中国過剰反応、高市早苗の狙い通りかという記事に小島慶子「今、本当に踏みとどまらなければならない」
12月9日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、日刊スポーツのコラム【政界地獄耳】中国過剰反応、高市早苗の狙い通りか 日中の緊張を理由に防衛費増強・増税という記事を紹介した。
番組で紹介した日刊スポーツの記事によると、日中間がぎくしゃくしていることに高市政権を支持する人たちは「中国なしでも日本はやっていける」と強気だが、法人税とたばこ税が来年4月から増税されるのをはじめ、自民党税制調査会は防衛力強化増税のうち所得税について27年1月から実施する方針を固めた。同会長・小野寺五典は「防衛増税についての異論は特に出なかった」とした。
物価高に苦しんでいるのは高市支持者も多くの国民も同じことだが、日中の緊張を理由に防衛費増強・増税、沖縄県・与那国島のミサイル配備計画と首相・高市早苗はこれを狙っていての確信犯として中国を挑発したのだろうか。
思うつぼで中国は過剰に反応するが、内政干渉は外交ゲームとしては筋が悪く落としどころがない。ミサイルが配備されればゲームはさらに危険な状況を生む。挑発外交の計算違いは米ドナルド・トランプが高市戦略に加勢しないこと。この誤算は高市のはしごを外しやすい、と記事にはある。
この記事を受けてお笑い芸人の大竹まことは、政治家が誰一人として抑止力強化以外の戦争回避の道筋を描けていない、と発言した。
番組パートナーの小島慶子は、「今若い世代で高市政権の支持率が高いという話だが、今後仮に自衛隊の人数が不十分で、徴兵制を導入して国民を無理やり兵隊にして、自衛隊の隊員数が十分になったとして、また国民に苦しい生活を強いて軍事費を捻出して武器を揃えたとして、そうなったとしたら、中国は日本が怖いから今後手を出すのをやめようと、本当に言うだろうか。もし戦争になった時、散々国民を苦しめて整えた軍備と、無理やり整えた兵隊で中国に勝てるのか。
アメリカは今、アジアのことは自分でやってくれと言っている。
もし戦争が起きたら死ぬのは誰なのか。
今と同じようなことが、第二次世界大戦の時にもあった。80年しか経っていないのだから、歴史から学ぶことができるはず。今、本当に踏みとどまらなければならない。」と述べた。
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