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第577回:新潟・山形地震から一夜明け
昨夜、新潟県で震度6強、山形県で震度6弱の地震がありました。今日は番組のオープニングから、新潟県村上市で取材中の西村志野記者を結び、レポートしてもらいました。
今動いているニュースを、さまざまな角度から詳しくお伝えする『ニュースオフサイド』およそ1年ぶりに国会で開かれた党首討論の様子、そのやりとりが衆議院解散の引き金となるのかをサキドリ!
まずは竹田有里記者が、党首討論の内容を整理。
特に注目だったのは、最も長い持ち時間20分の立件民主党・枝野代表の質疑でしたが、「変化球を投げたい」と言ってはいたものの、老後2000万円不足問題の話に終始しました。
そして、14分の持ち時間の国民民主党・玉木代表は、「金融庁の報告書をちゃんと読んでください。付箋を貼ってきました!」と安倍総理に渡そうとしましたが、「私は読みました」とつき返す場面も。永田町事情に詳しいインサイドラインの歳川隆雄編集長は、「QT(=待機タイム)」の解説にあわせ、衆参ダブル選挙と消費税引き上げ再々延期の可能性はまだ残っているとの見方を示してくださいました。
「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』は2つのニュースに注目。昨夜、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測した地震。
地震から一夜明け、街は今、どのような様子なのか、再び西村志野記者を結んで、詳しくレポートしてもらいました。
村上市内中心部、市役所近くからの中継となりました。今日昼頃に到着してからは、強い揺れは感じていないとのこと。
しかし、冷たい雨が降り続いている今日の新潟県です。
強い雨というよりは、シトシトと長時間降り続いているそうで、「この雨が溜まってしまうことも不安」だと西村記者。
昨夜23時には、災害対策本部が立ち上がりました。新潟と山形両県で、一時は約830人が避難所に避難しましたが、避難指示はすべて解除されています。村上市内の全小中学校は休校に。雨の影響での土砂災害などにも注意を呼び掛けているということでした。
かわって「トランプ大統領の再選、出馬表明」のニュース。ニューヨークからフリーアナウンサー佐々木真奈美さんに、アメリカのメディアがどのように報じているのか伝えてもらいました。2万人が集まったというフロリダの集会、その一方で反トランプ運動や「トランプ以外なら誰でもいい」というTwitterの書き込みも多い様子。
出馬表明の場として、フロリダ州を選んだことにはどのような理由があるのか、選挙人の多いスイング・ステートと言われる重要な場所であるからだと清水克彦デスクが解説。対抗馬には民主党の活きのいいフレッシュな人間が出てくることが望ましいということでした。報道スポーツセンターから石川真紀キャスターがお送りする『SAKIDORIニュースパレード』!
昨夜、新潟・山形両県の地震発生時の文化放送報道スポーツセンターの対応についてお話してもらいました。また、今日の『ニュースパレード』は山形放送さんの協力のもと、現地の状況をお伝えするということでした。
『今日のオピニオン』 コメンテーター 文筆家の古谷経衡さんが語り下ろすテーマは「マリアナ沖海戦から75年」1944年6月19日、75年前の今日はマリアナ沖海戦があった日であるということで、古谷さんが歴史を紐解いてくださいました。
日本側は、小沢治三郎中将が、敵の範囲の外から攻撃するという「アウトレンジ戦法(直訳すると範囲の外という意味)」を採用し、一大決戦に挑むのですが、アメリカはそれ以上の技術革新と戦略で対抗。近接信管「VT信管」をいち早く装備、レーダー技術も進んでいました。
この戦いの日本とアメリカの差。あまりにも技術力を軽んじ、精神力だけで突っ込んでいったことで大変なことになったということを、あまりメディアでは取り上げられないことだからこそと語ってくださった古谷さんでした。
『SAKIDORIスポーツ』 松島茂アナウンサーが取り上げたのは、サッカー南米選手権の話題。 サッカー解説者の宮澤ミシェルさんにお電話でお話を伺いました。
今回の日本代表は、23人中18人が「東京五輪世代」。 当初から厳しい戦いは予想されていましたが、チリ戦で1番感じたこととして、「初先発の子たちが多く、はじめから守備より攻撃という打ち合いに出たが、決定力不足だった。」と振り返り、それぞれの良い持ち味がある選手が出てきているので、個人のストロングポイントを高めて、グループ力を強くすることが大事だと語ってくださいました。
▼ミシェルさんに笑わされる二人。
▼最後の最後で古谷さんの「素朴な疑問」が飛び出し、スタジオ騒然。
『ニュースパレードアネックス』多言語に対応する取り組み、東京オリパラを控えた東京都でも広がっています。今日は、府中市で多言語に関するセミナーが開かれ、日本人でもすぐに使える英語表現などが紹介されました。取材したのは、細木美知代記者です。
▼話した言葉を一瞬で翻訳してくれるのはもちろん、文字を撮って翻訳も出来るので、海外で案内板が読めなかったり、メニューが分からない時などにも便利です!
▼こちらはシールを作るテプラなのですが...
▼このように、多言語に翻訳して印刷してくれる優れもの!お金をかけずに取り入れられる技術に感心したと細木記者。
『SAKIDORIクリニック』 本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生が「幸福感を高めるメンタル医学」というお話をしてくださいます。欲望の連鎖を防ぐ「HAPモデル(快楽適用防止モデル)」を紹介。 持っているものの有難さを実感し直す取り組みということで、例えばスマホを1日手放してみる。1日自家用車に乗らない、家族にやってもらっている家事を自分が1日やってみるなど。
また、幸福感を高めるには、非日常を経験することも有効! 旅行や映画を観ることは快楽適応しにくいのでオススメです。
【今日の1曲】 ジェットコースター・ロマンス / KinKi Kids