
【お天気気象転結】戻ってきた!
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼6月27日配信号 担当
鈴木純子
今週は梅雨空が戻りました。
台風2号が熱帯低気圧に変わり関東地方の南を北上し、関東は大気の状態が非常に不安定になりました。台風が熱帯低気圧に変わると勢力が弱まったと感じてほっとしてしまう方がおられるかもしれません。
実はそんなことはありません。中心付近の最大風速(10分間平均)が、17.2m/s(34ノット 風力8)以上のものを台風。17.2m/s未満のものが熱帯低気圧となります。つまり熱帯低気圧に変わったといっても中心付近の最大風速が弱いだけで、雨雲の量など雨を降らせる力はそれほど変わらないことが多いのです。前線が出来て温帯低気圧になった場合は、より激しい雨を降らせることもあります。梅雨前線+台風(熱帯低気圧、温帯低気圧)は大雨など激しい気象現象を引き起こすことが多いことを覚えておいてください。
24日には7月~9月までの3か月予報が発表されました。それによりますと今年の夏も気温は平年より高め。昨年や一昨年ほどの記録的な猛暑ではないものの暑い夏になりそうです。また7月の気温が特に高めで降水量が少ない確率が高くなっているのも気になります。農作物の管理にも注意が必要です。
△吉崎達彦さんご出演
さて、戻ってくるといえば、今週は嬉しい再会がありました。「くにまるジャパン極」などで長年コメンテーターをつとめてくださっていた双日総合研究所チーフエコノミストの吉崎達彦さんが、24日(火)「長野智子アップデート」にご出演くださったのです!
リスナーさんも吉崎さんお久しぶりです。と歓迎してくださって、私も嬉しかったです。長野智子さんとはテレビ番組でご一緒していらしたのでこちらもお久しぶりでした。
テーマは「トランプ大統領イラン攻撃の背景と影響」さすがの分析。学びが多いので是非radikoタイムフリーでお聴きになってみてください。
アップデートファミリーになっていただきたいと思っておりますので、皆様今後ともよろしくお願いいたします。
最後に最近作って家族に好評のメニューを。
△もやしとひき肉のドリア
合いびき肉ともやし、パン粉と卵もフライパンにいれて混ぜ、炒めます。真ん中を空けてごはんを投入。ケチャップとソース、と水をまぜたものをかけて、ピザ用チーズをたっぷりかけて、ふたをして中火で蒸し焼きです。フライパンひとつでメインディッシュが出来るのでお勧めです。美味しいものを食べて、元気出していきましょう!
気象予報士 鈴木純子
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