レコメン!シェアリング 矢吹奈子がボートレーサーに色々聞いてみた。「レーサー最高速度は?」「最年長って何歳?」「絶対必要なものは?」

レコメン!シェアリング 矢吹奈子がボートレーサーに色々聞いてみた。「レーサー最高速度は?」「最年長って何歳?」「絶対必要なものは?」

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レコメン!が「推していきたいもの」をマンスリーでピックアップしていく「レコメン!シェアリング」。2月5日からの1カ月間はボートレーサーの方にボートレースについて基礎知識からプライベートまで毎日1つずつテーマを掲げて様々なことを聞いた。

2024年のボートレースCMシリーズに出演する矢吹奈子がボートレースの魅力を1か月間現役のボートレーサーに聴いた。

2月19日から2月29日までの2週間は、各曜日でテーマを設けて、ボートレーサーの畑田汰一選手にボートレースについて語ってもらった。

畑田選手は1998年生まれの現在25歳。175cmの長身から繰り出す豪快なターンが持ち味で、昨年10月には通算7度目となる優勝を果たすなど、活躍中のボートレーサーの一人だ。

――矢吹「畑田さんはどうしてレーサーになろうと思ったんですか?何かきっかけとかありますか?」

畑田「きっかけは高校3年生の進路を決める時に、僕の父親から勧められたこと。本当は姉が建築の専門学校に行っていたので、同じ道に進もうと思ったんですけど、父親が願書を勝手に出して、ダメ元でもいいから1回だけ受けてみろみたいに言われて、出されたらやるしかないなと思って、そこから真剣に考えました」

矢吹「お父さんの期待に応えられる畑田選手は凄すぎますね」

畑田「何で受かったのか今でもわからないんですけど(笑)」

矢吹「たくさん努力されたからじゃないですか」

――矢吹「昨年もレースで優勝を飾るなど今注目のレーサーですが、初めて優勝した時はやっぱり嬉しかったですか?」

畑田「嬉しかったですけど、驚きが大きすぎて。順調にいきすぎて、あれ?みたいな感じでした。嬉しかったんですけど、なんか変な感覚でした」

――矢吹「ボートレースがどんなスポーツなのか、基本的なルールや魅力的な所を教えていただきたいと思います。1回のレースで何人のレーサーが出てどれくらいの距離を走るんですか?」

畑田「1号艇から6号艇まで6人で一周600mを三周。計1800mを競争するスポーツです」

矢吹「すごく気になることがあるんですけど、ボートの最高速度ってどれくらいなんですか?」

畑田「最高速度は時速80キロなんですけど、目線が水面と近いので、体感としては120キロぐらい出ていると言われてます」

矢吹「すごい!1号艇から6号艇までで。3号艇ずつスタートの位置が大体違うじゃないですか?456は外回りだから結構後ろのほうからスタートして、スタート地点に時間合わせて行くじゃないですか?あれめっちゃ難しそうと思うんですけど…」

畑田「123がスロー、456はダッシュコースっていうんですけど、難しさは結構人によります。スローの方がしやすいっていう人もいれば、ダッシュの方がしやすいっていう人もいるんですけど。本気で言っちゃえば感覚なので、先輩とかに、スタート教えてくださいといってもスタートだけは教えるのが難しい」

矢吹「え?じゃあ教えてもらったことないんですか?」

畑田「教えてもらったことはないですね。アドバイスとかはあるんですけど。何秒の時に看板がこことかはその人の感覚なので」

矢吹「自分のオリジナルってことですね」

――矢吹「ボートレースは息が長いスポーツっていうのは本当なんですか?」

畑田「本当です」

矢吹「今一番年上の方だとおいくつなんですかね」

畑田「最年長が76歳です」

矢吹「一番若い方だと?」

畑田「今だったら17歳だと思うんですけど。でも、中学校卒業から養成所に入って卒業したら選手になれるので、16歳が本当は最年少です」

矢吹「本当に幅広いですね。10代から70代までいて、その中で同じレースになることもあるってことですもんね」

畑田「あります」

矢吹「年上の方と一緒になるとやっぱ緊張するんですか?」

畑田「僕はそういうのはないですけど」

矢吹「肝が座ってますね。一度レーサーになったら、長い間同じスポーツができるのは本当ボートレースの魅力ですよね。他のスポーツだとこんな長い期間できるものって、あんまりないですもんね」

畑田「ないと思います」

矢吹「畑田選手は何歳ぐらいまでレーサーやりたいって思ってますか?」

畑田「あまり真剣に考えたことないですけど、50代ぐらいですかね」

矢吹「結構長いですね。でも、それだけ長い間活躍されてる方がいらっしゃるってことですもんね」

畑田「40代でも、全然グランプリを走ってる方がいるので」

――矢吹「畑田選手への質問メールいただいています。「アスリートの方はよく勝負飯があると聞きますが、畑田さんの勝負飯は何ですか?またゲン担ぎなどされたりするんですか?」」

畑田「勝負飯はないです」

矢吹「ないんですね」

畑田「好きなものを好きな時に食べてます。ゲン担ぎとかはできない時に逆に不安になったりとか、リズム崩れたりとかしそうなので。あえてそういうことはしないようにしています」

矢吹「できなかった時に不安にならないようにってことなんですね。待機場所で音楽聞くとかもされないですか?」

畑田「しないですね」

矢吹「へえ。いつもレース前は何をしているんですか?」

畑田「レース前は選手にもよるんですけど、雑誌読んだり漫画読んだり。ある程度締め切り時間が近くなったら、また集中スイッチを入れて、そこからルーティンがある人はルーティンやったりとか」

矢吹「変わったことされてる方っているんですか?」

畑田「でも、1人いました僕の同県同期で急に両手広げて、ビジョントレーニングをしだすっていう」

矢吹「えっ?ビジョントレーニングってなんですか?」

畑田「目の動体視力を良くするために、手を広げて親指と親指を顔は動かさないで目だけを行き来させるトレーニングをやってる人はいましたね」

矢吹「それはやってみたりしたんですか?」

畑田「いやいや恥ずかしくてできない」

矢吹「(笑)。そうなんだ。恥ずかしさが勝っちゃうんですね。でもいろんなルーティンの仕方があるってことですね」

――矢吹「ボートレーサーになるためには1年間養成所に通い卒業しなければいけません。ではその養成所がどんなところなのか、どんなことを学ぶのか、聞いていきたいとおもいます。やっぱり養成所っていうのは大変なんですか?」

畑田「授業みたいなのは大変です」

矢吹「入るまでも大変ですもんね。勉強いっぱいしたり。養成所の中で、畑田選手が一番これが大変だったっていうことはなんですか?」

畑田「一番ですか?」

矢吹「平川選手はボートを運ぶのが大変っていってました」

畑田「あれも大変だったですね。あれは軽いところと重いところがあるんですけど、」

矢吹「持つ場所によってですか?」

畑田「身長高いと重いところ持たされるんです」

矢吹「(笑)。そうなんだ」

畑田「モーターのところを持たされるので、めちゃくちゃきつかったっすねあれは」

矢吹「身長高いと大変な思いをするんですね。最後になんですけど、養成所の費用がすべて無料っていうのを聞いたんですけど、これは本当ですか?」

畑田「本当です」

矢吹「無料で養成所に1年間通えるんですか?」

畑田「そうですね。無償化が適用されたのが僕らの期からでした」

矢吹「無料で通えるってすごいですね」

――矢吹「畑田選手のように、レーサーになるためにはどうすればいいのか、どういう人が向いているのか、お話を聞いていきたいと思います。これだけは絶対に必要ってものはありますか?」

畑田「負けず嫌いさですかね」

矢吹「負けず嫌いの方が向いてるんですか?」

畑田「向いてますね。やっぱり勝負の世界なので」

矢吹「レーサーになる前は、スポーツとかされてたんですか?」

畑田「高校卒業までサッカーをしてました」

矢吹「じゃあ結構運動神経はいい方だったんですか?」

畑田「悪くはないと思います」

矢吹「そういうスポーツとかをやってる人が有利になるんですか?」

畑田「有利かどうかはちょっとわからないんですけど、ボートレーサーはスポーツしてなくてもなれる仕事なので、そこは気にしなくてもいいと思います」

矢吹「スポーツ経験0でも、レーサーには全然慣れちゃうってことですね」

畑田「お休みの日はトレーニングされたりするんですか?」

畑田「昔は何にもしてなかったんですけど。ちょっと膝壊したりとかして、そこから体のメンテナンスも含めてトレーニングしています」

――矢吹「ボートレーサーの方が普段どんな生活を送っているのか、プライベートではどんなことをされているのか、聞いていきたいと思います。お休みの日があったら何しますか?」

畑田「予定がなければずっと家にこもってるんですけど、あとは、後輩とか友達と飲みに行ったり、ある程度長い休みがあれば旅行行ったり。趣味のサーフィンとか行ったりですかね」

矢吹「趣味サーフィンなんですね」

畑田「はい。サーフィンとスノボーです」

矢吹「わあ!すごい。夏も冬も楽しめちゃいますね。最近レーサーの方の中で、ゴルフとかキャンプが流行ってるというのを平川選手にお聞きしたんですけど本当なんですか?」

畑田「そうですね。ゴルフとかキャンプは選手やってる人確かに多いですね」

矢吹「プライベートで仲のいいレーサーの方と一緒のレースになったりもするんですか?」

畑田「しますね」

矢吹「そういう時って、どんな会話されるんだろう?気になりました」

畑田「仲がいい人がいたら水面では勝負なので別なんですけど、丘の上だとか宿舎とかはやっぱり楽しいですね」

――矢吹「メールいただいています。「素朴な疑問なのですが、勝負の世界で生きている畑田選手は普段から負けず嫌いだったりするんですか?例えばじゃんけんだとしても負けたくないとか。レーサーにこういう性格が多いなどあれば、是非教えてください」ということで、以前レーサーに向いている人の話で負けず嫌いの方ってお話がありましたが、やっぱり負けず嫌いの方が多いんですか?」

畑田「多いですね」

矢吹「畑田選手もですか?」

畑田「はい」

矢吹「(笑)。じゃんけん負けても悔しいですか?」

畑田「じゃんけんは運なので、悔しくないです」

矢吹「でも、モーター選ぶ時って、あれくじ引きで運じゃないですか?ああいうのはどうですか?」

畑田「あれも、まあ悔しくはないですね。残念だなあみたいな」

矢吹「あと勉強熱心の方多いイメージかもしれない。どうですか?」

畑田「確かに気象状況とか水面とかモーターの部品だとか。情報を集めてる人とか多いので、メモ取ったりとかそういうできる人はいいと思いますね」

矢吹「じゃあ勉強熱心で負けず嫌いの方が向いてるってことなんですね。ありがとうございます」

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