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幸せな人生、老後にするために
吉田愛梨です。
今日のサキドリ最前線では、
家にいる時間が増えるこの時期を
人生について考え直すチャンスにするために
ぴったりの本を紹介しました。横浜 白楽の六角橋商店街に「珈琲文明」という人気の純喫茶をかまえる
赤澤智(あかざわ さとる)さんの
「人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた」という本です。
表紙の喫茶店も、「珈琲文明」の実際の写真が使われていて、
小説ながらも、ほとんどが実話で書かれています。
ビジネスに役立てることもできる、ビジネス小説です。
赤澤さんは、10代でギターを手にし、メジャーデビューを目指して
音楽に勤しみつつも20代で塾の講師として働き、
30代で大手学習塾のエリアマネージャーとなります。
40歳のときに、「珈琲文明」をオープン。
オープンにあたって118軒ものカフェを調査し、成功の秘訣を探り、
失敗しない経営について結果をまとめ、
その真逆の方法で喫茶店を13年経営しています。
実際にそのノウハウを本やホームページなどで発表する他、
喫茶店経営を目指す人に伝授されています。小説では
たまたま珈琲文明に入った
40代の男性と大学4年生の女性が、
将来への不安を抱えつつも、赤澤さんと出会い話を聞くことで
やりたいことを仕事にするためのノウハウを身につけていくという
ストーリーになっています。
40代の男性は元ラジオディレクターで二羽伸宏さんという実在する人物です。
(現在、阿佐ヶ谷にあるペンギンカフェをオープンさせています。)今回は、赤澤さんと、二羽さんに電話取材し、
インタビューを交えて放送しました。
出版社のリリースには、
「人生100年時代。学歴社会も、終身雇用の時代も終わりました。
40代、50代の憂いを解決する方法は
赤澤メソッドにあった!元塾講師でミュージシャンの喫茶店店主がたどり着いた
雇われない 雇わない 生き方とは?」と書いてあります。
赤澤さんは、
「ステイホームが叫ばれる時期は読書にぴったり。
自分を見つめ直すためにも、
人生に行き詰まっていない人にも読んでほしい。」などとおっしゃっていました。私はこの本を手にして、
あまりの面白さに2時間足らずで読みました。
インプットするために繰り返し読んだのですが、
特に「目標を決める時は、周囲の目や評価を求めるのではなく、それが叶った時にどういう人とどういう人生を歩んでいきたいのか、
どうしたら人生が充実して、幸せを感じられるのか」という言葉が
胸に刺さりました!本が背中を押してくれます。
何歳であろうとも、やりたいことのやれる人生について考えてみてはいかがでしょうか。