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  • お電話:日本パラ陸上競技連盟 事務局 永尾由美さん

    今週の金曜14日から、ロンドンで世界パラ陸上競技選手権が始まります!
    今日は、日本パラ陸上競技連盟 事務局の永尾由美さんにお電話を繋ぎ、今大会の見どころや注目選手についてお話を伺いました。

    永尾さんは1988年のソウルパラリンピックの陸上「スラローム」の金メダリスト。

    2001年から日本パラ陸上競技連盟の強化委員となり、2004年のアテネパラ、2005年の世界選手権オランダ大会、2008年の北京パラにナショナルコーチとして帯同し、これまで数多くのメダリストを輩出していらっしゃいます。



    いよいよ14日から始まるロンドン世界パラ陸上、永尾さんに全体的な見どころを伺いました。

    「この日のために鍛え抜かれた技と身体で最高のパフォーマンスを披露する。今大会は初めて一般の世界陸上と同じ会場で、パラの世界選手権が先に開催される画期的な大会でもあるので、ぜひご覧になってもらいたい。」とのこと。



    永尾さんは日本人選手では、どの競技や選手に注目しているのでしょうか?

    「知的障がい者のクラスの女子1500mへ出場する蒔田沙弥香、山本萌恵子のライバル対決。

    ベテラン長距離車いす選手の樋口政幸。短距離界の生駒知季、西勇輝の活躍にも注目。

    義足ジャンパーで飛躍している女子走幅飛の前川楓。そして、男子の山本篤は世界選手権3連覇達成なるか?!というところ。」だそうです。



    最後に2020年に向け、日本のパラ陸上界の目標については

    「どの種目においてもなかなか選手が増えず、発掘、育成というところでは遅れている。2020年までに底上げするのは難しい。しかし、この世界選手権を含め、ベテラン選手が今まで以上に技術を磨き、若手選手を引っ張って、1秒でも1ミリでも記録を伸ばし、世界と戦うことが目標!」とお話してくれました。


    永尾さんのご主人は、パラリンピックに合計7大会に出場した嘉章さん。
    嘉章さんはアテネパラで日本選手団の主将を務め、4×400mリレーで銅メダルを獲得されています。


    NHK・BS1で連日放送される今大会の解説は、嘉章さんが担当されるとのことです。ご主人の嘉章さんは「話すのはあまり得意じゃないですね~。」と永尾さんは笑っていましたが、こちらも楽しみですね!

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