
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】ベテランの経験値
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―6月20日(金)配信分―
子供のために定額貯金を続けていたのですが、成人年齢に達したことを機に全金額を確かめることに。
通帳が10通ほどあって口座番号も全て違うので結構わかりにくい。
ところが!
1ヶ月1万。1年で12万。18年で220万近くになっているはずなのに、郵便局窓口で見てもらったら190万しかないのです。
「あれ、なんでだろ?毎月欠かさず貯めていたからどう考えても220万は絶対にあるはずなんですけど…」
と説明したところ、対応してくれたのは20代半ばくらいの若手男性局員でした。
「10年ほど前。満期になったお金をいくらかおろしたか移したかした記録がありますね」
「そう言われればそんな記憶もあります。でも現金でおろして他の金融機関に移すことは考えられません。これらの通帳のどこかにあるはずなんですが」
「うーん。ちょっとわかりかねますねぇ」
えー。なんでだろう?どうにもこうにも納得できなくて、消えた30万がどうなったか過去の通帳をひっくり返しながら確認したのですがわかりません。
そこで改めて別の郵便局に相談に行って事情を説明したところ、今度は40代後半くらいの女性局員がささっと全部の通帳をめくって
「あ。ここに移し替えられていますよ」
と教えてくださいました。よかった。やはりあった。
安心すると同時にこの前のあの若手局員はなぜ気がついてくれなかったのか…。彼も全通帳をしっかり見ていたはずなのに。
あのままあきらめなくてよかったと心から思いました。あのベテラン女性局員に感謝です。
バイトも転職も年を重ねると難しくなりますが、ベテランの経験値ってもっと大切にしてほしいものです。
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