
備蓄米放出政策の方向を変えた小泉氏に大竹「江藤さんが続いてたら今の形にはなってない」
5月28日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、毎日新聞の「備蓄米 申請殺到、一時中止 随意契約 22年産、上限見込み」という記事を紹介し、大竹らがコメントした。
農林水産省は27日、随意契約による政府備蓄米の売り渡しについて、大手小売業者から購入の申請が殺到したため、いったん中止すると発表した。放出する30万トンのうち、2022年産米20万トンの購入希望が上限に達する見込みのため。より古米の21年産米10万トンの購入申請は上限を大幅に下回っている。
より古米である21年産の人気がないことが浮き彫りになった。契約は先着順のため、22年さんの争奪戦が起こったとみられる。これまでは対象今回の小泉農林水産大臣になってから放出するこの備蓄米に関しては、対象を年1万トン以上扱う大手小売り業者に限定していたが、1万トン未満に広げることを検討。精米工程の作業に時間がかかっていることが備蓄米の流通遅れの一因になっているとの指摘が出ていた。精米機を持つお米屋さんなどと契約し直接届けることで、円滑な米供給を進める。
大竹まこと「備蓄米大臣だとかいろんなこと言われたり世間は面白いこというなと思って見てるんだけど、精米が間に合うかとかっていう話があって、まぁそうだなあと思うけど、精米所なんて街にも結構お米屋さんでも精米してるよなと思ってたら、なんか酒屋さんか何かが、酒屋さんもお米使うじゃん? 元は米だから。酒造元っていうのかな。あそこはなんか精米機は今空いてますよ。みたいなことを言ってるみたいだね」
砂山アナ(アシスタント)「酒造組合の一部などから、精米工場が空いてますという申し出は来ていると」
大竹「昔はね、ちょっと玄米で買って精米してうちで食べるみたいなことが流行ってたこともあったよね。ここの流通で精米で時間がそんなにかかるのはどうなのかなって俺はちょっと思ってるんだけど、あとは古い方から出せとか古い年代がもっとあるだろうとか、いろんなこと言われてるけど、今までの農業政策?それから、「売るほどある」って言った大臣がお辞めになって、あの売るほどある発言がなかったらまだあの江藤さんが続いてたりしたわけだよね。それだと新しい小泉さんがやった放出の方法はまだできてないっていうことなるよね。この方法で、新聞なんかでは5キロで2000円台という見出しが載ってて、これがいろんな角度から見ると7月に選挙がある。その前に自民党が、選挙前の5キロ2000円という庶民に訴えるパフォーマンスになりやすいんじゃないかなんていう声も聞こえてきている。多分、参議院選挙をにらんでのこともあるんだろうけども、でも今の総理大臣の石破さんは前は農林水産大臣だったよね。(著者注-麻生内閣時、任命。在任期間2008年9月24日 – 2009年9月16日)その農林大臣だったときに確か農業改革(著者注。農政改革「農政改革関係閣僚会合」なども行う。)みたいなことを、言ってたと思うんだ。減反政策にも踏み込んでたと思うけど、結局農林水産大臣やっててもそれはできなかったという過去はあるわけだ。もうちょっと農林大臣の時に踏み込んで、今の流通システムとそれから減反政策ともうちょっと踏み込んでやったほうがいいんじゃないかなと今にして思えばそう思うけど、できなかった。だから石破さんも多分本体には触れてないと思うけども、小泉さんのやってる5キロ2000円にするんだって意気込みとか訴える力みたいな。まだ本丸には行ってないけど、いける勢いでやろうとしてるんじゃないかなっていう感じもあるなあと思ってるんだけどね。だからといって、本丸というか今売られている昨年取れたお米、コシヒカリとか、そういうのが4000円とか5000円とか言われてるのが早急に元の形に戻るとも思えないんだけども、でもこの一生懸命やってる小泉さんがいろいろ言われていることはたくさんあるのは承知でいうけども、党内の中で、どうなってるか。私には見えないけども、改革をやろうとしている人たちもいるんじゃないかなという小さな希望的観測は俺は持ってるんだけどね」
「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。
関連記事
この記事の番組情報
