記事
-
第421回:徴用工問題
朝日新聞・beが発表した、「支持するコメンテーターランキング」。ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
堂々の1位に輝いたのは、SAKIDORI!コメンテーターでもある姜尚中さん!!なんと、今日番組内で話題に上がるまで姜さんは知らなかったそうですよ。
『ニュースオフサイド』では、保護貿易と自由貿易、2つの流れが私たちの暮らしをどう変えていくのかサキドリしました。特に懸念されるのが通商政策。貿易面で、巨額の赤字を抱える中国、そして日本に対してどういう手を打ってくるのか、みずほ総合研究所の欧米調査部長 安井明彦さんのお話では「トランプ政権の厳しい姿勢は続く。しばらく米中は厳しい関係のまま。また、日本に対しても厳しく出るリスクもある。」とのこと。
保護貿易と自由貿易、2つの流れがある中で、この先どのような動きになっていくのか、慶應義塾大学 渡邊頼純 教授にも解説していただきました。
西村志野記者は、練馬区のスーパー 「アキダイ」の秋葉社長のもとへ。EUとのEPAがスタートすると私たちの生活に直結する飲食品の価格はどうなるのか、お話を伺いました。ヨーロッパ産の商品が安く入ってくることで国産のものも値下がり、安くなるというメリットもあるそうですが、牛肉など国産牛がおされて生産量が減ってしまうという危惧も。
『きょうのナマチュウ』は「教えて、姜尚中さん!日韓徴用工問題。 」というテーマで、冷え込む日韓関係の現状と今後についてお伝えしました。韓国人の元徴用工をめぐる問題で、先月末、韓国の最高裁が、日本企業に賠償を命じたことは皆さんもご存知の通りですが、では、徴用工問題のいったい何が問題なのかを細木美知代記者が整理。
伊藤佳子記者は、原告の弁護士や支援団体による新日鉄住金への要請を取材し、今日の様子を伝えてくれました。要請書を持って行くと事前に通告していたのに門前払いといった対応で、大変お怒りだったといいます。
支援団体の「朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動」事務局長・矢野秀喜さんにお電話を繋ぎました。
53年前、日韓両国が交わした請求権協定などからも「解決済み」とされているこの問題、「確かに両国間でそういう合意がなされた事実はあるが、日韓両政府が被害者抜きでやったこと。被害者たちから言えば、自分たちが被った被害について、きちんと満足のいく形で解決してもらわないと。基金を設けて解決していくことが有力だと考えている。」とお話してくださいました。
石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』で取り上げたのは、オランダで69歳男性が「20歳若くせよ」と提訴した話題。「性別や名前の変更が許されるなら、年齢の変更も認められるべき。」と、自らの誕生日を実際よりも20年あとに変えるよう訴えています。
姜さん「何もわざわざ訴えなくても、自分で言ってればいいことじゃ...?」
コメンテーター、政治学者の姜尚中さんが語り下ろした今日の『オピニオン』テーマは「日韓関係を読み解く」
『きょうのナマチュウ』で取り上げた徴用工問題、そして韓国の人気K-POPグループ「防弾少年団(BTS)」の原爆Tシャツ着用問題などを受け、「歴史について両国ともに冷静に学ぶべき。国際情勢が大きく変わる中で日韓の協力は不可欠なのだから、おとしどころを見つけて、外交的に解決することが大切。」とお話してくださいました。
『SAKIDORIスポーツ』 砂山圭大郎アナウンサーがお伝えしたのは、競泳ワールドカップ について。
先日ご紹介した「短水路」で競う競泳ワールドカップ、注目したのは萩野公介選手です。この冬の泳ぎこみ次第で、来年春、そして2020年東京オリンピックの舞台へ繋がるだろうと砂山アナ。
『ニュースパレードアネックス』 2003年に4人が死亡した前橋市のスナック銃乱射事件などで死刑が確定し、その後、別の2件の殺人への関与を告白した元暴力団会長、矢野治被告の裁判員裁判が始まりました。 確定死刑囚を裁くという異例の裁判。取材した吉田涙子記者によりますと、死刑確定後に自ら手紙で2つの殺人を告白したにも関わらず、今日は無罪を主張したということです。次回公判は、水曜に行われます。
『芸能アラカルト』では、関ジャニ∞ の大倉忠義さんが、会員制サイトで一部のファンの迷惑行為に苦言を呈した話題について、放送作家でコラムニストの山田美保子さんに語っていただきました。「こういう一部のファンの暴走のせいで、大好きなアイドル本人を苦しめたり悲しませてしまう。ちゃんとマナーやルールを守っているファンの皆さんの気持ちを思うと...。」
【今日の1曲】 帰りたくなったよ / いきものがかり