「一貫して増えている」日本のコロナは世界最悪の死亡水準!? 大竹まことが聞く

「一貫して増えている」日本のコロナは世界最悪の死亡水準!? 大竹まことが聞く

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お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜11:30~15:00)。12月22日の放送は、新型コロナウイルスのパンデミックが始まった最初期からその危険性を指摘してきた著述家で工学博士の牧田寛氏を招いて話を伺った。

大竹「コロナは2025年7月まで累計の死者数が15万6516人。各年度の死者数はどうなっていますか?」

牧田「最初の19年度は、3月までの3か月しかないですから66人です。僕は年度で係数しています。理由は非常に簡単で、冬の波というのは、だいたい12月から1月にかけてピークが来るので、暦年では2つに割れてしまって、よくわかんなくなっちゃうんですね。それで、いろいろ調べて、考えて、評価して、会計年度でやっています。2020年度は9367人ですから、約1万人ですよね。21年度が2万2590人。22年度は多くて5万4926人。23年度以降はちょっと落ち着きまして、23年度が3万1091人。24年度が3万4969人。実は22年度がものすごくスパイク的に多いと考えると、21年から一貫して増えているんですね」

大竹「24年度が3万4969人って、結構、死者が増えているっていう感じしますよね」

牧田「3000人に1人死んでます」

大竹「死亡率が年々悪くなってるって伺ってますけども」

牧田「漸増ですね。あと高齢化で少しずつ増えていくのは仕方がないので、日本はあまり減ってはいないということですね」

大竹「そうですか。死者数は減っていると考えていいんですか? それともまだ増えてると思った方がいいんですか?」

牧田「トレンドとしては漸増、少しずつ増えていると。もともと日本は、日本の奇跡と称賛されたんですけれども、ところが20年から21年の冬季の第3波以降、日本の死亡率というのは、もう明らかにほかの国並みに増え始めていまして、21年から22年にかけて死亡率がアジア最悪水準。22年の夏には世界最悪だった米英に追いついています。22年から23年、要するに2022年度ですね。これは、日本は最も多くの死亡者を出して、それ以降は、先ほど言いました3万人ぐらいの水準で少しずつ増えながら、世界最悪の人口当たりの死亡水準を維持しています。要するに、その国の人口当たり、どれぐらい死ぬかで評価すると、日本は今、世界最悪です」

大竹「今、この現時点でですか?」

牧田「はい、世界最悪と言っていいです」

大竹「それは、日本のコロナ対策はちょっと変わってきたんですけども。それにも影響されてるってことですか?」

牧田「う~ん、まあ、日本のコロナ対策っていうのはかなり特殊でして、まず、感染対策しなくなっちゃいましたよね」

大竹「今はね」

牧田「それから、医療費が保険3割負担になっちゃいましたよね」

大竹「はい」

牧田「すごく高い。で、お医者さんが検査をあまりたがらない。迅速抗原検査ってのがありますけど、あれ、すごく感度が低いので、感染して発病してても陰性を出してることが多いんですけれども、それ、お医者さんだって知ってるんですけど、何度も検査をするっていうのは嫌がっちゃうんですね」

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「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後11時30分~15時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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