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第568回:日朝首脳会談の行方
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』
テーマ 「北朝鮮が急きょ国際会議を欠席。日朝首脳会談の行方は...」
スタジオに 北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」の編集長、高英起さんをお招きしました。
まずは、北朝鮮をめぐる最近の動きを細木美知代記者が整理。安倍総理への「ずうずうしい」批判、北朝鮮の金革哲アメリカ担当特別代表「処刑説」、北朝鮮でのマスゲームの公演中断などなど。日朝首脳会談について、 北朝鮮による拉致被害者 蓮池薫さんは「拉致問題を前提に会ってもらうのがいいのはもちろんではあるが、"無条件"というのは北朝鮮を対話に導く上でいい案。ただ米朝関係に行き詰っている感のある北朝鮮が、日本と会談するメリットがあるかどうか。日本は北へ独自の役割をアピールしたらいい。日朝首脳会談が実現するとしたら、米朝首脳会談が動き出す前ではと思う。」
高さんは、どうすれば北朝鮮は日朝首脳会談に応じるかについて「日朝ストックホルム合意、日朝平壌宣言に立ち戻ること。そして、いい悪いは別として、金正恩氏の批判はなるべく避ける。そうしないと怒っていなくても、金氏の周りが怒らざるを得ない。メンツを立てる、これを分かっておかないといけない。」気になるマスゲーム公演中断については、「単純に質が落ちたから。」だそう。例えば、サッカーの試合応援のマスゲームでドット抜けするのは、マスゲーム中に試合を見てしまう人がいるからだとか。
裏を返せば、全体主義の綻びが現れているとも言えるのだと解説してくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では、2つの話題に注目!まずは「丸山穂高議員をめぐる動き」です。与野党は丸山議員に対し「国会議員としての資格はない」などとする「糾弾決議案」を衆議院に共同で提出、可決されました。
お電話を繋いだのは、衆議院議院運営委員会の与党筆頭理事を務める、自民党の菅原一秀 衆議院議員。
「外交努力で北方領土を戻そうとしてきた中、水を差すような言動。弁明書も、反省・謝罪はあったが、「飲んだ席でのああいう発言なのだから...」と、見識を疑うような内容だった。お酒が入っていたから許されるということではない。糾弾決議案には法的拘束力はなく、最終的には本人に委ねることになるが、衆議院の意思として、判断として私たちは示した。」とお話してくださいました。
かわっては、今日から「七夕 イベント」が始まった東京ディズニーリゾートからの生中継!
七夕をテーマにした 「ディズニー七夕デイズ」が開催中ということで、西村志野記者が行ってきましたよ。
▼願いが叶うと人気のウィッシングプレイス。ミッキーや仲間たちの短冊もあるんですって。ディズニーランドの方のウィッシングプレイスは、夜になると"スターライト・ウィッシングプレイス"に!▼欲張って2つも書いちゃったという西村記者の願いは...?「サキドリが100年続きますように」「結婚できますように」
▼こちらはディズニーシ―の「七夕グリーティング」!そのほかの写真やレポートを、西村記者が『column~記者たちのオフマイク』に書いてくれていますので、そちらもご覧ください。
『SAKIDORIニュースパレード』 報道スポーツセンターから、石川真紀キャスターが、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をいち早くご紹介。その中から今、動いているニュースとして、「横田騒音訴訟、二審も賠償命令。東京高裁、飛行差し止めは認めず。」というニュースを取り上げました。
『今日のオピニオン』 コメンテーター 精神科医で映画監督の和田秀樹さんが語り下ろすテーマは「家族の中だけで解決できないこと」元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が長男(44)を殺害した事件を取り上げた和田さん。
「8050問題」は深刻化しています。
読売新聞の調べによると、3年8カ月にわたって介護にまつわる殺人が 179件起きているというデータも。
「今回の事件もそうだけれど、高学歴・エリートな人というのは他人に助けを求められない人が多い。家族だけで介護しようとか面倒みようとか、 外に助けを求めなかった故の悲劇というものは少なくないのだから、家族だけで何とかしようという考えはそろそろ取り払おう。行政のサービスなども十分ではないかもしれないけれど活用してみて。」と語りました。
『SAKIDORIスポーツ』 担当は松島茂アナウンサー。 今夜メットライフドームで行われる「西武 対 広島」3回戦は佐賀スペシャル! ライオンズ・辻監督、カープ・緒方監督はともに佐賀県のご出身ということで、実現した特別カードなんです。今日は山口祥義知事にお越しいただき、佐賀県の魅力と野球愛を熱く語っていただきました!
『ニュースパレードアネックス』 欧米の大手自動車メーカー・FCA が、フランス大手のルノーに提案した経営統合案を撤回しました。交渉は物別れに終わったとみられます。 取材した岡田紀子記者によると、交渉決裂に至った原因、筆頭株主であるフランス政府の存在が大きかったようです。今後、ルノーと日産の統合がどう動いていくのか注目となりそうです。
吉田愛梨レポーターの『SAKIDORI最前線』 明日6/7(金)から、お台場の日本科学未来館で開催される「マンモス展」をご紹介します。
【今日の1曲】 愛はきらめきの中に / ビージーズ