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  • カジノ

    こんにちは、加納有沙です。
    今日のナマチュウでは「カジノにのめり込んだ男が語る、カジノとギャンブル依存症」というテーマでお届けしました。

    カジノ経験20年の作家 松井政就さんから
    カジノの仕組み、どうしてハマっていくのか、今回のIR整備法案の依存症対策は大丈夫か...などについて伺いました。


    あれは何年前のことだったでしょうか。
    私が福岡で働いていたころ、会社の先輩たちとマカオへ旅行に行ったことがありました。
    そこでみたカジノの世界の、煌びやかなこと。
    ...といっても私は入場しただけで、なんだか別世界に圧倒されて、なにもゲームをせずホテルへ帰ったのでした。

    松井さんがおっしゃっていたように、中に入っただけで「血がたぎる」というのは、なんだかわかる気がしました。
    現実世界を忘れさせてくれるような、ギラギラとした大人の世界といったかんじでした。


    きちんと節度を持って遊べている分にはいいのかもしれません。
    が、私のようになにも知らないまま、わからないままの人...
    そういう人が始めてしまうのが一番怖いように思いました。

    昔に比べ、当たる確率が大幅に減ったというスロット。
    でも、人々がやめられない理由は
    「もうすぐ当たるかも」「あとちょっとで大当たりだった」という演出をすることで、
    人間の脳内では「大当たりしたときと、ほとんど同じ反応」が起こるのだそう...


    街の声を聴いてみると
    カジノは「インターナショナルな感じ」「経済的に潤うのでは」といった良いイメージがある反面、
    悪いイメージというのは「怖い」「周りの治安が悪くなりそう」という、ぼんやりしたものが多い。


    わたしたちは
    もっとよく「知る」ことから始めなくてはいけなかったのではないかと
    放送を通じて、強く思いました。

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