花王、DXを進める上で必要なチーム作りとは?

花王、DXを進める上で必要なチーム作りとは?

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7月7日放送の「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は、先週に続き、ゲストに花王株式会社 デジタル戦略部門 DXソリューションズセンター長の桑原裕史氏を迎えて、DXを進めていく上でのチーム作りや今後のビジョンについて詳しくお話いただいた。

文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「DXの最終的な目標はいかがでしょうか?」

花王株式会社 デジタル戦略部門 DXソリューションズセンター長・桑原裕史氏「生成AIを世界一上手に使いこなせる会社にしたいという思いがあります。あとは、最終的には花王社内からDXという言葉がなくなって常に変革できる会社になりたいです」

HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「DXを推進していく中で、リーダーに必要なことは何だと思われますか?」

桑原「もう世の中の流れもデジタルの流れもあまりに早いので、その変化自体を楽しむということだと思います。変化を自分ごと化していく、常に楽しみと捉えてやることが大事だと思っています」

小椋「変化を楽しむためのアドバイスはありますか?」

桑原「失敗を恐れないことです。デジタルの世界はどんどん変わっていくので、使ってなんぼですし、それによって失敗したとしても次につながるので、そういったものも含めて変化を恐れないというか、変化を楽しんだ方がいいかなと思います」

甲斐「桑原さんがチームづくりで、大事にされていることを教えてください」

桑原「我々の部門は専門家集団ですので、まずは個々を尊重することが大切だと思います。あとは情報ですね。社内にさまざまな情報があるのですが、情報の格差があると効率は上がらないので、できる限りあらゆる情報は、フラットに皆さんに共有するようにしています。 そうすることによって、説明する手間が省けたり、スピードも上がりますので、そこは非常に大切にしてます」

小椋「情報を共有することによって自発的な気づきが生まれたり、チャレンジのネタが生まれたり、他の部門との協業のネタが生まれるということですか?」

桑原「そうです」

小椋「ありがとうございます」

甲斐「今後求めている人材についても教えてください」

桑原「デジタルの専門人材というのは本当に必要で、今足りていない部分があるんですけど、やっぱりAIとかいろんなデジタルツールが出てくるので、それを見極めるというか、見分けるセンスですよね。そういった方が必要かなと思います。あとは繰り返しになりますが、変化を楽しむ、挑戦を楽しむことができる人というかそういうマインドを持っている人は本当に大切だと思います」

「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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