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第386回:米中貿易戦争の影響
三連休の最終日ですね!今日のSAKIDORI!は、ボートレース生中継の関係で、一部内容を変更してお送りしました。
気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』テーマ「アメリカと中国の貿易戦争、泥沼化。」
日本時間の今日午後1時過ぎ、中国に対し、第3弾となる制裁関税を発動させたトランプ大統領。今日はその影響を、産経新聞論説委員で「本当の中国を知っていますか」などの著書で知られる山本秀也さんをスタジオにお迎えして、探りました。山本さんのお話では、トランプ大統領の中国に対するこの頑なな姿勢は「ひとことで言うなら知的財産権の侵害が大きかった。ただトランプさん自体の考え方はアバウト。裏に構えているピーター・ナバロやロバート・ライトハイザーたちが中国に対して積年の恨みを晴らすなら今だと動いている。」のだそうです。
清水克彦デスクは、アメリカと中国の報復合戦でのアメリカ国民への影響について、ワシントン在住のジャーナリスト・笹栗実根さんのレポートを交えて解説。アメリカは「車を買うなら年内!」、ハロウィーンやクリスマス商戦は冷え込むのではないかとの見方で、「結局はアメリカ国民につけがまわってくる」と懸念しているようですね。
「"戦争"というのは結局、指令を出している人は痛手を負わずに、一般の人たちが苦しむ。」と健康社会学者の河合薫さん。この米中貿易戦争、山本さん曰く「落としどころはない」ような状況です。
日本としては、今こそ褌を締め直してしっかりと自分の足で立ち、きっちり主張を曲げないことが大事だというお話でした。
『きょうのナマチュウ』テーマ「オリンピックのボランティア、あなたは参加しますか?」明後日26日から始まる、東京オリ・パラのボランティア募集。
合計で11万人を募集するということですが、まずは佐藤圭一記者が応募条件などを整理。
組織委員会が募集する【大会ボランティア】は、休憩・待機時間を含めた1日8時間程度の活動で、日数は10日以上を基本。東京都が募集する【都市ボランティア】は休憩時間を含み1日5時間程度の活動で、日数は5日以上。また、どちらも説明会や研修及び活動期間中における滞在先までの交通費及び宿泊代は自己負担・自己手配。遠方に住んでいる方にはかなりの負担になりそう...。
西村志野記者は、早稲田大学で学生たちの声を取材しました。「経験になるから」「楽しそうだから」「やってみてもいいかな」と言う方、「短期募集にした方がいい」「お金をもらえないのはちょっとずるい」など意見は割れていましたね。
さて、今回のボランティアは原則無償。こうした状況に対し、「問題があるのでは?」と発信されている方がいます。お話を伺ったのは、角川新書から「ブラックボランティア」を出版されたノンフィクション作家の本間龍さん。
大きな問題は2つ。1つ目は「1日〇時間、〇日間以上などの条件を出してくる時点でこれはもう"仕事"。なのにお金が出ない。」2つ目は「ボランティアは労働基準法の管轄外になるが、もし重傷者や死者が出た場合、責任は誰が持つのか明確にされていない」本間さんは「そもそもボランティアは「志願する・志願兵」という意味で「無償」ではない。これまでよりも多い50社ものスポンサーが付いているのに資金不足ということは絶対にない。災害時のボランティアは公共の福祉・公益に貢献するもので利潤追求が目的ではないが、オリンピックは商業イベントであり、組織委員会は莫大な利潤をあげている。アンフェア!」とお話してくださいました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、「ニューヨーク公立図書館で、ネクタイやカバンの貸し出しスタート」というニュースです。アメリカでは就職や起業をサポートする公立図書館が多く、パソコンの使い方や履歴書の書き方、職探しの方法まで日常的に講座を開催。 就活グッズだけでなく、釣り道具や3Dプリンターを貸し出すユニークな図書館もあるのだとか。
16時30分~16時55分まで「ボートレースライブ 第5回ヤングダービー優勝戦実況中継」をお送りしました。
『ニュースパレードアネックス』 町田市の高齢者施設で、入所者の関初枝さんが殺害された事件。発生から3日が経った今も容疑者は浮上していません。 警視庁キャップの新岡瑞佳記者によりますと、室内には物色したような跡があったにもかかわらず、貴金属・財布などは残されたまま。中庭に面した掃き出し窓のカギが開いていたそうですが、ここには防犯カメラなし。何かなくなったものはないかなど、慎重に捜査が進められています。
『芸能アラカルト』では、明日25日(今夜ですね!)、文化放送「走れ歌謡曲」スペシャルパーソナリティーを担当するSKE48 須田亜香里さんについて、一緒にお仕事もされていて、「須田さん推し!今回は投票もしました!」という山田美保子さんが熱く語ってくださいました。そして、もうひとつ。作曲家・平尾昌晃さんの三男・勇気さんが、平尾さんの再々婚した女性に対して法的措置をとった話題についても。明日一時からの会見で色々語られるということです。