
鈴木エイトの大阪・関西万博潜入ルポ。現場で働く警備スタッフのリアルな声を聞いてみた
6月20日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは、「エイトが見た!大阪・関西万博潜入ルポ」というテーマで、ジャーナリストの鈴木エイト氏に話を伺った。
長野智子「(今日のテーマ名を聞いて)なんかすごそうですね(笑)」
鈴木エイト「すごそうですね、なんか、はい……(笑)。こんなタイトルを付けていただいて」
長野「(大阪・関西万博には)いつ行ったんですか?」
鈴木「5月31日の昼間と6月9日の夜間の2日間ですね。昼の部と夜の部をチェックしたいなと思って行ってきたんですけど」
長野「印象的なことからどんどん伺っていこうかな。どうでしたか?」
鈴木「特にパビリオンはどこを見たいかとかそういうことじゃなくて、万博で働いている人の肉声を聞いてみたいなと思ったのが一番の目的だったんですね」
長野「なるほどぉ」
鈴木「これだけ大きなイベントで人がいっぱい来る。そこで働いてる人はどんな面持ちで働いているのかっていうこととかが気になって。最初の入場のところの警備員さんが声のかけ方が上手いんですよ」
長野「上手い?」
鈴木「ずっと拡声器を持って、交代しながらやっているようなんですけど、非常にリズミカルで、時には自分が滞留しているところに行って『移動してください』みたいなことを言いながら。ただ、嫌味な感じじゃなくて、関西弁っていうのもあるのかもしれないですけど非常に上手くやりながら殺伐とした感じにならないような感じで」
長野「DJポリスみたいな?」
鈴木「そうなんですよ、それに近いような感じで。でも、その熱量とかがすごいので『これ、体力持つんですか?』みたいなことを話しかけてみたら『お褒めいただきありがとうございます』みたいな反応が返ってきて面白いなと思いました。夜間の6月9日に行った時は、水上ショーのところで警備をしている女性スタッフがいて、ちょうどその普段であればものすごい人が並んでいるところなんですけど、(水上ショー中止による影響で)当然ほとんど人がいないような所で『今日は(水上ショーを)やらないんですよね?』みたいな話で声をかけて『僕は一応取材で来てるんです』ってことを言ったら『あんまり内情については言っちゃいけないことになっているんですよね』って言いながらも『でも実は…』みたいな感じで色々と裏話的なことを聞かしてくれて」
長野「へぇー!」
鈴木「ちょっと愚痴めいたことをおっしゃっていたのが、なんかやっぱり警備会社が何社か入っているみたいで、この万博だけじゃなくて他の現場もあるみたいなんですよね。万博で夜遅くまで働いて、次の日のシフトが別の現場らしいんですけど早朝から入っているとか」
長野「あっ、兼務をしてるわけですね」
鈴木「なんかそうみたいですね、大変だなぁって思って。あと、大屋根リングのエスカレーターの上で誘導している方もいて。この方は大屋根リングでエスカレーターを上ったところで人が溜まっちゃうと危険なので、いかに人をバラかすかみたいなことをずっとやってらっしゃって、炎天下の時は厳しかったりするので。なんかでも、現場で働いてる人は結構みんな明るいんですよね。『こんなキツイ仕事で大変なんですよぉ』みたいな感じがなかったので。そういった意味では好感は持ちましたね」
長野「一生懸命おもてなしスピリットを持って現場の人は頑張っているんですね」
「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時、文化放送
(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間
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