斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第863回:東京オリンピックまで、あと1年

    「海の日」の今日も通常営業のSAKIDORI!です。お聴きくださった皆様、ありがとうございます!
    今動いているニュースを様々な角度から深く掘り下げる『ニュースオフサイド』
    感染拡大する中で迎えた4連休の初日。
    細木美知代記者は羽田空港へ。
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    4月末にも羽田空港を取材した細木記者。その頃の写真と比べてみました。
    ▼4月30日の羽田空港。ガランとしています。
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    ▼今日の様子。4月の時に比べればだいぶ人が戻ってきた感じがしますね。
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    今年4月に国内線を利用した人は前年に比べて10%ほど。その後、6月19日に都道府県をまたぐ移動自粛が解除されてから、国内線の需要は35%あたりまで戻ってきているようです。空港の閉まっていた店舗も再開、展望デッキなども入れるようになっていました。
    これから旅行に出かける皆さんは「会社の人にも家族にも内緒で・・・」「3密を守って行ってきます」「マスクなどの対策をして旅行先の人に迷惑をかけないで楽しみたい」と話してくれました。
    また、北海道から来たというご家族は、感染者の増加を鑑みて東京観光から千葉県へ変更したというお話も。

    さて、昨日から「Go To トラベル」がスタートしましたが、観光地はどのような状況なのでしょうか?
    修学旅行生を受け入れている京都市の「たき川旅館」代表で、京都府旅館ホテル生活衛生同業組合・教育旅行部会の部会長の滝川敦之さんに伺いました。
    修学旅行としては、3月後半から7月頭が春シーズン、9月から12月までが秋シーズンで、合わせて100校くらいを受け入れをしている「たき川旅館」ですが、春シーズンはすべて延期、またはキャンセルになってしまったそうです。
    京都観光のお客様は、関東圏の方が多く、「Go To トラベル」が東京都を外しているので、未だだいぶ空いた状態が続いているとのこと。ガイドラインを一生懸命守って、修学旅行に関しては、京都府・京都市では医療関係ともずっと相談して、安心・安全に来ていただけるよう努めていらっしゃるとお話してくださいました。

    夏休みの旅行先として、特に人気があるのが北海道。この時期、富良野地方はラベンダーが見頃を迎えています。
    お話を伺ったのは「ふらの観光協会」の野村守一郎さん。
    1年で1番の書き入れ時と言える7月ですが、宿泊施設自体も、全室満室にはしていないので、3~4割の混み具合だといいます。
    「Go To トラベル」だから来ましたという観光客の方はあまりいらっしゃらないようですね。
    7月1日からスタートした「道民割」や富良野市の対象ホテルに一泊&アンケートに答えると富良野産のメロン1玉をもらえる「泊まるとメロン」 などのユニークなキャンペーンや、美味しいトマトやとうもろこし、香りも素晴らしいラベンダーなど、魅力的なお話の数々!
    今なお、感染の緊張感がある中で、リフレッシュしたい方が安心して富良野に来られるよう、どういうサポートが出来るか考えているとお話してくださいました。

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    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では、1年後に迫った東京オリンピックについて考えました。
    メインスタジアムである国立競技場では午後8時からイベントが開催されるということで、伊藤佳子記者は、このあと記者向け事前ブリーフィングが行われるジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアからレポート。
    来年の五輪開始時間に合わせ、国立競技場から世界に向けて、東京五輪開会1年前プログラム「⼀年後へ。⼀歩進む。〜 +1メッセージ〜 TOKYO2020」を配信。動画には競泳・池江里佳子さんが登場し、伝達役を務められるそうで、yahooの特設サイトでライブ配信されます。
    国立競技場のピッチでは、イベントのために雨に濡れながら懸命に作業するスタッフの姿が見られたということです。

    一方で、来年の開催を危ぶむ声があるのも事実。街の方々の声を取材したのは西村志野記者です。
    「残念だけど、やらない方がいいんじゃないかな。」「開催してほしいけど、ちゃんと開催できるのか不安。」「やったところで、果たして海外の人が来られるのか?」と、感染が収まらない状況では難しいのではないかという声が多かったです。「野球のチケットが当たったので、見に行きたい!!」と楽しみにされているお子さんの声もご紹介。
    ▼東京五輪カウントダウンクロックは新たな日程に向け、動いています。
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    ソウルオリンピック女子柔道の銅メダリストで、JOC =日本オリンピック委員会の理事で筑波大学の教授も務めていらっしゃる山口香さんは「開催はワクチンや特効薬の開発に伴うこと。感染拡大が続く世界、日本国民が開催を危惧する状況の中での五輪になるならば、平和の祭典である五輪の開催そのものの意味が一致しなくなるので、慎重な判断が必要。」と語った上で、もし開催するならば、「国民の多くが開催を応援してくれるのが前提。感染防止対策を講じたとしても、世界から人が来れば感染拡大のリスクは高まる。今は子供たちの部活動すらできていない状況で、スポーツ活動そのものが制限されている。正常なスポーツ活動が出来る日常を取り戻せて初めて、オリンピックの議論が出来るのかなと思う。私はアスリート出身だけれど今は違う。アスリートが本当にどうしたいのかという生の声が聞きたい。」と語ってくださいました。

    『SAKIDORIニュースパレード』
    石川真紀キャスターが、報道スポーツセンターから『ニュースパレード』の主な項目を紹介。
    今日は、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の依頼を受け、薬物を投与し殺害したとして、嘱託殺人容疑で宮城県の医師・大久保愉一と東京都の医師・山本直樹の容疑者2人逮捕のニュースを詳しくお伝えしました。
    女性の主治医ではなかった医師たち。山本容疑者の口座に100万円が振り込まれていたということで、金銭目的で嘱託殺人を請け負ったとみられます。
    また、大久保容疑者の妻は大久保三代元衆院議員で、23日、宮城県名取市で記者団の取材に応じ「旦那はよくアルバイトで医療行為をやっていた」と明らかにしたという続報も入ってきました。
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    俳優の石田純一さんが語り下ろす『今日のオピニオン』
    テーマは「最低賃金を上げなきゃダメ!」
    厚生労働省の中央最低賃金審議会は、2020年度の最低賃金について全国平均の目安を示さないことを決め、事実上、19年度の全国平均901円を据え置く形となったニュースを取り上げました。最低賃金を引き上げるかどうかは都道府県の判断に委ねるとしています。
    石田さんは、「新型コロナウイルスによる景気低迷を受けて経営側への配慮や雇用維持が最優先だというのは分かる。でも、経済を良くするも悪くするも一般の方で、雇用だって支えているのは一般の方。富裕層ではなく、中間層が栄えないとダメ!将来的に人口減少する日本は生産性を上げていかなければならず、ということは賃金を上げていかないといけない。今、日本の労働者は世界でダントツで質が良いと言われているにもかかわらず、ものすごく賃金が低い!まずは時給の地域格差から無くしていこう。」と語りました。
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    『SAKIDORIスポーツ』
    永野景子デスクが、「日本野球機構と12球団が来月末までプロ野球の観客数を現行の上限5000人を来月末まで継続すると決定」など、今日のスポーツニュースをお伝えしました。

    『ニュースパレードアネックス』
    延期された東京オリンピックの1年前となる今日、神奈川県横浜市でもイベントが行われました!
    岡田紀子記者によると、このイベントはオンラインイベントになっており、横浜市にゆかりのあるアスリートからのメッセージや、アーティストによるスペシャルライブなど豪華な内容!
    林文子市長の挨拶、トライアスロン女子の上田藍選手、車いすバスケットボールの古沢拓也選手のメッセージをお聴きいただきました。
    8月24日(月)までの期間限定で、アーカイブでの視聴も可能です。
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    『芸能アラカルト』
    放送作家でコラムニストの山田美保子さん、今日はお電話でのご出演。
    TOKIOの長瀬智也さんがジャニーズ事務所を来年3月いっぱいで退所し、TOKIOを脱退するという発表について、お話していただきました。
    実は今回の発表以前にも、いくつかのメディアで、退所法道というのは聞かれていたとか。
    長瀬さんも男性の40代、次のことを色々考える時期でもあり、7月9日にジャニーさんの1周忌を迎えたことなどが背景にあるようです。
    ここのところのTOKIOの曲は長瀬さんが作っており、今後は才能を生かしてクリエイターとしても出役としても二刀流での活躍となるのか!?
    「ジャニーズには子会社や関連会社は多い。ただ、所属アーティストが社長さんになるのは初めてのこと。TOKIOは東京オリパラに関しても重要な役を担っている。一昨年の山口さん脱退でバンド活動が成り立たなくなったという理由については全否定されているし、山口さんにもこの件は報告済みという。何か、今後また5人でやってくれるのでは...という風に期待したい。」と美保子さん。

    【今日の1曲】 BOMBER / 山下達郎

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