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命を考える
こんにちは、加納有沙です。
今日のサキドリでは、野田市の小4女児虐待死をきっかけに、山口市での福祉施設内で母親が娘を暴行死させたという事件などの話があがりました。木曜コメンテーターの精神科医 和田秀樹先生が、虐待する親にもみられる「ボーダーパーソナリティ障害」について教えてくれました。子どもに優しくできるときもあれば、痛めつけてしまう時もある...。
そして、その虐待に依存している親もいて、子どもが児童相談所に保護されていても、取り戻したいと思ってしまう......なんと悲しいループでしょう。
そして、虐待を受けて育った子が大人になったとき、自分の子どもへ虐待してしまう「負のループ」もあります。なんらかの原因で精神をきたすのは仕方がないとして、それを見過ごしたり、放置したりというのは、虐待をしてしまう本人にとっても、子どもにとっても悪影響しか及ぼさないですよね。虐待をしてしまっていることに自分自身で気が付くパターンもあるようですが、その場合でも、自分ではもうどうにもできないことが多いので、そんなときこそ第三者・専門家に頼る。その【頼れる環境】を整えるのが、まさに急務です。(時間がかかるのかもしれないですけれど...)
ひとりでも多くの子どもたちが
まだ見ぬ明るい未来に向かって健やかに歩めるように
他人事と思わずに、社会を変えられたら...そんなことを強く思った日でした。
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どこにもやれない気持ちも含め、
辛い気持ちが浄化されるような時間になりますように。