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全国から27チームが参加した第43回全日本大学駅伝は、
駒沢大学が2区で1位に躍り出て そのまま逃げ切りました。
駒大はこれで、得意の全日本大学駅伝に3年ぶり9度目の優勝となりました。

東洋大学は、山の神・柏原竜二が8区で駒大との差を詰めるものの及ばず2位。
出雲に続く優勝を逃し、三冠の夢が絶たれました。

3強の1角・早稲田大学は3位。トップの駒大に5分20秒差をつけられています。

シード権を得たのは他に日本体育大学・中央大学・上武大学。
特に上武大学は初出場で初のシード権獲得となりました。

東海大学は、8区での村澤明伸の追い上げも及ばず7位に終わり、シード権を逃しています。

2区の青学大・出岐は、第1中継点で13位だったチームを第2中継点で3位に押し上げました。
優勝した駒大が8区間中4つの区間賞を獲得。3区の由布は昨年に引き続く区間賞となりました。
8区の東洋大・柏原は2位でタスキを受け取ると、追い越すことはできなかったものの、トップの駒大との差を1分7秒縮めました。