“声の力”を未来へ 能登から“いまの声”を届けるラジオドキュメンタリー 新春特番『常盤貴子 能登に寄せて ~声でつなぐ復興の輪~』 出演:常盤貴子、野村邦丸 2026年1月1日(木・祝)午後2時30分から放送

“声の力”を未来へ 能登から“いまの声”を届けるラジオドキュメンタリー 新春特番『常盤貴子 能登に寄せて ~声でつなぐ復興の輪~』 出演:常盤貴子、野村邦丸 2026年1月1日(木・祝)午後2時30分から放送

Share

能登半島地震の発生から2年を迎える節目となる2026年1月1日(木・祝)に、特別番組『常盤貴子 能登に寄せて ~声でつなぐ復興の輪~』(午後2時30分~5時00分放送)を放送します。
番組ナビゲーターは、俳優の常盤貴子、フリーアナウンサーの野村邦丸が務めます。

当番組は、俳優の常盤貴子と、野村邦丸(文化放送『野村くにまる 日曜ぐらいは・・・』パーソナリティ)がナビゲーターとなり、“あの日、声を失った場所から、再び声を届ける”ことをテーマに、能登で生きる人々の“いまの声”を届けるラジオドキュメンタリーです。

「奥能登国際芸術祭2023」で上演された朗読劇「さいはての朗読劇」の出演をはじめ、支援活動「あいの風プロジェクト」、輪島塗りの器販売支援、仮設住宅のペット問題など、被災地の人々に寄り添う活動を行っている常盤貴子。今回は、ラジオを通じて能登の人々の声、能登の復興状況を伝えるとともに、復興に向けた思いをリスナーと共有します。

番組では、被災家屋解体後の空き地に花を植えるプロジェクト「一人一花 in 能登半島」、トレーラーハウスの仮店舗で再出発した「松波酒造」、今年11月に一般客の受け入れを再開した和倉温泉「美湾荘」、若者たちのボランティア活動、そして石川県輪島市町野地区の臨時災害放送局「まちのラジオ」などを取材。

また、野村邦丸が能登・町野町を訪れ、地元の方たちに取材した「全国のリスナーに伝えたいこと」なども交え、町や人の営みなどラジオだからこその“音の風景”を伝えます。

このほど、常盤はNHKで2026年春放送予定の連続ドラマ『ラジオスター』への出演決定も話題に。
奥能登を舞台に“ラジオ”を通じて人と人のつながりを描く本ドラマのテーマは、文化放送としても、これまで放送などを通じて取り組んできた活動と深く共鳴するものがあります。

文化放送では、『常盤貴子 能登に寄せて ~声でつなぐ復興の輪~』の放送を通じ、被災地の現実を見つめてきた放送現場の思いとともに、能登の復興を切に願い、“未来”につながる声を届けます。

常盤貴子コメント
ラジオだから言えること ラジオだから届くこと ラジオだから伝えられること きっとあると思う。「元日はこれから、能登にとって、おめでたい日ではなくなってしまいました」と言われたとき、ズキンと胸が苦しくなった。 だからこそ、元日には一緒にその思いを感じたいと思っている。文化放送から、能登を愛する皆様と共に、能登の話ができること、楽しみにしています。
野村邦丸コメント
“もう”なのか“まだ”なのか、来年1月で丸2年になろうとしています。私自身は発災後、2か月後に現地に行きました。過去に、阪神淡路大震災、熊本地震、東日本大震災の被災地に取材で訪れましたが、他とはまた様相が異なっていると感じた能登の風景は印象深く、復旧の難しさを痛感したのを覚えています。今回、再び能登の地に立ち、私が体で感じた空気をお伝えできればと思います。

番組では能登への想いや復興を応援する“あなたの声”をメールで募集。お寄せいただいたメッセージの一部は番組内でも紹介予定です。
メールの宛先:noto@joqr.net

*「まちのラジオ」について
自然災害等の被災地にラジオ局を臨時開設できる「臨時災害放送局」の制度を利用し、令和6年能登半島地震及び令和6年9月能登半島豪雨で甚大な被害を受けた石川県輪島市町野町に、FMラジオ局として2025年7月7日開局。能登半島地震の被災地では唯一の臨時災害放送局です。

*文化放送の“声で支える”取り組み
臨時災害放送局は、ごく限られた予算で少人数運営されるため、放送コンテンツの制作が大きな負荷となります。文化放送では、2011年の東日本大震災の際に「女川さいがいエフエム」といった震災被災地の臨時災害放送局に対し、読み聞かせ番組『おはなし玉手箱』などを提供。また今年10月には、「まちのラジオ」の制作負担軽減の一助となることや、いまだ復興過程にある被災地の方々の応援になることを願い、2番組〔『大竹発見伝~ザ・ゴールデンヒストリー』(『大竹まこと ゴールデンラジオ!』内コーナー)、『アーサー・ビナード ラジオぽこりぽこり』〕の無償提供を開始しました。

Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ