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東京大空襲から74年
細木美知代です。
浅草公会堂で今日からはじまった
「東京大空襲資料展」の取材へ行ってきました。
放送の中でもご紹介しましたが、
実物の焼夷弾
戦時中の日用品
浅草の焼け跡の写真
その他にも
戦争を体験した方の絵や
疎開している子どもたちが両親に送ったハガキなど
ひとつひとつが胸に迫ってきました。
また、期間中は様々なイベントも開催されています。
私は「戦跡めぐり」に参加してきました。
浅草寺周辺の戦跡を1時間かけて
ボランティアガイドの方が案内してくれます。
参加して本当に良かったです。
普段何気なく通っている場所に
生々しい戦争の傷跡がたくさんありました。
こちらは、浅草寺の境内にある
樹齢800年のイチョウの巨木。
焼夷弾によって裂け目ができ
黒く焼け焦げていました。
でも、このイチョウ、生きてるんです。
春には新緑に身を包みます。
生きてメッセージを伝え続けている姿が
心に残りました。
今日お話を聞かせて下さった
東京大空襲犠牲者追悼・記念資料展
実行委員会の川杉委員長(左)と
ボランテアガイドの高橋さん(中央)です。
「東京大空襲資料展」は
今月11日(月)まで浅草公会堂で
午前10時〜午後5時まで開催されています。
入場は無料です。