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第349回:夏、この人に聞く 籠池泰典さんを迎えて
SAKIDORI!スペシャルウィークの今週は「夏、この人に聞く」と題してお送りしています。
4日目、お迎えしたスペシャルコメンテーターは、森友学園前理事長の籠池泰典さん。 『ニュースオフサイド』と『きょうのナマチュウ』の2コーナーに渡って、じっくりお話を伺いました。
最初のコーナー『ニュースオフサイド』では、去年7月~今年5月までのおよそ300日間の勾留生活について、籠池さんの奥さま・諄子さんにもお電話を繋ぎました。「今日も拘置所の中は暑いだろうと思う。本当に暑いと口に出すのもつらいくらいになる。世間では悲劇の主人公という風に思われているかもしれないが、自分を省みて見つめ直して考えを深めることが出来た。夫だけが勾留されるのではなく、一緒に入れてよかったと思う。夫のことを推し量れた。」と諄子さん。
今、安倍総理や安倍昭恵さんに伝えたいことは?の問いには「ないです。」と元気よく明るい声でキッパリとお答えくださいました。
冷暖房無しの4畳に満たない部屋で過ごた勾留生活。籠池さんは「勾留中は、宇宙のことというか崇高なところ、人間が置かれている状況でどうすれば心を静めることが出来るのかというのを考えた。張りつめてはいるけど、気持ちはゆったりとしていた。拘置所の内部にはヒエラルキーがあったりもする。改正しようと思ってもなかなか出来ない。一旦入った外の者が内部を改革しないと」また、安倍総理に対しての思いも包み隠さずお話してくださいました。
『きょうのナマチュウ』で語っていただいたのは、森友学園をめぐる安倍総理や昭恵夫人の関わり、財務省の文書改ざん問題と加計問題について。西村志野記者は有楽町へ。街の皆さんが籠池さんに聞きたいことを取材しました。
「今でも小学校の建物は見に行くことはあるのか?」という質問には「家から近いですし、考えて時間をかけて作ったもの。春夏秋冬どんな雰囲気なのか、植木の感じとか気になるので見に行く。」
「加計学園について」は、「加計孝太郎さんは本来なら証人喚問すべき。私のところと補助金のけたが違う。ご当人も受けますよとおっしゃっているんだから。」ほかにも文科省の不祥事についてなど、まだまだ伺いたいことがたくさんありましたが、あっという間のお時間でしたね。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』では、「東京医大 女子受験者を一律減点」というニュースを取り上げました。将来的に女性は結婚や出産、育児などで現場を離れる事が予想されるため、全体の3割程度に抑えていたということです。
実はコメンテーターの和田さんの娘さんも、今年この被害に遭われたということでした。
木曜コメンテーター、精神科医で映画監督の和田秀樹さんが語り下ろしたきょうの『オピニオン』では、昨日8月1日から所得の高い高齢者を対象に、介護保険サービス利用の自己負担が2割から3割に引き上げられたニュースに注目!負担増になるのは単身の場合は年収340万円以上、夫婦世帯の場合は463万円以上ということで、「億単位で所得のある人には問題ないかもしれないが、年収463万円が高所得者扱いに。最初のうちは負担が少なかったものが知らないうちにどんどん上げられてしまう。」と省令について語り下ろしました。
『SAKIDORIスポーツ』で高橋将市アナウンサーが今日お伝えしたのは、プロボクシング 井上尚弥 世界最強決定トーナメント参戦の話題です。井上選手の音声もお聞きいただきました。
『ニュースパレードアネックス』 第100回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会が大阪市で行われました。 清水克彦デスクが注目の試合、見所などを語りました。
甲子園出場に駒を進めた学校の中で、二松学舎大学付属高校には細木美千代記者が行っていました。2年連続3回目の夏の甲子園出場が決まった二松学舎大学付属高校は、第8日の2回戦で広陵(広島)と戦うことに。
こちらは、昨年と今年の東東京大会の優勝盾です。
【今日の1曲】 夏色片想い/菊池桃子