奥能登を取材…復興に向けて一歩一歩進んでいます!

奥能登を取材…復興に向けて一歩一歩進んでいます!

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近もっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。

先週11月20日・21日と奥能登に取材に行かせていただきました。
能登に入るのはおよそ11カ月ぶり。輪島市町野町・能登町・七尾市和倉温泉などを回りました。
地震からおよそ1年後に取材した時は、復旧復興まで年単位に時間がかかる、人が減って先が見えないなど課題の大きさが強く印象に残りましたが、今回は1歩ずつ前に進む人の強さを感じました。
こちらは、能登町で酒蔵・店舗が全壊した跡地に、今年9月にトレーラーハウスの仮設店舗をオープンした老舗酒造「松波酒造」の7代目・金七聖子(きんしち・せいこ)さん


トレーラーハウスの店舗は全長12メートル、青い空とマッチするような色合いと設計にして、全壊した店舗から取り出した暖簾や看板、器も使っています。
とてもオシャレで、中に入ると木の香りが…カウンターがあってお酒を楽しめるようになっています。


また、和倉温泉の旅館で今月11日から一般客の受け入れを始めた「美湾荘」若女将の多田直未さん

美湾荘は3棟のうち真中の1棟を解体、両脇の建物も大きく大修繕という大きな工事を進めています。

多田社長は「和倉温泉全周、仮設道路を作って、護岸の復旧工事をしている。重機が広がっている中で、その向こうにはいつもと変わらない美しい七尾湾の景色が広がっている。震災から立ち上がろうという力強さも感じてもらえる今しか見られない光景。ぜひ来てもらいたい」と。
和倉温泉旅館協同組合に加盟する20施設のうち、一般営業を再開したのは美湾荘で8施設目になります。
詳しくは来月以降の「防災アワー」でお送りします。
また2026年1月1日午後2時30分~午後5時「常盤貴子 能登に寄せて~声でつなぐ復興の輪~」でもお届けします。
ぜひお聴きください。

きょうの「防災アワー」は、東京大学大学院 客員教授 松尾一郎先生に「竜巻」についてお話いただきました

聞き逃した方は「防災アワー」radikoでぜひお聞きください。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子




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