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脳のアップロード
こんにちは。 永野景子です。
2週お休みをいただきました。 その間、励ましやお見舞いのメッセージをいただき、
本当にありがとうございました。元気づけられました!
全身麻酔での手術だったんですが、特に左手を中心とした手術で、
かなり痛みを伴うため、左鎖骨あたりに神経ブロック注射も打ちました。
が、手術が難航したこともあって、麻酔から覚めた後も
一晩中、ブロック注射を点滴のように続けました。
つまり、左手が肩のあたりから麻痺したまま、
体の横のベッドに伸ばした状態で寝てたんですけどね、
私の感覚、いわば「脳」の判断は、
『左手は胸の上に置かれてる』だったんです。
両手とも胸の上に置いてるとしか思えないのに、実際には
左手はベッドの上。
何とも言えない気持ち悪い感覚でした。
これを昨日、脳科学者の茂木健一郎さんに話したところ、
「脳がアップロードされていなかった」との説を教えて下さいました。
麻酔で眠る前に両手を胸の上に置いていた場合、
脳がその後の動きをアップロードできなくて
前の状態のままだと思ってしまうそうなんです。
すごく興味深い話だなあと思いました。
脳って不思議ですねー。
明日のサブキャスターは、
先々週ピンチヒッターありがとう!西川文野アナです!