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第559回:イギリスのメイ首相、辞任表明か
気になるニュースを先取りする『ニュースオフサイド』。今日のテーマは「メイ首相、24日にも辞任表明か? 一向に進まないEU離脱案」。
明治学院大学法学部教授の池本大輔さんによると、メイ首相はEUを離脱するまでは辞めないという見方もあったが4度目の離脱案も暗礁に乗り上げたことで与野党からも批判が相次ぎ、早期辞任を求める声も出ているため八方塞がりの状態だといいます。
今の議会の勢力を見てみると、EU離脱派はブレグジット党はじめまとまりを見せているが、残留派はバラバラに分かれていることが勢いを削いでいる要因になっているそうです。このまま混乱が長引くほどイギリスも苦しい情勢が続きます。
この状況をイギリス国民はどう思っているのでしょうか。ジャーナリストの清水健さんによると「もっと現実的な話し合いをすると思っていたのに...」と残念に思っている国民が多く、「EU離脱については3年前の国民投票の結果で、今は情勢が変わっているのだから臨機応変になってほしい」と凝り固まった議会を心配する声も出ているそうです。
今を切り取る『きょうのナマチュウ』、「ふるさと納税をめぐる泉佐野市の質問書に総務省の回答は?」。
6月から始まるふるさと納税の新制度で対象から外れた大阪・泉佐野市が総務省に説明を求めました。
細木美知代記者は、総務省前からレポート! 高額返礼品自粛を要請してきた総務省 vs 権限の乱用だと対する泉佐野市のこれまでを振り返りました。
そして、スタジオでは、泉佐野市と同じように対象から外れてしまった佐賀県みやき町の末安伸之町長にお電話を繋ぎ、今の心境や今後について伺いました。末安町長は意外にも今回の件について「やむを得ない」と総務省からの意見を受け入れているそうで、「今後は町内で協力して新しい返礼品を考えていく」としました。
後半は、吉田涙子記者がタイで摘発された特殊詐欺団15人の日本移送のニュースの最新情報を伝えました。
『SAKIDORIニュースパレード』は、報道スポーツセンターから石川真紀キャスターが担当。ニュースパレードでお伝えする主な内容を紹介しました。
本番前、石川キャスターはパソコンに向かって新たな情報のチェックや整理をしています。
経済ジャーナリストの荻原博子さんが語りおろす『きょうのオピニオン』は「愛のムチなんかおやめなさい!」
尼崎高校男子バレー部の体罰のニュースを受けて「愛のムチって何だろう?」と考えました。「暴力はダメだけど、相手を思った愛のムチはいいのでは?」という考えもある一方、幼い頃に暴力や暴言を受けて育った子どもは脳などに悪い影響が出るというデータも発表されているそうで、まかり通っちゃいけない! と強く感じると改めて感じるオピニオンとなりました。
今日の『SAKIDORIスポーツ』は、長麻未アナウンサーが担当。
取り上げたのは、開催中の「国際自転車ロードレース 2019ツアー・オブ・ジャパン」!
この大会は自転車界のマラソンで、8日間で765キロもを走破し、その合計タイムで順位を争うというもの。強豪選手が世界中から集まる中、今回は日本人選手も上位に食い込むなど活躍中!
大会ディレクターの栗村修さんは「上りと下りしかない過酷なステージ。ロードレースは一般公道を使うので、選手と距離が近い。ぜひ応援しにいって欲しい」とお話してくれました。
伝えきれなかったニュースを掘り下げる『ニュースパレードアネックス』。
明日からのアメリカ・トランプ大統領来日を前に、厳戒態勢を続ける都内を岡田紀子記者が取材しました。
令和初の国賓ということで、ごみ箱やコインロッカーの封鎖、ドローン対策など細かく厳重に警備が行われていて、月曜日に会談が行われる迎賓館も厳しいが敷かれています。
『世の中SAKIDORI』、金曜日はビジネス先取り。
今日は、時代の最先端を行く様々なジャンルの方にインタビューをする「一美が訊く」。
お話を伺ったのは、アイドルグループ仮面女子の猪狩ともかさんです。去年4月に強風で倒れてきた看板に下敷きになり、脊髄損傷による両下肢麻痺で車椅子生活を送ることになった猪狩さん、先日はEテレの「バリバラ」に出演し、そのときのことをお話してくれました。
なんとミュージカル風のコントに挑戦したそうで、その中で「コンビニの上の棚のものが取れない」といった車イス生活あるあるを披露。実体験が元になっていて、「私も意見を出してネタにしました」と挑戦の裏側を語りました。
今回、栗山巧選手のユニフォームを着てスタジオに来てくれましたが、なんと26日には車イス生活になってから2度目の始球式が控えています。「去年はツーバンだったから、今年はワンバンで!」と明るく意気込みを語ってくれました。
【今日の一曲】 時間よ止まれ / 矢沢永吉
今週もお聞き頂き、ありがとうございました!