【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 少しずつ得点が増えている現状に「楽観的には考えていない」

【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 少しずつ得点が増えている現状に「楽観的には考えていない」

Share

8月19日放送のライオンズナイターでは、みずほPayPayドームで行われたソフトバンクー西武21回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。打撃陣の現状について訊いた。

――8月はここまで14試合を消化したのですが、7月の14試合を消化したときよりも打率、ホームラン、打点というバッティング部門の数字がよくなっているのですが、今月のここまでの打線をご覧になってどう感じていますか?
仁志「西川(愛也)が怪我でいなくなって、打順も結構流動的になっているのですが、その割には比較的点が入るようになってはいるかなと思います。あくまでもその日その日で全然違うので、全く楽観的には考えていないですが」

――西川選手が(右肩の違和感で)離脱してここまで9試合、5人の選手が1番を務めているのですが、これからも復帰するまではいろいろな選手を1番で使ってという感じになっていくのでしょうか?
仁志「今は誰がはまるかというところをこちらは考えている状況ですが、このタイミングで俺がという選手が出てきてくれるといいなと思います。チームにとっては不幸なのですが、出ていない選手にとってはチャンスなので、そこで出てこられるような選手がいるといいなと思います」

――この試合の相手先発はサウスポーの大関(友久)投手です。4月にライオンズは2試合対戦して、1勝0敗、防御率2. 08という成績です。ライオンズは大関投手と4ヶ月ぶりの対戦になりますが、ポイントを教えてもらえますか?
仁志「大関投手は(8月19日試合前時点で)8連勝中ですね。内容的に難しいといえば難しいのですが、ボール全体がまとまりというよりも逆に荒れているところが武器だったりするところもあるので、こちら側がしっかりやることを決めて対戦しないと1球1球惑わされてしまうことになります。しっかり準備をしていれば、逆にチャンスがあると思います」

――8月に入って、古賀悠斗選手が月間打率3割台、ホームランも出ていて好調なのですが、ご覧なっていていかがですか?
仁志「本人が『ノーステップ(打法)でやってみます』ということで(ノーステップ打法を)始めたのですが、それが比較的うまくいっているのかなというところですね」

――ノーステップ(打法)は、仁志コーチとの話し合いで決まったことではなく、古賀選手がやってみたいとのことだった?
仁志「そうですね。古賀選手からそういう話があって、じゃあやってみなということだったのですが、ノーステップ(打法)は気をつけなければいけないこともたくさんあるよという話は毎日しています」

――西川が(右肩の違和感で)離脱してから、その後の状況や復帰の見通しは?
仁志「今のところまだわからない状態です。いつ頃ということもまだこちらもわからないという感じです」

――原因がはっきりしないのは厄介ですね?
仁志「どのプレーでやったとかそういうこともないので、本人も今後野球をやっていく過程において、どこかでまた出てしまう可能性もあるので、今出たことが今後にとって幸いだったとなればいいなと思います」

※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー

Share

関連記事

この記事の番組情報


文化放送 ライオンズナイター

文化放送 ライオンズナイター

火~金(4月〜9月) 17:50~21:00 (金 ~21:30)

その他の主な出演者

群雄割拠の様相を呈するパシフィック・リーグ、王座奪回を目指す埼玉西武ライオンズの試合を中心に放送! 今シーズンも「吼えろ!ライオンズ 叫べ!文化放送ライオンズ…

NOW ON AIR
ページTOPへ