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第219回:今日のコメンテーターは古川勝久さん
今日は、木曜レギュラーコメンテーターの和田秀樹さんがお休み。コメンテーターに元 国連安保理・北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員の古川勝久さんをお迎えしてお送りしたSAKIDORI!でした。
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』は「巧妙化する北朝鮮の制裁逃れ」。巧妙化する北朝鮮の制裁逃れの実態に迫り、制裁逃れを防ぐ手立てを探りました。
まずは今日のコメンテーター、古川勝久さんに制裁逃れの実態について話を聞きました。「制裁逃れは元々、巧妙で、あらゆる非合法活動を行う工作員が世界中に配置されている。
160か国以上が北朝鮮と関係していて、知らぬ間に巻き込まれている日本企業も多い。」のだといいます。
北朝鮮の制裁逃れは身近ではないが、少し身近に感じることができる場所が実は日本にはあり、それが「海上保安資料館 横浜館」。そこで、この資料館に展示されている北朝鮮の工作船について話を聞いたのが、海上保安庁第三管区海上保安本部の広報室長、中村佳史さん。
展示されているのは、2001年12月、九州南西地域を航行していた国籍不明の船。
その後の捜査で過去に覚せい剤の密輸事件に関わっていた船と同一だったことが判明した、という話をしてくださいました。
北朝鮮の制裁逃れがサイバー攻撃による外貨獲得については、サイバーセキュリティ―会社「ファイア・アイ」の執行役副社長、岩間優仁さんに電話をつなぎ、これまでに獲得した外貨の金額や外貨獲得の具体的な方法を伺いました。狙われる側(=仮想通貨に関わる会社)の防御が甘い、攻撃する側の情報を知ることが大事というお話でした。
『きょうのナマチュウ』は「エンゼルス・大谷翔平、成田で出発式」。メジャーリーグのシーズン開幕に先がけ、きょう成田空港で行われたエンゼルス・大谷翔平選手の出発式を取り上げました。
西村志野記者は、大谷選手の冒頭のあいさつ、記者会見での声を交えながら、出発式と記者会見の模様をレポートしてくれました。クレープが大好物という大谷選手に長さ60センチのクレープが送られたという話を受けて、古川さんは「アメリカには美味しいクレープ屋さんがないのでそこはかわいそう」とコメント。
この意外すぎるクレープ情報にスタジオはびっくり!!
大谷選手がメジャーで通用するのか、その可能性を聞いたのは、スポーツライターの二宮寿朗さん。「エンゼルスは強打者揃いで打者としては学ぶべきことが多い。スプリングキャンプでしっかり体をつくることが大事。」とのことでした。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、「札幌にある生活保護受給者の自立支援施設で火災、11人死亡」というニュース。施設の近所にあるコンビニ店員の声を交えながら、大半が高齢者で、身寄りがなく介護を必要とする人もいたと、生放送時点で分かっていることを伝えてくれました。
コメンテーターの古川勝久さんが語り下ろした今日の『オピニオン』は、題して「一般教書演説から見る武力行使の可能性」。古川さんは、「トランプ大統領の北朝鮮への制裁の先に何があるのかが見えてこない、圧力をかけていった先に外交に繋げるような仕組みがないと武力行使に行くしかなくなる。」と指摘。
「もう少し日本が、具体的にアメリカの出来ない部分を丁寧にサポートして米朝協議の圧力を抑えていく必要があるのではないか。」とお話してくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』では、プロ野球12球団がきょう一斉にキャンプインということで、埼玉西武ライオンズのキャンプを取材している槇嶋範彦アナウンサーに電話をつなぎ、キャンプ初日の様子をレポートしてもらいました。
『ニュースパレードアネックス』は、あす投票が行われる日本相撲協会の役員候補選挙について。細木美知代記者が貴乃花親方や八角理事長など選挙への立候補を届け出た、理事候補の名前や選挙の展望を伝えてくれました。
加納有沙レポーターの『SAKIDORI最前線』 2月3日(土)からポレポレ東中野で公開される映画「おがやかな革命」をご紹介しました。
【今日の1曲】Take It Easy/EAGLES -
こんにちは!
西川文野です。
今日のSAKIDORIでは、
「北朝鮮の制裁逃れ捜査・最前線」
大谷翔平選手の出発式・記者会見の模様
日本相撲協会・理事候補選挙
埼玉西武ライオンズ宮崎県南郷でキャンプ開始
札幌の自立支援施設で火災、11人が死亡
ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」
などの話題をお伝えしました。今日のコメンテーターは、
元・国連安保理 北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員の古川勝久さんでした!
あらゆる脅威を振りかざしてくる北朝鮮ですが、
今日のサイバー攻撃・密輸などの話を聞くと、改めてそのレベルの高さに驚かされます。
『圧力をかける』で結ばれるニュースが多いとは感じていましたが、
今日の古川さんの話にもあったように、その後の国交関係のことなども鑑みて、
細かく想定を立てて取り組んでいかないと、明るい未来は見られないような気がします。
丁寧に言葉を選びながらも、「(日本は)真剣さが足りない」と仰っていたのが印象的でした。明日のサブキャスターは私の中の「上司にしたいランキング」第一位の水谷加奈さんです!
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大谷翔平選手 アメリカへ!
西村志野です。
プロ野球北海道日本ハムファイターズからメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手の出発式が、成田空港で行われました。引き締まった表情で
スーツ姿で登場した大谷選手。サポート契約を結んだ日本航空から
クレープが大好物の大谷選手に
長さ60センチの巨大クレープが
送られました。
とにかくわくわくしていると話した大谷選手。
昨日の夜は、ライトゴロでアウトになる夢を見たと苦笑いを浮かべながらも、
小さい頃から言っている
1番野球がうまい選手になりたいという
シンプルな目標に向かって
頑張りたいと決意を新たにしていました!
二刀流。
1番ピッチャーで初球を先頭打者HR。
去年の日本でのホーム最終戦での4番ピッチャー。
夢のような活躍をみせてくれた大谷翔平選手。
新たな舞台でどんなプレーを見せてくれるのか
本当に楽しみです!
大好きな野球を思い切り楽しんできてください!!
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第43回 映画「おだやかな革命」
2月3日(土)からポレポレ東中野にて公開となる
ドキュメンタリー映画『おだやかな革命』をご紹介しました。
あなたにとって「豊かさ」とはなんでしょうか。
私はこの映画を見終わってから、自分にとって「幸せ」な生活とはなんだろうかと考え直しました。この映画は、3・11、福島の原発事故以降、その被災者や都会からの移住者がエネルギー自治に取り組む姿を追ったドキュメンタリー。
今回は、監督である渡辺智史さんにお電話でお話を伺いました。監督が前作を編集中、東日本大震災が発生。
そのとき、食と同じく「エネルギー」もまた命の基本であることを思い知ったそうです。
そして、取材をしていく中で、
原発事故後、福島県の酒蔵の当主 佐藤さんが立ち上げた「会津電力」
それに感化された畜産農家の小林さんが立ち上げた「飯舘電力」と出会います。ともに太陽光パネルによるソーラー発電。
『自分たちの手で、命の基本であるエネルギーを。
クリーンで環境に負荷をかけないエネルギーを持続的に作りたい』という思いで事業を始められています。この2つのほかに、
岐阜県郡上市の石徹白(いとしろ)村では、集落存続のために全世帯が出資をして水車を利用して立ち上げた水力発電。
豊富な森林資源である間伐材を利用した薪ボイラーを導入することで地域を活性化した岡山県西粟倉村。
生活クラブ生協が秋田県にかほ市に作った風車のお話が紹介されています。「これからは地方で作って
地方で使って
地方の資源とするべき」「日本のため、ではなく、
自分たちの幸せにつながるエネルギーを」組織に頼らず地域のみんなが自分たちの手でエネルギー資源をつくることで、地域のみんなが協力し絆が深まる。
自分の選択によって、世の中は変わるのだと感じた映画でした。映画「おだやかな革命」2月3日(土)~16日(金)ポレポレ東中野で公開です。
詳しくは⇒ こちら