神谷浩史が「ハコクの剣」で発見した新たな表現とは?『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』

神谷浩史が「ハコクの剣」で発見した新たな表現とは?『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』

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文化放送で毎週土曜日25時から放送中の『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』
パーソナリティは、声優の神谷浩史さんと、小野大輔さんです。

 

11月6日の放送では、神谷さんが出演した
Kiramune Presents READING LIVE 10周年記念公演 「ハコクの剣」について話しました。

 

神谷 小野さんは、日曜日のほうにご招待させていただいて、ご観覧いただいたんですけどもいかがだったでしょうか?

小野 まず、福井(晴敏)さんの脚本っていうところにグッときますよね!

神谷 そうですね。

小野 (宇宙戦艦)ヤマトでお仕事を一緒にされたってところからスタートしてるんですか?

神谷 そうですね。3年前、『カラーズ』っていう作品をやらせていただいたときに、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』で取り上げていただいて。

小野 ありましたね。

神谷 それを福井さんがご覧になったっていうのが結構大きかったんですよね。「ああいうことやってるんだ」って。

小野 うんうん

神谷 そこでイメージができて、「神谷さん、僕も是非参加させてください」ということで。

小野 おー。

神谷 その前からオファーさせていただいてたんですけど、具体的にそこでイメージが湧いたらしくって、福井さんのほうからも「是非やらせてください」ということだったので、そこから企画がスタートしまして。そこから3年経って、ようやく本番を迎えたって感じですね。

小野 構想から数えると、だいぶ長い企画を温めてきたんですね。

神谷 そうですね。今回、アンサンブルのキャストの方がいらっしゃいまして、読み手1人に対してアクションを担当するキャストの方がいるんです。

小野 うん。

神谷 『ハコクの剣』は、幕末が舞台なので基本チャンバラなんですよ。

小野 でしたでした!

神谷 アクションの方たちが音に合わせて殺陣をやってくれて、僕らがそれに声を当てるみたいな感じになってるので、ヒーローショーに近いですね。

小野 そうでした!

神谷 僕、『宇宙戦隊キュウレンジャー』っていうのをやっているときに、中野サンプラザでイベントをやりまして。(そのときは)テレビと同じスーツアクターさんが来てくれて、僕は日下(秀昭)さんに声を当てたんです。

小野 本物だ!

神谷 そのときは、僕はステージ上に立って、日下さんのアクションを見ながら声を当てていくっていうことをやったんですね。

小野 うんうん。

神谷 本来であれば、それぞれバラバラじゃないですか。

小野 うん。

神谷 イベントだからっていうことで、ステージ上で表現させていただいたんですけども、今回の『ハコクの剣』はそれに近くって。

小野 それがおもしろかったんだよね!

神谷 最初は見にくいと思ったんだけど、どうでした?

小野 そう。最初はなにが起こってるんだろうって思うんですよ。

神谷 ちょっと混乱するよね。

小野 でも、「あれ、これは同一人物なのか、違う人なのか」って一瞬迷ったんですけど、最初だけでしたね。わかりやすい例えで言うとね、ジョジョのスタンドのような!

神谷 そうですね。

 

―― 神谷さんは、『ハコクの剣』で、死の表現について新しい発見があったと言います。

神谷 新しい演出だなっていうか、「こういう表現がこういう感情を生み出すんだな」っていう新しい発見があって。文楽(人形劇)ってあるじゃないですか?

小野 うん。

神谷 人形を動かす方が2人とか3人いらして、それに対して語りの能をやる方がいらして。文楽って人形なので、動かす人がいないと動かないんですね。当たり前なんですけど。

小野 うんうん。

神谷 だから、物語的に「死」を表現するにあたって、人間よりも(人形の方が)優れている部分っていうのがあるんですよ。人間って死んだフリしなきゃいけないじゃないですか。

小野 うん。

神谷 でも、人形って誰も動かさない時点でバタってなってしまうので、「あ、死んだ」って強烈に印象付くのね。
小野 うん!

神谷 今回の『ハコクの剣』の中で、アクターさんが倒れて死ぬシーンがあるんだけど、そこで喋り手が舞台から消える・去ってゆくとなると、もう二度と喋らないわけですよ。

小野 そうですね。

神谷 そういった点で、人間だけだと「死んだフリして大変そうだな」っていうのが、頭のどこかに挟まってしまうけれども、喋り手がいなくなることによって、舞台上で倒れているのが例え人間であったとしても、「もうこの人二度と喋らないんだ」っていう演出があって。普通に倒れて死んだような芝居するよりも、ちょっと違う表現になってて面白かったなと思って。

小野 劇的でしたね。

神谷 それが僕は一個発見でしたね。

小野 倒れたアクターさんの後ろで扉が開いて、声を担当していた役者がはけていったら、扉が閉まるわけですよ。その瞬間に、本当の死が訪れたっていうのが分かる。

神谷 もう喋らないんでね。

小野 見事でしたね!舞浜アンフィシアターならではの機構の使い方も絶妙でずっと飽きなかった!

神谷 そうですね。先に大阪公演やらせていただいて、後に舞浜アンフィシアターだったんで、機構がプラスされたんです。だから、ちょっと動きが変わってしまって。

小野 なるほど。

神谷 逆だったらよかったんですけどね。先に東京やって、そのあと大阪だと手を減らすだけなんですけど、(今回は)手が増えていくので、それを前日の夜とか、当日の朝とかにつけていったりしてるから、それはそれで大変でしたね。でも、10年迎えられてよかったなっていう感じですね。

小野 ほんと凄いものを見させていただきました!

神谷 いやいやいや。前から言ってましたけど、10年過ぎて、続きができるようなことがあったら、来年以降は、10年間に出ていただいたゲストの方にもう一度お声がけしようと思っているので、小野さんにも機会があれば出ていただきたいなと思っております。

小野 出させてくれよ!

神谷 なんにしろ、10年目のREADING LIVEにお越しくださいまして誠にありがとうございました。次の10年目指して頑張りたいと思いますので、もしよければ見にきてやってください。よろしくお願いします!

 

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