
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】なんでこんなに気をつかわにゃならんのだ
Share
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―9月26日(金)配信分―
若い人を飲み会や食事、遊びなどに誘いにくい世の中になってしまいました。
先日、若手社員から
「今度飲みに連れて行ってください!」
と明るく言われました。とても嬉しかったのですが、いやいや社交辞令かもしれないと用心し、特に声をかけずそのままに…。するとまた
「加奈さん、いつ連れて行ってくれるんですか?」
と屈託ない笑顔。これはホンモノだ!と思い、こちらから日にちを出して誘ったところNGとの返事。そこでもうひとつ日程を出したのですがやはりNG。
この段階で私はまたひるんでしまうのです。
(やっぱり口だけだったのか?)
と。すっかり消極的になってしまい、しばらく放置しておいたところ、またもや
「飲みに行きたいですう」
と声をかけられ、思い切って再度誘ったところ今度はOK。やはり嘘ではなかったのね。もちろん楽しい飲み会になったのですが…、
なんだか飲みに誘うだけで疲れてしまいました。
まるで恋愛ですよ。よく言いますよね。1回目2回目は断られるかもしれない。3回目で断られたらそのときはあきらめろ。
もしも相手にその気があるなら、その後あっちから誘ってくるだろう。
そんな押し引きと駆け引きをしていた若い頃が懐かしい。
てか、なんでこんなに気をつかわにゃならんのだ。金出すのはこっちなのに。
Share
関連記事
この記事の番組情報
