【文化放送 防災十か条】いざというときのための心得

【文化放送 防災十か条】いざというときのための心得

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災害はいつ発生するかわかりません。

文化放送では、「いつ起きてもおかしくない」災害に備える大切さを、改めて皆さんと認識するため、「文化放送 防災十か条」を定めています。

[第1条]
まず頭を守れ、身を隠せ

地震が起きたら、落ちてくるものから身を守ることが大切です。
丈夫な机やテーブルなどの下に身を伏せる。
とっさの場合には、座布団などで頭を守って下さい。

[第2条]
地震と思ったら火の始末

地震が発生してから、「火の始末をするチャンス」は3回あります。
まず、「カタカタっときた瞬間に、使用中の火を消す」
次に大きな揺れのときには、身の安全を図った後、
「揺れが収まってから、火を消す」
また火がでても、
「燃え広がらないうちなら十分に消すことができること」も
覚えておいてください。

[第3条]
ガラスの破片に気を付けよう

大地震の後は、ガラスの破片の上を素足で歩いてケガをする人が多いです。
特に夜は寝室にスリッパや懐中電灯などをおき、
日頃から「ガラスの破片から身を守る対策」を
立てておいてください。

[第4条]
入れすぎ注意の持ち出し袋

緊急時の避難には非常用の持ち出し袋があると便利です。
ただし、重すぎて非難の邪魔になると困ります。
持ち出し袋には携帯ラジオ、懐中電灯と予備の電池、
常備薬と救急セット、水と非常食、防災義と雨具、タオルなど
「絶対に必要なもの」を入れましょう。

[第5条]
避難の前に、安全確認

避難をするときには、電気のブレーカーを切り、
ガスの元栓を閉めるなど安全確認をして下さい。
復旧後の通電火災やガス事故を防ぐためです。
また、地震のあとに使用するときは、
ガス漏れや電気器具のコードの加熱などにも注意が必要です。

[第6条]
普段から、出かけるときは、忘れずに

外出の際は、
「携帯ラジオ、笛、ライフカード、ペンライト」などを
バッグに入れて持ち歩いてください。
ラジオは正確な情報を得るための必需品です。
また、笛は閉じ込められたとき、
居場所を知らせるのに役立ちます。

[第7条]
一日一回、防災意識

自宅、通勤・通学中、仕事をしているとき、買い物のときなど、
一日一回は「もし、今ここで地震が起きたらどうするか?」を
考える習慣をつけておくと、いざというときに役立ちます。
また、消火の仕方や避難器具の使い方なども、
一度実際に体験しておけば、災害時に慌てずに済むはずです。

[第8条]
家族会議で決めておこう

災害が発生した際に、家族が必ずしも一緒にいるとは限りません。
離れ離れになった時の連絡方法や避難場所などを
事前に決めておきましょう。
また災害用伝言ダイヤル「171」も覚えておいてください。
毎月1日・15日にはテスト運用もされています。

[第9条]
向こう三軒両隣、あなたが取ろう、リーダーシップ

日頃のご近所付き合いは、とても大切です。
日頃から挨拶などまめに声を掛け合うことが、
災害時のスムーズな助け合いにもつながります。
また災害時には「大丈夫ですか?」と
積極的に声を掛け合いましょう。
声を出すことで自分の気持ちが落ち着きますし、
声をかけられた人に勇気を与えることができます。

[第10条]
協力し合って応急手当

災害で重いけがをした人がいた場合、
その救命効果を高めるのは何よりも
現場に居合わせた人たちが協力しあって行う応急手当です。
きちんとした救急セットがない場合でも、
スーパーのレジ袋や大判ハンカチ、
タオルなど身近なものを利用して
できる応急手当の方法はたくさんあります。
こうした方法も日頃からチェックしておきましょう。

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