと追いかける側の選手は精神的にキツイだろう。」

追いかける順天堂の選手の心理を考えた作戦だった。

川崎監督からこの話を聞いた時、私は目から鱗が落ちる思いだった。
この結果、中央学院大学は順天堂大学から14秒先行し、10位でゴール。
4年連続のシード権を死守した。

成長を遂げている上級生に加え、
1・2年生新戦力も台頭する中央学院大学が
17年連続20回目の箱根路に挑む。


文化放送 土井悠平(小田原中継所 実況担当)

箱根駅伝への道 放送予定

2018.12.16

12月18日(火)

  中央学院大学、東京国際大学、山梨学院大学 特集

 

12月19日(水)

  城西大学、日本体育大学 特集

 

12月20日(木)

  國學院大学特集①

 

12月21日(金)

  國學院大学特集②

 

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明治大学 取材後記

2018.12.16

「不慣れなもので...」
と言う山本佑樹監督の声で始まった明治大学の合同取材。
明治大学にとっては2年ぶり、
山本監督にとっては、指導者として初の箱根駅伝です。

エース・阿部弘輝選手(3年生)は
「区間賞しか狙っていない」
と力強いコメント。
今季1万メートル学生最高タイムを叩き出した自信を見せました。

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同じく3年生の三輪軌道選手は小さな声であいさつ。
取材後、後輩からも「声小さくないっすか!」とツッコまれる展開に。
「人前が苦手で...あがり症なんです...」と教えてくれました。

そんな三輪選手ですが、2年前の取材には
「レースではピンクの靴下を履きます。注目してください!」
と語っていました。
そのピンクの靴下は全部破れてしまったそうで、
今回は明治カラー・紫紺の靴下で臨みます。

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そんなこぼれ話を、みんなで教えてくれる仲の良いチーム。
このチームワークなら、目標のシード獲得だけでなく、
もっと上位に食い込むのでは!?と期待してしまいます。

 

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報道陣と一緒に選手の写真を撮る山本監督。
選手からは「佑樹さん」と呼ばれ慕われています。

 

国士舘大学 取材後記

2018.12.15

今季の国士舘大学には、流れを自らつかみに行ける選手がいます。

 

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「いちまんメートルのベストは・・・にじゅう・・・」
まだ日本語になれていない様子のヴィンセント選手(写真左)。

先輩のギトンガ選手(写真右)に助けられながら
報道陣に向ってしっかりと挨拶を済ませました。

予選会では、山梨学院のニャイロに先着し、ロードでの強さは折り紙つき。


添田正美監督は
「留学生が作ってくれた流れに乗れるかどうかがポイント」
と話していました。

国士舘は2大会連続で繰り上げスタートを経験。
今回は【最後までタスキを繋ぐ】ことを目指していますが、
流れに乗れば、シード権争いに食い込んでくる可能性も十分にあるはずです。

 

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大東文化大学 取材後記

2018.12.15

箱根駅伝50回目の出場となる大東文化大学・奈良監督

「3年生の川澄と奈良が中心になる。
1年生と2年生にもいい選手がいるが、
4年に箱根駅伝を経験しているメンバーが多いのでチーム全体を支えてほしい。
50回目の出場となるが、来年以降変わりそうだなという箱根にしたい。
そのために自分の役割をしてくれれば、シード権、そして目標の5位にも届くと思う」

と話していました。


文化放送「箱根駅伝への道」ナビゲーター 槙嶋範彦

青山学院大学 取材後記

2018.12.14

12月13日
渋谷の青山キャンパス内で、壮行会が行われました。

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女子大生、女子高生など、女性の姿が目立ち、
「小野田くんと目が会った~!」と嬉しがる女子高生の姿も。
人気と実力を兼ね備えた青山学院大学の壮行会らしい光景でした。

壮行会の後は共同会見。
今の4年生が1年生だった秋の記録会、タイムを見て原監督は
「この学年が最上級生になる時は厳しくなるな・・・」
こう思ったそうです。

それぞれが努力を重ねた三年後の今、
青山学院大学史上最強チームの中心を担う世代に成長しました!

『ゴーゴー大作戦』のネーミングが今一つ・・・(笑)
これを面と向かって監督に言える選手が複数いる雰囲気も
青山学院大学の魅力と言えるでしょう。

絶対王者の戦いに魅了される95回大会になるのか、
楽しみでなりません。


文化放送「箱根駅伝への道」ナビゲーター 松島茂

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東京国際大学 取材後記

2018.12.13

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東京国際大学の合同取材。

主力の3年生・伊藤達彦選手は
「前回悔しい思いをした2区で雪辱したい。」

 

箱根予選会で日本人トップの3年生・相沢悠斗は
「箱根の距離に対応するために周りの人より
練習では1キロでも多く走ってきた。
チームスローガンの途切れず前への言葉通り、
最後まで襷をつないでシード権を獲得したい」
と話していました。


文化放送「箱根駅伝への道」ナビゲーター 槙嶋範彦

順天堂大学 取材後記

2018.12.13

学生最強ランナー・塩尻和也選手を擁する順天堂大学、
雨上がりのさくらキャンパスにおじゃましました。

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塩尻選手が目の前に現れた時にいつも思います。。。
この癒し系、柔和な表情、柔らかい語り口、


「走っている姿を見てから僕に会った方から、

違いますね・・・とよく言われます(笑)」

オンとオフの切り換え、一流アスリートの条件ですね。

 

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2区と5区に絶対的ランナーを置ける順天堂大学、
5区起用が濃厚な山田攻選手は


「名前が山を攻める!ハイ、よく言われます。

考えない様にしてるんですけど(笑)」


実際、「山をこわがらない所が一番の長所」と長門監督も太鼓判を押します。

前回は14秒差でシードを逃した順天堂大学・・・
長い伝統を誇る中で数々の名ランナーを輩出してきましたが、
その中でも屈指の輝きを放つ塩尻選手、
ここを絶対的な軸にどんな戦いを見せるか、楽しみです!

 

文化放送「箱根駅伝への道」ナビゲーター 松島茂

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駒澤大学「3番以内に!」

2018.12.13

箱根駅伝のエントリー発表が行われた記者発表会の翌日、

12月11日(火)に駒澤大学二子玉川キャンパスにて

駒澤大学箱根駅伝エントリーメンバーの合同取材が行われました。

合同取材には授業の都合で出席できなかった3年生の山下一貴選手を除く、

15人の選手が出席、大八木弘明監督と共に箱根駅伝へ向けた意気込みも語りました。

 

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平成の王者・駒澤大学を率いる大八木監督は

シード権を逃した前回大会の反省も踏まえ、

夏合宿で走り込んでスタミナをつけた。夏合宿の意気込みが予選会の結果に出たと思う。

と、チームへの手ごたえを口にしていました。

 

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また主将の堀合大輔選手(4年)は、

「今年は出雲駅伝に出場できなかったが、

最初から予選会のハーフの距離に対応する練習ができた。

良くとらえれば箱根駅伝への準備が早い段階からできている」と

こちらも充実のシーズンとなった様子でした。

 

全日本大学駅伝は、予選会へ向けた練習を中心にやっていた影響で

「スピード不足だった」という駒澤大学。

ロードレースに絶対の自信を持つ平成の駅伝王者は、

平成最後の箱根駅伝の目標を優勝としています。

大八木監督は挨拶の最後に「3番以内に入ります!」と力強く宣言。

箱根駅伝本選に対する明確な自信を感じました。

青山学院・東洋・東海の3強とも言われる第95回箱根駅伝。

駒澤大学は「3強崩しの一番手」ではなく「4強の一角」と言えるでしょう。

 

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箱根駅伝への道では、

大八木弘明監督とエース・片西景選手のインタビューを放送予定です。

 

担当:ディレクター・並木駿

帝京大学 「自信あり!自信なし!!」

2018.12.12

八王子キャンパスで行われた、帝京大学の記者会見。

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帝京は今年、出雲駅伝、全日本大学駅伝とともに歴代最高の5位と勢いに乗っていますが、
中野監督は「自信あり!自信なし!」と言い続けていいます。

 

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これまでは「四角いスイカ」を作っていて、それ以上の成長が見込めなかったのが、
ここ数年は選手に練習を任せる部分を作ってきて、様々なタイプの選手が生まれてきているそうです。
ハーフマラソンの好タイムを持っている選手も残念ながらメンバーに入れなかったり、
選手層がより熱くなっている今季。


残り3週間、チームや支えてくれる人たちの思いも込めて、16人が最後の仕上げに入ります!


文化放送 寺島啓太(戸塚中継所 実況担当)

中央大学 「今回は戦える」

2018.12.11

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 箱根駅伝壮行会の後に行われた中央大学の合同取材。

藤原監督は「前回の箱根駅伝は復路で勝負できなかったが、今回は戦えると思う。
4年の関口主将が部員同士で話し合える雰囲気を作っている。
ダブルエースの堀尾と中山を中心にシード権を狙っていきたい。」と話していました。

文化放送「箱根駅伝への道」ナビゲーター 槙嶋範彦

 

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箱根駅伝への道 放送予定

2018.12.09

12月11日(火)

  箱根駅伝エントリーメンバー発表①

 

12月12日(水)

  箱根駅伝エントリーメンバー発表②

 

12月13日(木)

  中央大学、学生連合特集

 

12月14日(金)

  順天堂大学、帝京大学特集

 

11年前の快挙がもう一度??!

2018.12.08

11シーズン前、第84回箱根駅伝。

 

「関東学連選抜」を 寄せ集め集団から"一枚岩の集団"にするために

当時の監督は選手にこんな提案をした。

 

『このチームにオリジナルの名前をつけよう!』

 

その提案に選手たちは自らアイデアを出し合い、

2度と同じ顔触れでチームとなることはないであろう関東学連選抜チームを

 

「JKHスマート」

 

と名付けた。

 

『関東・箱根から、日本を代表するようなスマートな選手になろう』という意味を込めて

それぞれの大学に誇りを持ち、頭文字を繋げたものだった。

 

J=上武

K=國學院、関東学院、慶應

H=平成国際

S=松陰

M=明治

A=青山学院

R=麗澤、立教

T=拓殖

 

まさに一枚岩となったチームは監督の期待と熱意に結果で応えた。

総合4位

選抜チーム史上最高位だった。

(※2018年現在。オープン参加の「〇位相当」含む)

 

そのチームを指揮したのが

現在、箱根駅伝4連覇中、青山学院大学の原晋監督だ。

 

2018年12月8日、筆者は

「関東学生連合チーム」の取材のため、麗澤大学を訪れた。

そこで「チームのために」という言葉を頻繁に口にする選手たちを見て

11年前と同じような匂いを感じた。

 

この匂いは

今回の学生連合を率いるのが中京大学出身・原監督の後輩にあたる

山川達也監督だという符合からくる錯覚なのだろうか・・・。

 

山川監督は当時の原監督同様、

「チームが一つになることが肝心」と語っていた。

 

匂いは強くなった。 

 

最後に山川監督はこんなことを話してくれた。

「選手たちがスローガンを作ったって言ってきたんです・・・」

 

この瞬間、筆者が感じた匂いは手で触れることができるような質量をもった確信になった。

84回大会の「JKHスマート」、あのチームに似ている。

 

山川監督.jpg

 

 

そのスローガンとは・・・

 

12月13日放送の「箱根駅伝への道」でご紹介します。

お楽しみにっ♪

 

 

 

箱根駅伝への道 放送予定

2018.12.02

12月4日(火)

  東海大学特集 

  湊谷春紀主将、湯澤舜選手、郡司陽大選手、西川雄一朗選手、阪口竜平選手

 

12月5日(水)

  青山学院特集①

  森田歩希主将、橋詰大慧選手、岩見秀哉選手、飯田貴之選手

 

12月6日(木)

  青山学院特集②

  梶谷瑠哉選手、吉田祐也選手、吉田圭太選手

 

12月7日(金)

  前回第94回大会のレース振り返り

 

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