鶏も！卵も！高い！　あらゆる商品の価格上昇に大竹「安いったってもやしばっかり食うわけにはいかない」

鶏肉が高値で推移している。飼料価格の高騰や鳥インフルエンザなどの影響が背景にある。クリスマスを控える12月は鶏肉の需要期で、小売店側はより安価なむね肉を押し出すなど工夫を凝らす。海外では豚が感染する伝染病が確認され、豚肉価格上昇の懸念も出てきた。年末年始の食卓の様相が変わる可能性がある。

独立行政法人「農畜産業振興機構」の集計データでは、今年9月の国産鶏むね肉の平均卸売価格（東京地区）は、前年同月比で5割超上昇し589円（1キログラム）で、統計の残る平成2年1月以降の最高値だった。もも肉も高水準にあり、消費者も気をもんでいる。

畜産に詳しい食品ジャーナリストの高橋寛氏は、鶏肉価格高騰の背景として、海外からの輸入に頼る鶏の飼料代が、円安の影響で高騰していると指摘する。
海外産の鶏肉も値上がりしているが、これは、主たる輸入先のブラジルで高病原性鳥インフルエンザが発生し、一時的に輸入が停止された影響が出ているという。

一方、高橋氏が懸念するのは豚肉だ。
豚やイノシシがかかる伝染病「アフリカ豚熱」に、スペインのイノシシが感染したことが確認され、農水省は同国からの豚肉の輸入を先月末から停止。スペイン産は日本の総輸入量の2割弱を占め、製品では生ハムのシェア率が特に高い。高橋氏は「生ハムの他、ベーコンやチャーシューなどにも活用される。これらの商品が値上がりする可能性がある」と話した。

また、鶏卵についても記事を紹介している。

さらには12月はクリスマスケーキなどで鶏卵の需要も高まるが、こちらも記録的な高値となっている。高病原性鳥インフルエンザへの防疫措置で、昨季（昨年10月～今年2月）に計930万羽超が殺処分されたことによる供給減が、主な要因だ。
日本養鶏協会によると、鶏卵価格（東京、Mサイズ）は今年11月平均で340円（1キログラム）で、1月の258円から約32％上昇。平成元年の統計公表以降、11月としては最も高くなった。

大竹まこと「今日は鶏肉を取り上げたけど、この間から取り上げてんのは、もうマヨネーズからコーラから、何から何まで値上がりしてます。これだけ値上がりすりゃ必然的に税収が上振れするのは当たり前だよね。消費税かかってんだからね」

光浦靖子「そうですね」

大竹「その中でも、物価の優等生卵。卵がこれワンパックなのかな？340円ってなってますね。ちょっと前までは270円から258円前後フラフラしてたんですけど、そのあと」

光浦「ギュンギュン」

大竹「ギュンギュン上がってます。これは鳥インフルエンザの影響もあるんだけど、外国では輸入の豚とか、鶏が高病原性鳥インフルエンザが発生して、鶏の特にむね肉がクリスマスに需要があって唐揚げとかそういうのが需要が多くなるんだけど、高くなっちゃうねと。そして、豚やイノシシがかかるアフリカ豚熱ってのがあるんだね。これでこっちの方も輸入食品にも影響が出ると。そうすると当然、この製品は加工されたりするから生の方もあるけど、生ハムとかベーコンとかチャーシューとか。そういうのにも影響が出てくるんじゃないかなと」

光浦「物価が高い！」

大竹「なんか安いものないかっつったら青木さんはもうもやしだとかいってたけどね。もやしラーメンが一番いいとか言ってたけど、そりゃ毎日もやしラーメンばっかし食うわけにはいかないよね。クリスマスで鶏も上がって卵も上がっちゃう」

光浦「困ったねぇケーキもないチキンもない」

大竹「ケーキもちょっと見たけど、高かったね」

光浦「びっくりしちゃった。今こんな値段してんだ！って」

大竹「そうなんだよ。一緒に入った喫茶店でな」

光浦「あたしたち付き合ってるから、デートしてたんだけど」

太田アナ（アシスタント）「（笑）」

大竹「付き合ってるわけじゃないけど、一緒に行ったらね。食べなかったけどね」

光浦「食べなかったけど、おいしそうだけど、ちっちゃい小ぶりなケーキがね、小ぶりなケーキがもう1000円かぁと思って」

大竹「ねぇ。1個だよ？…美味しそうだったね」

光浦「あれはうまそうだった。味は絶対うまいはず」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分～午後3時、文化放送（FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。