会長という肩書き「川口技研 presents 久保純子 LIFE JOURNEY」

文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研 presents 久保純子 LIFE JOURNEY』。
毎回素敵なゲストをお迎えしてお送りいたします。
テーマは「オトナＬＩＦＥ」

第３５回 １２／７の放送を終えて

今週は、元マラソン選手で今年6月に日本陸上競技連盟会長に就任された有森裕子さんにお越しいただきました。

今年9月に行われた、東京で世界陸上が開催されるのは1991年以来34年ぶりとなった『東京2025世界陸上』について伺いました。
ものすごい盛り上がりで、有森さんは毎日鳥肌だったと言います。新しくなった国立競技場はスタンドが3層ありますが、隅々まで人がいたそう。有森さんは、毎日5万人が競技場で9日間観る…というのを見たことがなかったそうで、「嬉しさ半分、驚きほとんど」だったそうです。続けて有森さんは、観客がいることで、アスリートのパフォーマンスが出ると言います。「記録にも残り、記憶にも残り、感動と共に伝わるので、何が欠けてもダメで、観客がいなくてもいいだとか、それでもやるとか、競技だけでも出来ればいいとか、そういう事ではない。本当の意味でのスポーツは、この空気なんだっていう。。陸上に興味があった人以上に、元気になりたい人を元気にした空間になったのが一番嬉しかった」と、語ってくださいました。

素晴らしい世界陸上で終わった裏では、見えないところで多くのボランティアや役員など、色々な人達が大変苦労されたのを見てきた有森さんは、単に成功だねというのではなく、これを今後どういう風に活かしていけるのか、これからの方が緊張すると言います。会長という立場の有森さんですが、「手放しに喜んでいる場合じゃない」と、お話いただきました。
肩書きについて、クボジュンさんも「有森会長と言うのが緊張します」と言うと、有森さんは「有ちゃんでいいです」と答えておられました。笑

次週も有森裕子さんにお話を伺います。

お楽しみに！　See you！

【本日の1曲目】　自分をほめてやろう　／　高石ともや　
【有森裕子さん選曲】　Finally　／　布袋寅泰　
（文／スタッフＣ）