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相次ぐ交通事故
こんにちは、加納有沙です。
週の始め、月曜日ですが、少し暗い気持ちでのスタートとなりました。
「池袋の車暴走事故」に次いで週末「神戸の市営バス事故」が発生し、尊い命が失われました。一刻も早く事故の背景や原因が明らかになってほしいと思いますが、それが明らかになったからと言って亡くなった方は帰ってきません。ニュースをお伝えする身ですが、伝えながら...とても胸が痛くなりました。
放送終了後、改めて自分の免許証を取り出した私。(写真)
免許を取得してから10年くらいが経ちましたが、実は1、2回ほどしか乗ったことがありません。ですから、今後私が車を運転するような機会が来るとしたら、そのときはまた教習所に通ってからにしようと思っています。
高齢者ドライバーによる事故が増え、年齢に伴う運転能力・判断能力の衰えが問題となっています。
80代の私の祖父はだいぶ前に運転免許証を返納しました。
今日番組内でも話していましたが「返納する」という決断はよいことだと思います。
ただ、「返納」すれば全てが丸く収まる話でもありません。実際、高齢者の足となるもの(公共交通機関やタクシー)などの有無は、地域によって差があります。
祖父の場合、近場へは「自転車」に乗ることがありますが、それも正直言って内心ヒヤヒヤしています。
また、義理の祖父母は免許返納した暁には電動カート(シニアカー)を買おうかと言っていましたが、シニアカーが微妙な段差で横転してしまったら、高齢者ひとりではどうにもできない...などの悩みを話してくれました。もちろん、だからといって車を運転し続けるのは間違っていると思いますが、
気持ちよく「免許返納」の判断が取れるように代替案をきちんと考えないといけないと感じました。
高齢者のみならず、
運転するときは、
自分の能力を過信せず、細心の注意を払ってハンドルを握りたいですね。