記事
-
お電話:パラアーチェリー 上山友裕 選手
今日は、東京パラリンピックでの活躍が期待されている、パラアーチェリーの上山友裕さんとお電話を繋ぎました。
1987年生まれ、東大阪市のご出身です。同志社大学入学後、アーチェリーを始め、社会人1年目に両脚がまひする障害を負い、パラアーチェリーに転向しました。2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックでは7位入賞。去年6月の世界選手権で6位に入り、東京パラリンピック出場が内定しています。
新型コロナウイルスの影響で外出や練習が制限されていた中、「悪あがきをしても無駄だから、練習できない期間は素直に受け止めて、再出発できるようになったらちゃんとスタートを出来るようにしておこう。」と努めたという上山さん。「1年で自分の力が衰えるとは思わない。むしろ延びた方が、僕のことをたくさんの人に知ってもらえると思った。」と前向きに語ってくださいました。
現在は練習量は少なめに抑えているそうですが、本来であれば、朝9時から夕方まで練習!1日300本を目標に、しっかりと本数を打ち込んでいらっしゃいます。
「アーチェリーは、オリパラともにルールが同じ。僕自身、健常者の試合にも出ているし、障害の壁がないのがアーチェリーの良いところだと思う。東京パラリンピックでは、見に来てくれた人たちが「楽しかった」と思ってくれるよう、選手側と観る側が一体になれるような姿を見せたい。」とのことです。上山さん、ありがとうございました!