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第503回:逮捕から108日、カルロス・ゴーン被告保釈
今日は番組冒頭から、保釈が決まったカルロス・ゴーン被告が勾留されている東京拘置所の様子を、石森則和記者がレポート。詳しく『きょうのナマチュウ』で特集しました。
まず最初のコーナー、気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』テーマは「森友学園・籠池夫妻、初公判で何を語るのか」この裁判での発言が森友学園問題に今後どのような影響を与えるのかサキドリました。
初公判のポイントを細木美知代記者が整理。
お電話を繋いだのは、森友事件をスクープした元NHKの記者で、現在は大阪日日新聞・論説委員の相澤冬樹さん。大阪地裁前で、法廷に入っていく籠池夫妻の様子をご覧になっていたそうで、その様子なども聞かせてくださいました。
「籠池さんが法廷で新たな事実を話すのではないかという見方もあるが、なかなか難しいのでは。彼が言う国策捜査・国策逮捕がどこまで認められるのか分からないが、森友学園問題の本質は国有地値引き。そこと籠池さんの問題は切り離して、おかしい点が明らかになっていないと声を上げねばならない。」ともおっしゃっていました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では、カルロス・ゴーン被告、保釈のニュースをお伝えしました。ゴーン被告が勾留されている小菅の東京拘置所前には石森則和記者が朝から待機。150人以上の報道課各社が集まっていました。番組内で何度も、拘置所の動きをレポートしてくれていましたが、この時間、青色の外交官ナンバープレートのついた黒い車が駐車場に付け、大勢の警察官が正面玄関のあたりに出てきてはいるものの、大きな動きはなし。
かわって、ゴーン被告の弁護人である弘中惇一郎弁護士の事務所前には、竹田有里記者。こちらも40名ほどの報道陣が集まっていました。弘中弁護士は保釈担当ではないらしく、別の弁護士が行っているのではないかという話が出ていたようです。東京地検検事などを歴任されてきた郷原信郎弁護士にもお電話を繋ぎました。検察が強硬に反対してきたためここまでずれ込んだが、保釈は当然と郷原さん。
「検察の本音はゴーン被告を保釈させずに半年くらい入れておいて、反撃できないようにしたかったのだと思う。平静を装っているが、内実「これは大変だ」と思っている人は少なくないだろう。ゴーン被告は、金融商品取引法違反、会社法違反、全体的に無実になると思う。」という見立ても。
『SAKIDORIニュースパレード』 石川真紀キャスターが取り上げたのは、大分県が"タトゥーOK"の温泉施設を紹介する英語サイト開設というニュース。大分県では10月にラグビーW杯の5試合が行われ、温泉観光地を訪れる外国人へ対応する形で、県として取り組むのは今回が初めてです。ウェブサイトはすべて英語で、3月18日に開設予定とのこと。
水曜コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 語り下ろしたテーマは「東京大空襲」1945年3月10日の東京大空襲。年を経れば経るほどだんだんと忘れ、薄れていってしまうが、決して忘れてはいけないと語る古谷さん。
戦後生まれではありますが、ミリオタ(軍事、戦争、兵器に関するオタク)の古谷さんが、当時の日本の空襲警報の仕組みから、アメリカが従来の軍事施設に対する昼間の精密爆撃ではなく、非戦闘員無差別の木造家屋密集地帯に対する夜間焼夷弾爆撃という戦術面で起こしたことなどを詳しく解説。
もうすぐ3月10日、この国であの時何が起きたのか、考えて欲しいと語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 飯塚治アナウンサーが菊池雄星投手の話題をピックアップ!大リーグを夢見た子供の頃の話、メジャーでの目標を語る雄星投手の声もお聞きいただきました。
オープン戦2度目の登板を終え、いよいよ3月21日には東京ドームでのマリナーズ開幕2戦目、アスレチックス戦が東京ドームで行われます。
『ニュースパレードアネックス』 FM放送とインターネットラジオを切り替えてラジオ番組を聴くことができるスマートフォン、通称「ラジスマ」がこの春発売されることになりました。東京都内で今日開かれたラジスマ発売記念式典、取材したのは西村志野記者です。
▼ももいろクローバーZが「ラジスマ」PRソング「ラジスマ'19」を披露!こちらはピンク・レディーの「カメルン'77」をモチーフにした曲になっています。
▼我らが文化放送からは『おはよう寺ちゃん活動中』の寺島尚正アナが登壇し、ラジスマの魅力を語りました!
▼受け持つ番組の時間帯の関係もあり、最近、寺島尚正アナウンサーに会えていなかった一美キャスターは「全然変わらない!若い!」と寺島アナの写真に感動していました(笑)
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が「咳、耳の痛み、口内炎を起こす意外な病気が増加中」というお話をしてくれました。実は、寝ている時に胃液が食道の方に逆流する「逆流性食道炎」は、胃液に入っている胃酸や消化酵素が喉、肺、耳、口に入ることで炎症を起こしてしまいます。 喉が痛くなって咳が出たり、耳が痛くなったり、口内炎ができることもあるそうです。